A day in Miami Clay hotel part 2

2006年5月


マイアミに これまで何十回行ったか正確には覚えていないが、最近は いつもサウスビーチのクレイホテル(Clay Hotel)に泊まっている。と言っても、泊まるのは当然だが値段が安いホステルの方ある。深夜空港市バス Airport Owl(236番)のお陰で、深夜到着・早朝出発でも問題なく、安上がりにサウスビーチまで行けるようになったのが心強い味方となっている。そのため空港周辺のホテルに泊まるのはやめて、すべてこのクレイホテルに直行している。ホテルの前にクラブがあったりして、ここの宿泊客は夜行性の人が多い。深夜に相部屋にチェックインしようが、早朝に相部屋からチェックアウトしようが全く問題ない。

クレイホテルのホステルは、値段が安くて、飛行機の発着時間にもマッチしていることに加え、インターナショナルなところが良い。先日泊まった時には、到着した日 同じ部屋にフランス人とアイルランド人、そしてニューヨーカーが泊まっていた。翌日には さらにスペイン人とフィンランド人がやって来た。スペ、フィンと略称しておく。
スペはほとんど英語が話せない。しかしながら、ラテン系の陽気なノリで、しきりに話しかけてくる。彼が言うにはマイアミではスペイン語で十分だとのことだ。私の方で練習中の状態がずっと続いているセブアノ語にスペイン語が多く含まれていることもあり、彼が言うことを何とか理解しようとするが、簡単ではない。日本のことを知りたがるので、こちらは英語で説明するのみである。 悪戦苦闘していると、今度はフィンがやって来た。彼は英語も問題なかった。祖国で大工をしているそうだ。旅行が趣味で、中南米に長期で出掛けたことがあるとのことだ。そして、現地でしばらくスペイン語学校に通ったこともあるそうだ。
フィンとスペは、スペイン語でベラベラしゃべり出した。フィンはヨーロッパ人だから、スペイン語も簡単に習得できたのだろうと、最初は私は思ったが、これは当たってはいなかった。スペイン語〜英語〜ドイツ語〜スウェーデン語 これら それぞれの隣同士の言語は、素人の私の目にもかなり近いように感じる。フィンランドは スウェーデンの隣国なので、言葉も近いだろうと思っていたが、そうではないとのことである。そう言えば、フィンランドの人々はアジアが起源と 以前聞いたことがある。スペイン語をマスターするのは、実は容易ではなかったのだろう。
最初は少し懐疑的になったが、とにかく、私はフィンがスペイン語をマスターしていることに感動した。
これに対して、私の方は、何年経ってもセブアノ語は500語レベルを続けている。集中学習すれば、3週間で到達できる程度のレベルだ。とても単純な話だが、フィンのようにまじめに取り組んでレベルアップしたいものだ。

クレイホテルはいろいろな刺激が得られて楽しい。


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