ラピッド・シティ特集
〜後編〜

2000年6月


バスツアー

ラピッド・シティ郊外の見所を回るには車が必要だ。レンタカーを借りるか、バスツアーに参加するのが一般的。今回は無料航空券だったので、高い車の保険代は似合わないと、バスツアーに決定。1日回って35ドルだった。
しかし、好きなところを回れるので、ほんとはレンタカーも捨て難いものがある。


Mt. Rushmore

Mt. Rushmore(ラシュモア山)は、民主主義の神社(Shrine of Democracy)と呼ばれていて、メッカへの巡礼や、昔の伊勢詣を思わせるものがある。一生に一度この地を訪れんとやって来た、米国人老夫婦の姿をやたら見掛ける。

途中の道は良く整備されている。観光開発が進み、毎年のように周辺の様子が変わるそうである。

山の麓には屋外音楽堂がある。
すぐ近くまで行くための遊歩道。坂もあり良い運動になる。

晴天で良かった。
下から見ると岩が転がって来そうで、ちょっと不安。

山の裏側。車で通過するだけなので、はっきりとは、分かり難い。

Crazy Horse

インディアンのリーダー「Crazy Horse」に因んで制作中の山彫刻。22階建てのビルの高さがあり、Mt.Rushmore の彫刻より大きい。はっぱをかけて、その後、彫刻家が細部の形を整えて造り上げていく。造り始めて50年以上経っているが、いつ完成するかは、天候と収入次第。よくわからないとのこと。空港や都市交通の建設など、スケジュールを公表していながらダダ遅れするものが多い中、こういう正直なプロジェクトには、かえって好感を持てる。

Crazy Horse のミニチュア版
手前の観光施設から見たCrazy Horse

CUSTER START PARK

広々とした公園だ。時間をかけて、ゆっくり歩き回ると楽しいだろう。
公園内にはバッファローが住んでいる。

ところどころに岩山がある。
岩をくり貫いたトンネル。ここをバスも通過する。
バッファローがいるのだが、道路に近寄って来ないため、見難い。 大規模な山火事の後の山。緑は戻って来ているが、木々が生えるのはいつの日か?

都市・空港ガイド(ラピッドシティ)



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