特集 UA Fクラス 2万マイルで行く台湾

第二部 予約、フライト、空港

2005年6月作成   
2007年11月最終更新


UA830便@TPE

予約

〜 今日の明日より、今日の今日 〜

今回は、UAの名古屋就航記念のキャンペーンを利用しての台北行きである。

最近は 特典旅行の予約状況も インターネットで簡単に見れるので、それならと、詳しく調べてみた。その結果、予約は基本的に入らないことが分かった。いや、3日前までは、ほとんど入らないのである。そして、3日前になると、突然一気に席を開放する。こういう状況は、私が覚えている範囲の15年近く前から変わっておらず、常識と言える。インターネットで誰でも簡単に調べられるようになって、改めて、それが よく分かったということである。

こういう状況なので、直前になって予約を入れるのが良い。出発当日に予約を入れれば、最長三泊四日が可能である。行き帰りの日は、ほとんど、現地では時間がなく、このスケージュールで、実質 現地滞在二日間ということになる。台北だけなら、これでも十分だろう。もしも、台湾一周など、もう少し時間が欲しいなら、予約後すぐに航空会社に電話し、帰りの日程の変更を希望し、キャンセル待ちにしてもらえばよい。そして、現地で三日前になったら、UAに確認の電話をしてみることだ。通常は問題なくConfirmされることだろう。

私の場合は、できれば台湾一周したかったので、もう1日欲しかった。そこで、1日帰りを遅らせるようにキャンセル待ちをかけておいた。現地到着の翌日 UAに電話ところ、希望どおり予約の変更は通っていた。

〜 電話予約では、マイルの割引なし 〜

電話予約の方が安心なので、まずはUAに電話してみたところ、キャンペーン利用は、インターネットでの予約に限るを言われてしまった。UAの特典旅行で、Fクラスで台北まで飛ぶには通常だと4万マイル必要で、キャンペーンの2万マイルと比べると大きな差である。当然だが、電話予約は止めて、インターネット予約に切り替えた。

〜 予約の入りやすさ 〜

行きのUA831便では、Fクラスの場合、特典旅行と思しき乗客は、私と日本人の二人連れの合計3人。そして、通常の乗客は親子連れの二人。全部で5人乗っていた。
帰りのUA830便では、特典旅行と思しき乗客は、私を含め3人であった。そして、通常の乗客がもう一人、全部で4人利用していた。
この状態で、特典旅行の予約が3日前になるまで、入らなかったので、特典旅行で、ずっと以前から予約できる範囲は、一人か二人であると言える。たぶん二人なのであろう。

ただ、これはキャンペーンの場合で、通常のスターアライアンス特典旅行の枠を見たところ、3日より もっと前から、同時に予約が入る席の数が、ほぼ9席となっていて、通常なら特典旅行にも、結構席を開放するはずだ。

(2007年11月追加)

残念ながら、2年でこのフライトは、運休となってしまった。なんとなく予想できる結末とも言えなくない。
もう一つ残念なのは、特典旅行まで緊急発券手数料を徴収始めたことだ。1Kは手数料がかからないので、1Kに返り咲くしか手がない?

スターアライアンス・ラウンジ

セントレア(中部国際)空港のNWのラウンジは、KALラウンジだったが、UAの方はスターアライアンスの共用ラウンジが使える。ラウンジ全体では そこそこの広さであるが、Fクラス専用部分は、かなり狭い。おまけに、ビールサーバーが、Cクラスのところにしかなかったり等、お奨めできる場所ではなかった。

Fクラス専用部分

NGO/TPE UA831便

777で、Fクラスは12席。キャンペーンの特典旅行で乗れるくらいなので、予想どおり空席が多かった。久々のフル・フラットの席に満足した。以前は、座席の意地悪テストを繰り返していたが、今回は意地悪は止めた。
目的地まで、距離が短いこともあり、食事がそれほど充実しているようには思えなかったが、食べ過ぎにならず、適量であった。機体が結構揺れて、写真にも大きくぶれた(中央)。

  

中正国際機場

右や左の空港バス

これまで、台北到着後 空港バスに乗ると言えば、税関を出て、左へ曲がるものだった。ところが、今回は勝手が違い、案内では右に進むようになっていた。指示に従わないと ろくな事がないので、右へ右へと進むと確かにバス乗り場があった。実は第二ターミナルができていて、UAはそちらを利用している。そのため これまでの第一ターミナルとは、状況が異なっていたのであった。NW利用の場合は、以前と同じ建物である第一ターミナルに到着する。空港バスの料金は、今回は120元であった。

第二ターミナル

インターネットの情報によれば、第二ターミナルは2000年には完成していていたそうだ。現在はUAやSQは第二ターミナルを利用しているが、前回 2002年に台北に来た時には、UAもSQも、まだ第一ターミナルを利用していた。第二ターミナルは、はるか以前からずっと工事はしていたが、今回までは、関係なかったので気にもしていなかったのだが、UAの特典旅行のお陰で、初めてこの第二ターミナルを利用することができた。

到着ロビー

ゆったりとした椅子が
置いてある

出発ゲート

第一ターミナルやSFOの国際線のように、一階分降りた所にゲートがある。

SQラウンジ

台北の中正国際機場には、以前はRCCがあったが、最近はSQラウンジを利用する。さすがSQ、ラウンジのFクラス用の部分もかなり広い。インターネットが使え、Hotmailで日本語も使えるようになっていた。
食べ物は充実しており、朝食用のメニューだが、種類も十分多く満足できた。
私の好きなピータン粥もあった。ピータンだけ食べても美味しいと思わないが、お粥に入れて、いろいろなものを上にかけると美味しい。または、台湾風で豆腐の上にピータンを載せ甘いタレをかけて食べると美味しい。ピータンは不思議な食べ物だ。
最後に、飾りに置いてあったのか、開けていないHennessy XOを勝手に開けて、飲んでしまった。
利用者は、私も含めマイル3人組とおぼしき連中だけだった。

SQラウンジの様子

インターネットが使える

食べ物の種類も多い

TPE/NGO UA830便

いつも利用しているNWのMNL/NGOの区間だと、食事は朝食になってしまうが、こちらは、昼食なので、朝食よりはかなり充実している。
帰りは追い風なので、すぐに到着してしまう。

UA830便 TPE/NGOの昼食





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