特集 ラオス北部の旅

第六部 ビエンチャン

 2016年 7月作成  
2018年11月更新  


(→ 2018年11月更新: 長距離バスターミナルからの市バス、空港バス & 日本料理店の栄枯盛衰へ)

ビエンチャンはラオスの首都で、十数年前に現地に住んでいた友人の話では、当時は、町の中心部でも田園風景が広がって、のどかなものだったそうだ。しかし、最近になって自分で行って見たら、開発が進んで建物が並び、大きな町になっていた。

中国のシーサンバンナからバスに乗り 南下して ラオスに入り、その後も 陸路南下して、ビエンチャンまで到着。ここから国際バスでタイに入り、寝台列車でバンコクに向かった。

(2回目は、ベトナムに近いラクサオからバスで到着した。 2018年)

町の様子

大統領府
PALAIS PRESIDENTIEL
国立博物館

ワット・シーサケット(Wat Sisaket)
16世紀に建てられた歴史のある寺院
右の写真のドラは通常なら たたくのだろうが、見ての通り 観光客が順番に撫ぜて音を出そうとしていた。
タート・ルアン(That Luang)
ビエンチャンのシンボルとなっている黄金の塔
Wat That Luang Neua
黄金の塔の横に建つ寺院
パトゥーサイ(Patou Xai)
パリの凱旋門をモデルにして建てられた戦没者慰霊門
草が覆い茂るメコン川の河原
遠くの川のその向こうがタイ側

町の中心部の通りの様子
安宿街 タラート・サオ・モール

個人的な話だが、日本人の友人が昔住んでいたという大きな家を訪ねてみた。郊外にあり、自転車に乗って探すのは結構大変
だった。

ワット・ホーパケオ What Ho Phra Keo 2018年

メコン川沿いの露店 2018年

新しくできたショッピングモール 2018年


ビエンチャン市内のバス(2018年11月)

長距離バスターミナルからの市バス

ラオスで長距離バスに乗ってビエンチャンにやって来ると、通常サウス・バスターミナルまたはノース・バスターミナルに到着する。ラオスでは長距離バスターミナルは郊外にあることが多く、そこから町中に移動するのに、外国人向けにトゥクトゥクが待機していて、これまでの経験では、料金は3万キープと言われることが多く、割高に感じる。そこで、これに対抗して、ビエンチャンの長距離バスターミナルから市バスで安く町中へ移動する方法を紹介しておく。下のルートマップの通りで、ノースバスターミナルからは8番のバスでCBS(Central Bus Station、タラート・サオ・バスターミナル)まで 行ける。サウスバスターミナルからは 23番または29番のバスが利用できる。運賃は、3000キープ〜5000キープで、トゥクトゥクと比べ格安だ。CBSから町中の安宿が集まっている地域まで、歩いても10分程度の距離である。ノースバスターミナルからだと、安宿の集まっている地域を通過するので、さらに便利である。

市バスのルートマップ@ビエンチャン

日本の援助による市バス

トゥクトゥク

空港バス

ビエンチャンに空路で到着した場合には、CBS行きの空港バスが利用できる(下のルートマップを参照)。料金は1万5千キープ。空港は町の中心から遠くないので、日本人の感覚だとタクシーでも十分安いと言えるが、白タク・雲助タクシーが不安で、空港からタクシーに乗りたくない人は少なくないはずだ。運行は1時間に1本から2本で、深夜、早朝は便がない。

空港バスのルートマップ@ビエンチャン

国際バスでタイへ

隣国のタイには、町の中心部にあるタラート・サオ・バスターミナル(中央バスターミナル)から、国際バスで簡単に往復できる。

タイ行き国際バス@CBS



ビエンチャンの日本料理店の栄枯盛衰(2018年更新)

海外で日本料理店を見かけることは多いが、ビエンチャンでも同様で 日本料理店は少なくない。ビエンチャンは首都でも そんなに大きな都市ではないが、その割には結構日本料理店を見かける。
ビエンチャンを訪れた初回、二回目とも、せっかくなので、日本料理店を、歩いて見て回った。その結果 わずか2年ほどの間でも動きが激しく、その間につぶれずに残っていた店は1軒だけだった。また、今回新たに見かけた店も多いが、とにかく、今後も長く続けてもらいたいものだ。

サバイバーは1軒のみ(2016年〜2018年)

初回、二回目と、店が続いているのを確認できたのは、OSAKA SUSHI 一軒だけだった。試しに入ってみようと思ったものの、タイムアウトしたので、中の様子は分からない。外のボードによると、パンケーキ等もあり、多角化しているようだ。

大阪寿司

往年の名選手

初回に見かけた中の3軒は、今回 回ってみると既に無くなっていた。どこか別の場所に移転しているのかもしれないか、探した範囲では見つからなかった。もともと立地のよい場所だったので、移転する必要もなく、店を閉めたのだろう。

キッチン東京

東京焼肉 和ラオ

あたらに見かけた店(新規出店?)

無くなってしまった店がある一方、前回見かけなかったあらたな店も少なくない。今回歩いた中でも四軒見つかった。

Tokyo Sushi
かなり大きな店

酉圓屋
TORIMARU


店先の提灯に書かれた「勢いとノリでごまかす」という言葉が気になったが、
正直だと肯定的にとらえたい。

ITALIAN TOMATO
日本料理とイタリア料理が同居


ビエンチャンで食べる

町の中心部の外国人が沢山泊まる宿のあたりは、レストランも外国人向けが多く、庶民的な味、値段を期待しにくい。そこで、少し離れたところまで出向いてみたら、現地人価格で安くて美味しい庶民的な店が見つかった(右写真)。 行き方は単純で、庶民的な店で、流行っているところへ入れば良い。

パッタイ

町の中心部を歩いていたら、現地の人でにぎわっている飲茶屋を見つけたので、試しに入ってみた。





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