北京を歩く

まずは歩く前に注意。 北京は大都市。とても全体を歩き回ることはできない。しかし、ついつい5km、6km歩いてホテルまで帰って、くたびれたというような人が出てくる。歩くところは歩き、うまくバス、地下鉄も利用するのがポイントだ。その中で、地下鉄は簡単で解りやすいが、バスの路線は特に初心者には分かり難い。そこで、お薦めなのが、北京旅游交通図。売店で3元程度で買える。これを見ればバスも簡単に乗れる。

巨大な建物が続々出現

2年前と3年前に北京に来た時には、やたらと建築が続いていた。それが、今回はかなり完成していて、土地をふんだんに使った巨大な建物がたくさん出現していた。試しに、出来たてのショッピングモールに入ってみたが、中は米国や香港ののショッピングモールと変わらぬ近代的な造り。ところが、場所代を反映してか、値段も日本や欧米並。開店早々ということもあってか、客はまばら。今後の動向が楽しみだ。商売上手な中国のこと、安売りの店が登場しくるのか、はたまたバブルで高く売り払われるのか? 一昔前、東京を売ったら米国が買えるという奇妙な時代があったが、北京を売ったら世界が買えるようになる? そんな想像をして見たくなる発展ぶりだ。

何かと話題の某Sデパートも、近くに立派な店舗を構えていた。

新しくできたショッピングモール @北京市 西単
内部が、未完成だが、500mはありそうな、一連の巨大な建物。 @王府井 地下にもショッピング街ができた。ルーブルのような三角窓から日光を取りこんでいる。 @西単

外資系某牛丼店の受難

牛丼は、中が10.9元、大で14.9元。 一方、近くに定食屋があり、5品で12元。牛丼の倍以上のお値打ちだ。その結果、定食屋は200人以上の大入り。それに対して、牛丼店は写真のとおりだ。この店も今後の動向に注目したい。値段を下げるのか? はたまた、定食が充実するようになるのか? はたまた、マイルのようなポイントを出して、上級会員には値引きするとか??

外資系某牛丼店

牛丼中 10.9元
味はまあまま

定食屋

星巴克コーヒー(STARBUCKS COFFEE)

先日米国の新聞で読んだが、特にUAユーザーは御馴染みの星巴克コーヒーは、アジアに店舗を増やすとのこと。北京にも何ヶ所かできていた。値段は、大、中、小それぞれ15元、12元、9元。ビール大瓶3元と比較すると割高。その結果ここも空いている。本でも持って行って、しばらく粘っているのが良さそうだ。
味は、他の米国で飲むのと同じ。違いは、店内で飲むと定番のプラスチックカップでなく、マグに入れられること。

ここも、今後の動向が楽しみな一軒だ。インフレでビールや他の飲み物が値上がりして、相対的にコーヒーが安くなり、店が賑わうという可能性もありうる。

星巴克コーヒー(STARBUCKS COFFEE)

内部は、外国の星巴克コーヒーと変わらず綺麗

カラフルになった服装

特に女性はお洒落になった。夏場は、何を血迷ったかと言いたくなるほどスケスケの場合も多い。中国で、年間4000万台以上生産すると言われているテレビの影響が大きそうだ。アナウンサーも、タレントも皆お洒落になった。


町を行く若いカップル

有料トイレ(厠所)文化の崩壊??

中国では欧州のようにトイレが有料な場合が多い。料金は最近では3角(0.3元)だ。ところが、先に紹介したように、ショッピングモールがたくさんでき、そこには無料のトイレがある。有料より無料の方が良いに決まっている。有料トイレは衰退していって欲しいものだ。

公共厠所(公衆便所)

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