深セン航空 無錫便で行く中国

2016年12月作成



深セン航空(ZH)が2012年にスターアライアンスに加盟していたものの、今まで一度も利用したことがなかったので、いつものようにUAマイルを使って、試しに乗ってみた。折角なので、ニッチを狙い無錫便を利用した。無錫は上海や蘇州の近くにある町である。
経路は、KIX/MUX(無錫)/CTU(成都)/NNG(南寧)の片道で、いつものように南寧からバスでベトナムに抜け、そこから5J(セブパシフィック航空)で、フィリピンへと戻るルートである。

深セン航空は 関空からは北京行きや深セン行きもあり、成田などからの便もあるが、それよりも注目したいのは、中国の国内線のフライトが充実している点だ。UAの特典旅行で日本から中国の地方都市行きを検索してみると、今回の南寧行きも含めて、深セン航空がやたらと乗り継ぎに登場する。便利なフライトなら利用するべきだろう。少し余談だが、例えば、深セン航空も含め、雲南省の麗江に行けるのが検索で見つかった。近々試してみたい。

スターアライアンス特典での日本・中国間の国際線に関して言えば、ANAの方が食事も充実しているし、日本人なら 多くの面からANAの方が良いという人が多そうだ。もちろん無錫が目的地で、関西在住なら深セン航空ということになろう。それ以外にも乗り継ぎが便利な場合等、深セン航空に分がある場合はいろいろあるはずだ。

KIX

関空での深セン航空のチェックインカウンター
AFの横だった。

深セン航空 無錫便@関空

エアーサイドラウンジ

スターアライアンスのフライトはANAを含め多くが北ウイングから出発するが、深セン航空は南ウイングから出発する。そのためANA等アライアンスのラウンジが使えず、ターミナルビル側にあるエアーサイドラウンジを利用することになる。

エアーサイドラウンジの様子

ラウンジでの食事
結構充実している

KIX/WUX(無錫) ZH9058便 737-800

ZH9058便

ZH9058便の機内食 
中国仕様と言えそうだ。

無錫空港(WUX)

中国の大都市の空港と比べれば、かなり小ぶりだが、例えば、フィリピンのマニラかセブの空港と比べれば、同等かさらに大きく、中国仕様の大きさと言えそうだ。

滑走路側からみたターミナルの様子

深セン航空のラウンジ@無錫空港

国際線出発ロビー
台湾便が中心だが、国際線のフライトは少ない。無錫便の到着時間には、無人ターミナルとなっていた。

国内線出発ロビー
チェックインカウンターはCAと共用

WUX/CTU(成都) ZH9543便 737-800

管制からの要求で出発が30分程度遅れた。他の成都便も同様に遅れ、成都に着いたら天気は良いが、やたらと飛行機が止まっていた。どうやら、成都国際空港が混んでいるのが遅れの原因のようだ。北京や広州でも同様に混雑で遅れることが多い。

ZH9543便@CTU

成都双龍国際空港(CTU)

UAの特典旅行で日本から南寧に行くのに便利なのは、北京経由で、日本を朝出て、目的地に午後6時過ぎに到着する。それはいつも利用しているパターンで、別のフライトを試そうとしたら、夜中に着く場合が多く、それよりは、途中で空港で泊まって朝着いた方が良いと考えた。そのため、今回は成都で空港泊となった。
最初は寒さを感じなかったが、そのうち体が冷えてきたのか、少し寒くなった。やはり、冬場の空港泊は熱帯以外は、避けた方が良いと言えそうだ。

出発ロビーの様子

出発ロビーの端にあるベンチ 
ここで空港泊

CAラウンジ
ゆったりした椅子も多いが、そちらは失敗写真で
出せず。

ラウンジの食事

CTU/NNG(南寧) ZH9363 A320

先の2便は737だったが、今回はA320だった。中国の航空会社の機材は、737が多い印象があるが、Wikipediaの情報によれば、深セン航空では737とA320の保有数は ほぼ同じで、この二機種が圧倒的に多い。

ZH9363便@南寧

朝7時頃出発の便で朝食が出た。

南寧呉キョ国際空港(NNG)

以前ターミナルがあった場所の滑走の反対側に新たなターミナルができて、そちらに移った。別途南寧を取り上げていて、そちらでも空港の様子を紹介している。新しいターミナルも様子も、そちらで取り上げるつもりで、ここでは、新空港の出発ロビーの写真だけ載せておく。

出発ロビーの様子@NNG


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