特集 DL特典旅行で行くベトナム ニンビン

第一部 ルート、フライト、空港、ラウンジ

 2011年3月作成   



タムコック(Tam Coc)

バンロン(Van Long)

DLの特典旅行でベトナムに行った。実際には、フィリピンに数ヶ月戻るついでに、特典旅行のストップオーバーを利用してベトナムにも行っただけだが、フィリピンの話は別途詳しく取り上げているので、ここでは、ベトナム行きの方を紹介する。

また、最近になって特典旅行のマイル切り上げのため、このルートでは必要マイルが増えてしまったので、既に今は昔の話になってしまったとも言える。ハノイまで行くなら、特典旅行は南寧までにして、バスでハノイに向かうというようなことで、マイル切り上げに対抗するしかない。

ニンビンは、ハノイからバスで2時間ほどで行ける風光明媚なところである。

ややこしい経路

DLの特典旅行だけで済めば分かりやすいのだが、その前のUAの特典旅行の帰りのチケットが残っていたのと、フライトがキャンセルになったのとで、経路は複雑になってしまい、しかも日本とフィリピンの間を 寄り道しながら2往復したので、さらに複雑だ。

1往復目

NGO/MNL(DL) DLの特典旅行。 
MNL/DGT/MNL(5J) フィリピンの国内線を別途購入。
MNL/HKG(5J) DLの特典旅行でベトナムに行く予定が、台風でフライトキャンセルを食らい、別途、5Jの香港行きを購入。
HKG〜海南島 陸路で移動。ベトナムに行く予定を変更して海南島へ。
海口/KMG(CZ)  バスより南方航空利用の方が安かった。
KMG/SHA/KIX(CA) 前回のUAの特典旅行の復路。

ここまでは省略して この後から書き始めた方が分かりやすいのだが、DLの特典旅行の必要マイル切り上げで、今後はDLのCクラスに乗ることもなくなりそうで、最終回の搭乗記録と思って書き残した。

2往復目

NRT/TPE(UA) UAの片道特典。 フィリピンからの帰り用のチケットが一枚余分にある ややこしい状態が続いていたのをリセット。
TPE/MNL(5J) 
MNL/DGT/MNL(5J) フィリピン国内線を別途購入。
MNL/CAN/HAN(CZ) 前回、台風でキャンセルになった分を予約し直し 今度こそベトナムへ。
HAN/NGO(VN) ベトナム航空に初挑戦。しかし、特典旅行必要マイル切り上げのため、これもDLのCと同様、今後は乗らないかもしれない。


NGO & DL629便 NGO/MNL

航空会社の都合に翻弄されていると言えば まさにそうなろうが、これまで繰り返し利用してきたNW,DLのNGO/MNL間のCクラスの特典旅行は、特典旅行の必要マイル切り上げのため、今後は利用しないことになりそうだ。
90年代から2000年頃まで、UAで北米経由で欧州に何度も飛んだが、そのルートが大幅値上げになってから 欧州に行ったのは、SQを利用してスペインに行っただけ。これと同じようなことになりそうだ。ただし、フィリピンには戻らないといけないので、これ以外のお得を探すだけだ。

搭乗口付近@NGO

DL629便 NGO/MNL

DL629便の機内食

この後 日本に戻るまでのフライトは、ここでは省略して、必要なら別途取り上げる。

NRT

もぐりと言われそうだが、久々のUA搭乗でNRTを利用した。ほとんど自明だろうが、時期を含めた記録として残しておく。

出発ロビー

搭乗口付近

RCC@NRT
ちょっと暗いと思うのは
私だけではないだろう。

RCCの食べ物
DL(旧NW)の影響を受けて、
良くなったと言えそうだ。

NRT/TPE UA837便

これもNRTと同様、ほとんど情報が無いとも言えるが、今後の時系列的な比較のため、記録にとどめておく。食事はそんなに悪くない。片道特典を利用したのはこれが始めてだが、何とか席は確保できた。ただし、往復特典をUAのサイトで予約する場合に、カレンダー表示で、行き帰りのどちらかで、空席がある月を表示させてから、もう一方のフライトの月を表示させると、空席のある日が新たに出現することがあるが、片道特典では それができないというディメリットもある。
XYで片道12500マイルというのもイマイチだ。

UA873便 744

UA873便の機内食

TPE & TPE/MNL 5J311便

深夜のフライトで空港は閑散としていた。空港バスは夜遅いと便数が減るが、早めにバス乗り場に行って 待っていればそのうち出発する。日本人で この便を使う人は少ないが、KIX/TPEをジェットスターで飛んで、これに乗り継ぐパターンの人を台北のホステルで見かけたし、私も次回 同じルートで飛ぶ予定で、その時に再度取り上げるつもりだ。

MNL & MNL/CAN CZ398便

冬場フィリピンに居た後、日本への帰る前にベトナムに寄り道した。航空券の上では、フィリピンがストップオーバーで、遠い方のハノイが最終目的地ということになろう。当初は10月にこのフライトに乗る予定であったが、台風で飛ばなかったので、2月に変更した。そのためスケジュールが変更になり、当初は広州で1泊しないと乗り継げなかったものが、当日乗り継ぎが可能になった。

MNLには最近はターミナルが1〜3まであり、大よそ、ターミナル3が5J、ターミナル2がPAL、その他がターミナル1という割り当てになっている。この分類に従い、今回はターミナル1から出発した。

ラウンジ @MNL

ラウンジにある食べ物

ゲート付近

CZ398便 MNL/CANの食事

CAN & CAN/HAN CZ371便

フィリピンは常夏だが、広州、ハノイは寒くなることもある。搭乗は2月で、目的地の気温は広州が7度、ハノイは15度ということであった。しかし それは飛行機に乗ってからアナウンスされるだけである。フィリピンボケしているので、寒いのを忘れて、上着も預け荷物に入れてしまい、半袖のまま、途中少し寒い思いをした。実際には途中は良いのであるが、もしも荷物が着かなかったら、ハノイで厳しい状況になる。失敗してしまったが、なんとか荷物は届いて事なきを得た。

CZのラウンジ@CAN

ラウンジの食べ物

CZ371便 A321 CAN/HAN

CZ371便の機内食

HAN(ハノイ・ノイバイ空港) & HAN/NGO VN966便

空港バス

ハノイ・ノイバイ空港からのタクシーと言えば、ボッタクリの国ベトナムの中でも、とりわけボルという悪名高いルートである。今回は、深夜到着なので、空港で夜明かししてから、ハノイに出るというのが当初の計画であった。しかしながら、空港に着くと深夜12時頃でもバスがあったので、渡りに舟で バスに乗ってしまった。お陰でバス代は3万ドン(約120円)で済んだが、別途紹介したように、その後失敗した。町中で軒並み宿が閉まっている中でホテルを探してウロウロしていたら、後からバイクタクシーのドバイバーにつけられ、荷物を盗まれそうになった。盗人が走って逃げるところで気づいたので、追いかけて取り押さえて、盗まれたものを取り返した。

ジェットスターの空港バス

空港バスに話を戻すと、今回利用したのは ジェットスターのバスで、ジェットスターのフライトは利用していないが往復ともこのバスに乗せてもらえた。ただし混んでくると、ジェットスターの利用者が優先されるのではという不安は少し残る。空港からは発車間際ですぐに出発し便利だったが、帰りの空港行きはタイミングが悪く 1時間半近く待たされた。

どうやら便数は多く無さそうなので、もう一つの小型のバン・タイプの方も試したら良さそうだ。

空港は、以前に写真を紹介した時と特に変わりはなかった。他の国の大都市の空港と比べるとかなり小さい。

ノイバイ空港の搭乗口付近

今回は、VN便に初めて乗ったが、期限切れぎりぎりのDLのプラチナのカードで、ラウンジに入ることができた。初めてなので、ラウンジのことをインターネットで下調べしておいたが、食べ物は乾き物しかないという情報しかみつからなかった。しかし、実際には、そこそこの食べ物が置いてあり、ベトナムなので特に春巻きを重点的に食べた。

VNラウンジ@HAN

ラウンジの食べ物

VN966便名古屋行きは、深夜便で 乗ったら ひたすら寝るだけだったが、朝食は、米国の航空会社とは違い、夕食並みの食事内容であった。残念ながら写真を撮り忘れた。

VN966便 HAN/NGO





特集のページへ戻る