フィリピン・パラワン特集

Taytay

2008年 12月作成



エルニドへ行く途中でタイタイ(Taytay)の町に立ち寄ったので、その時の写真を少し紹介しておく。
海沿いにある要塞が、今は町の人や観光客のために綺麗に整備されて気に入ったということもあり、この町の印象は悪くない。プエルト・プリンセサとエルニドの間の陸路の移動は長丁場なので、ここで、One stopしてみるのも良さそうだ。私の場合は、Port Bartonにも行ったのでTwo stopだった。

パラワンで ありがちなようだが、この町でも昼間は電気が来ない。泊まった宿の従業員の話では、供給は5:30PM〜翌朝5:00AMとのことであった。実際には、フィリピノ・タイムで6:00PM過ぎに電気が来た。しかし、すぐに切れた。シキホール島でも良くあることだが、フィリピンではBrownoutと呼ばれている停電である。 いつ頃復旧しそうか、宿の人に無理な質問をしてみたら、案の定、 見込みを言うのは難しい、という返事が返ってきた。それでも、「8:00PMか8:30PMには復旧いているだろう」と、これまでの実績をもとに、付け加えてくれた。実際にも7:40PM頃復旧して、適切なコメントだったことが分かった。ただし、その後も扇風機の回転数が不安定で、電圧が変動しているようだった。発電機の回転も不安定で、踊る発電機かと想像された。そして、電球の明るさまで踊り出したかと思ったら、再び停電した。11時頃の話である。今度は、復旧することなく、そのまま朝を迎えた。
シキホール島では、24時間電気は供給されることになっているが、似たようになることもある。

以前の私のところへの訪問者で、タイタイに家を建てたという日本人がいたので、町の人に聞いて、家を訪ねてみようかとも思ったが、町に着いたのが午後3時で、程無く日が暮れてしまったので断念した。

Fort Isabella

ガイドブックによれば、スペイン人がパラワンにやってきた当初は、タイタイの町が中心地となって栄えたそうである。その名残りを伝えるのが この要塞である。米国のフロリダ州のSt.Augustineに行った時も 同様の要塞を見たが、こちらは南国の植物が綺麗に植えられていて、St.Augustineのものより雰囲気が良い。

Fort Isabella

内部の庭が綺麗に整備されている。

市場

バスの移動で、昼飯を食べそびれたので、何か少し食べようと店を探していたら、市場の横でバッチョイの屋台を見つけた。量は少なかったが、おかず一品がたいてい40ペソもしている中で、バッチョイは20ペソ。とてもお得な値段だった。小さな町なので、地図などなくても、少し歩けば市場に出てしまう。

バスターミナルにもなっている
市場の周辺

バッチョイの屋台

バス乗り場

前日、プエルト・プリンセサからエルニドまで行くバスに乗り、混み合ってうんざりしていたので、タイタイ始発のバスがないか聞いてみたら、9:30AMに出るとのことで それを利用した。これに乗れば、プエルト・プリンセサから来る始発のバスより早く着くので、エルニドで海沿いの良い部屋を見つけられる可能性が高くなる。

バスターミナル
他にも 市場の横のターミナルや、
バン会社の専用ターミナルもある。

エルニド・タイタイ間の路線バス
チャリティー・バスと書くと、
勘違いされそうだ。

朝 エルニド行きのバスに乗り込んだら、出発予定時刻より早く動き出した。何が起こったのかと思っていたが、港へ荷物を積み込みに行くのだった。 バスの中で しばらく港で待っていると、離島から小舟が着いて、客を降ろした。身軽な旅をしていれば、この手の渡し船で、いろいろなところに行けそうだ。

その他の施設

教会

町役場

宿

今回泊まったのは Pem'sというところで、ビーチリゾートではないが、コテージで庭もあり、雰囲気は悪くない。エアコン付きのP1000と、エアコンなしのP400の二つの部屋があったが、当然安い方を選んだ。学生の下宿屋も兼ねているようで、週末で、学生は みんな延々と洗濯をしていた。

他にも、2箇所 宿を見つけたが、庭もなくて、まさに泊まるだけという感じで、Pem's以外に選択枝はないと言っても良さそうだ。 タイタイの沖合いの島には、有名な高級リゾートがあるが、そこは、安宿中心にまとめている ここで取上げるようなところではないので 省略する。

Pem's Pension House


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