スペイン特集 第四部

マドリード 偏向写真集

2002年4月


マドリードは大都市で、普通の観光客が行くところも多い。しかしながら、マドリードの物価、特に宿代は他の都市と比べて以上に高く、経費削減の意味合いからは、マドリードは素通りして、コルドバなどの地方都市にバスで直行することをお勧めしたい。そのため、ここでは、多くは紹介しない。偏向と言われるかもしれないが、個人的に興味があるところだけ写真を挙げた。

プラド美術館

偏向写真集ではあるが、マドリードでプラド美術館が最初に来ることに異議が出ることはないだろう。有名な絵が沢山あるが、私の場合はラス・メニーナス 1枚をを見るのが目的。18世紀以前の絵画は、なんとなく暗く感じられて、個人的には 興味がないのだが、この絵だけは例外だ。

プラド美術館

プラド美術館の主

ベラスケスのラス・メニーナスの一部

ゴヤの「着衣のマハ(マヤ?)」と「裸のマハ(マヤ?)」

ソフィア王妃芸術センター
Museo Macional Contro de Arte Reina Sofia

ピカソのゲルニカが展示されていることで有名。ピカソの特別展もあったので、作品数はパリのピカソ美術館以上だった。
ミロの作品も豊富。ダリも20枚。その他、モダンアートがいっぱい。ダリの絵を見て、いつも感じることは、彼こそは、世界中で、最も自分らしい人生を送った代表人物に違いないだろうということだ。自分の書きたいように書いている。

残念ながら、館内は撮影禁止。

おみやげに、ピカT、ミロT、ダリTが良さそう。しかし、これら3つは、値段がその他の倍。著作権か何かで高くなっているのか? とにかく、予算不足で購入はあきらめた。

空港の近くにある巨大パルケ

parque JUAN CARLOS I

空港から、地下鉄に乗り町へ向かう次の駅に、巨大なパルケ(公園)がある。地図でみていても、他の場所とは、全く異なるので何があるのか確かめに行ったところ、このような公園になっていたのだった。

冬場以外は日中暑いスペイン。夕方になって散歩にやってくる人が目立った。地図で見たところ1km四方をはるかに上回る大きさ。スペインは日本と違い、土地が ふんだんにあるということを感じさせるに十分な公園であった。

巨大公園

歩いて回るのは大変だ。マウンテンバイクで走っている人が結構いた。

広いので、あまり整備されていないところが多いが、奇麗な庭園になっているところもあった。

マドリード宿泊情報

Hostalと呼ばれる宿は沢山あるので、安宿の相場だけを紹介しておく。

二畳半 壁の板張り?

シングルで最低のレベル。約1300円払った。
この狭さは、台湾の阿里山の宿以来だ。しかし、アリさんでは、狭いが ヘアの手入れは行き届いていて、気持ち良く泊まれた。
それに対し、こちらは、閉所恐怖症になりそうで、一晩で退散してしまった。

普通の安宿は、単人房 2500円程度

何軒か当たってみたが、マドリードの町中では、部屋の広さといい、設備といい、ほぼ同じような状況だ。4畳半の部屋に、さらに、シャワー、トイレが付くくらい。どこの国でも同じだが、地方に行って泊まった方が安上がりだ。倍近い差がある。一般にスペインは日本に比べ宿が安いので、2500円程度でも高く感じる。




特集のページへ戻る