台湾特集

第一部 ジェットスターで台北へ、さらに5Jでマニラへ

 2011年4月作成   



フィリピンと日本の移動の間に、これまで いろいろなところへ寄り道したが、普通に考えると一番便利な寄り道先は、日本とフィリピンの間にある台湾であろう。既に前回、台北にて UAと5J(セブパシフィック航空)を乗り継いでみたが、今回は、LCC同士で、ジェットスターと5Jを乗り継いだ。

最近は、中国などで出会うバックパッカーで、なぜか、マニラへ行ったという人が少なくない。5Jで関空からマニラ経由で香港などへ飛ぶのである。5Jなら、エアアジアなどと同様片道単位でチケットが買えるので、バックバッカーで予定があまり決まっていなくても、帰りの分は、また後から買えばよい。

このルートを少し変更して、今回のように、ジェットスターを利用すれば、追加で台湾にも行けてしまう。折角なので、いろいろと回りたい人には、かなりコストパフォーマンスの良い方法と言えよう。

KIX/TPE ジェットスター

LCCなので、食事も飲み物もでない。飲み物は、搭乗口付近に自動販売機があるので、そこで買って持ち込む人も多い。食事の機内販売もあるが、LCCで節約ムードなので、そんなに売れているようには見えない。午後7時頃に桃園空港に着くので、台北に着いてから、士林夜市などの屋台に繰り出す日本人も少なく無さそうだ。

チェックインカウンターはDLの横だった

ゲートは9番。昔UAでよく使った。

機内の様子

TPE/MNL 5J

5Jはこれまで何度も取り上げているので、説明の必要もなかろう。このルートは、コタキナバル便と同様、999ペソのバーゲンをしていることが多いので狙い目だ。スケジュールはその時々で変わるだろうが、だいたい深夜1時台に台北を出発して、早朝3時台にマニラに到着する。到着するターミナル3では、夜 寝ている人がやたらと多いので、少し仮眠していくと良いだろう。

出国チケット

片道チケットを利用する場合に注意しないといけないのが、出国のチケットである。同じ場所で海外発券を繰り返している人が、自転車操業で、さらにその次の分のチケットを買うことになる場合が多いが、同様の話である。今回の場合には、台湾に入国する時に5Jのマニラ行きのチケットを見せればよいが、その後、フィリピンに入国する時に、フィリピンから出国するチケットが必要になり、いたちごっこになってしまう。それを断ち切るには、出国チケットの提示を要求しない中国などに行く。もしくは、一つ先のフライトを順次買い足していくということになろう。

今回も、関空で片道だけのチケットでジェットスターに乗ろうとした人がいた。その客に どう対応するか、航空会社の職員も相談を始めたりして、かなり時間がかかった。フライトは満席で、沢山乗客がいるので、とんでもない迷惑なことになった。





特集のページへ戻る