2008年4月
航空ファンなら、これが この旅のメインイベントとなるはずだが、私の場合、フライトは手段で、現地を旅するのが目的の方だ。しかしながら、この便については、これを直行便にして欲しいとまでは言わない。アイランド・ホッピング便を指定したわけではないが、やはり一度は乗りたい路線だった。
折角なので、旅程表を載せておく。
4月10日 CO957便
Majuro, Marshall Islands(MAJ) 10:55発 - Kwajalein, Mashall Islands(KWA) 11:50着、所要55分、268マイル
Kwajalein, Marshall Islands(KWA) 12:35発 - Kosrae, Caroline Islands(KSA) 12:35着、 所要70分、402マイル、軽食
Kosrae, Caroline Islands(KSA) 13:20発 - Pohnpei, Caroline Islands(PNI) 14:20着、所要60分、344マイル
Pohnpei,Caroline Islands(PNI) 15:00発 - Truk, Caroline Islands(TKK) 15:11着 所要71分、439マイル
Truk, Caroline Islands(TKK) 15:50発 - Guam 17:20着 所要90分 635マイル 軽食往路の失敗して、窓側の席ではなかったので、復路は早めに空港に行き、カウンターで窓側の席を指定した。
マジュロ(Majuro)
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浅い島の並びはここで切れる |
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マジュロから船で簡単に行けて、宿もあるそうなので、行きたくなったが、残念ながらタイム・アウトした。
マジュロ環礁のすぐ隣のArno環礁 クワジェリン(Kwajalein クェゼリン)
基地があるので、飛行機から降ろしてもらえなかった。Wikipediaによれば、ここも第二次世界大戦の玉砕の地で、日本軍8110名中戦士7870名とのことだ。
クワジェリンとコスラエの間で、最初の食事が出された。ハムサンドイッチで、暖かくはないが、この程度であろう。 コスラエ(Kosrae)
ここには基地はないので、飛行機から降ろしてもらえた。
パンフレットが置いてあったので、もらって帰った。パンフレットによると、マジュロとは違ってこの島には、ホステルがない。しかし、その代替案としてホームステイをアレンジしてもらえるそうだ。1泊15ドル〜30ドル程度払えば良いとのこと。1週間泊まれば、家族の一員と見なしてもらえるそうだ。島民は昔ながらの自給自足の生活で、物質的には豊かではないので、滞在中 1、2度は生活雑貨を買ってあげた方が良いとも書かれていた。日本で食料や雑貨を沢山買って支援物資として持って行ったら喜ばれそうだ。
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マジュロ、ポンペイ、トラックなどと比べ、さんご礁も少なそうで、山に覆われ、南の楽園の島という感じには見えなかった。 |
空港の建物 建物の中
パンフレットが置いてあった。
コスラエとポンペイ間にあるミニ環礁。(二つの写真は角度が違うだけ) ポンペイ(Pohnpei)
こうなったら、降りれるものは全部降りようと、調子に乗って、空港に行ってみたが今度は、何もパンフレットはなかった。ラウンジがあって、エリートカードを見せれば入れるかと期待したが、締まっていた。トランジットで降りたのは、私だけだったので、また戻ってきたのかと、フライト・アテンダントから呆れられそうになったが、こちらは客なので問題ない。
機上から見ていい感じのさんご礁 リーフは海岸から結構遠い 切り立った山もある
空港の建物 待合室 ラウンジ 休業中? トラック(Truk)
こちらも環礁だが、マジュロと違うのは、環礁の中にも沢山の島があることだ。環礁が大きいのが影響していそうだが環礁がどのようにできるのか、まじめにお勉強した方が良さそうだ。インターネットで調べたところ、沈降説が定説になっている。最初は火山島で周囲にさんご礁があったものが、太平洋プレートの移動と共に、徐々に火山島は沈んでいき、さんご礁だけが残ったということだ。さんご礁も徐々に沈んだのだろうが、負けてはならぬと、上へ上へ成長していったのだろう。
砂洲のように、砂が流れに乗って伸びていき、輪になるような成長話があるのかと思ったが、そうではないようだ。マジュロで離れ小島に泊まって、観察したところでは、貿易風による波と、環礁の外からの波が、両側から環礁を盛り上げるように寄せていたのは分かった。しかしこれも季節があろう。やしの実が流れ着いて、それが成長して、環礁の島を固定するのに貢献しているのも容易にわかった。しかし、波でやしの木の根がほじくり出されて、倒れてしまっている場合もあった。
環礁ができるのは、沈降説で説明できそうだが、そこに小島ができるのは、やしの実君のパワーも含め、いろいろな要素がありそうだ。泊まった無人島の横には、新島候補の結構盛り上がったところが何箇所かあった。両側からの波で、さらに盛り上がり、満潮でも沈まなくなったら島と言えるのだろうが、それが確固たるものとなるには、やしの実君が流れ着き、そこで成長してくれることがポイントになろう。フィリピンで、ココマウンテン・チャンピオンシップを開催していて、やしの実は相当数相手にしているが、そちらは、放っておいても、なかなか成長しない。一方、マジュロのやしの実は、種類も違うが、繁殖力が旺盛だ。すぐに芽が出て、根が張り出す。流れ着いて、繁殖していった太古からの歴史を容易に想像することができる。
トラック環礁 マジュロに比べると、環礁の上には
島は少ない環礁の中には、沢山 島がある。
島のようす 環礁の内側にあるさんご礁
空港の建物
建物は新しくて、観光に力を入れているのだろうと想像された。
空港の近くには、大型のクルーズ船も停泊していた。
トラックとグアムの間で、二度目の食事が出た。同じサンドイッチだが、途中の空港で、店もなく、お腹が空いているので、問題なく食べられた。サンドイッチ以外は変えていたが、できればサンドイッチの種類を変えるか、それ以外にして欲しかったと思うのは、私だけではなくて、ほとんどの乗客が同じだろう。