特集 スターアライアンス特典旅行で行く
タイ北部

第三部 チェンライ

2005年5月


# またまた更新が遅れて申しわけない。

チェンライの大仏

台中の大仏に似て 顔がひょうきんなので、思わず写真を撮った。

仏塔

チェンマイ同様、チェンライにも沢山の寺院がある。


チェンマイ、チェンライ間はバスが頻繁に走っていて、所要時間も3時間程度であり、簡単に移動できる。チェンライは、チェンマイに比べると、小さな町で、町の中心部は歩いて回ることができる。チェンライにも観光スポットはあるのだろうが、ゴールデン・トライアングルとか、山の中に分け入って行く方に興味があったので、今回は、この町は少し見て歩いただけで終わった。チェンマイと比べると普通の町という印象が強い。

ただし、ナイト・バザールの横の屋台街だけは、特筆に値する。味、値段、料理の種類など、どれを取ってもすばらしく、毎日通ってしまった。天ぷらは、えび天も付いて35Bと格安だ。ただ、注文を受けてから揚げるので、他の日本人と競合して、待ち時間がかなり長くなってしまった。パパイヤ・サラダも絶品であったが、A型肝炎に注意せよという人がいなくもない。インターネットで検索したところでは、その手の危険情報は得られなかった。食べてしまったものは仕方がないと開き直っている。

食の方は屋台街だけが良いのかというと そうではなくて、泊まったゲストハウスの近くの食堂もかなりのものであり、食べるもの どれも大満足であった。他にも味の良いところが沢山あるはずだ。

ナイト・バザール

ナイト・バザールの横の
屋台村は、毎日が
ビヤガーデン

観光案内所

立派な建物だ

山岳ツーリング

チェンライには来たが、チェンセンなどへ日帰りで出かけてばかりになってしまったので、帰る前の日、自転車を借りて、チェンライの町を散策しようと思い立った。そこで、泊まっていたゲストハウスで 自転車を借りようとしたところ、料金がより高い(150〜200バーツ)バイクの方を借りろ としつこく迫ってくる。以前だったらバイクに乗った経験がなかったので 断るところだ。しかし、今回は 必要に迫られて、昨年末からフィリピンでバイクを買って乗るようになっていた。そのため、つい その気になって、自転車はやめて、バイクを借りた。それなら、山に行くしかないと、行き先を大幅変更して、中国との国境に近い山奥へと向かった。

道はどこまでも良く、私が住んでいるフィリピンのシキホール島の山奥とは大きな違いだ。ただ、ちょっと強引に道にしたというか、かなり急勾配なところは多く、私のような下手なドライバーには、辛い場面もあった。普通なら、単に適切にギヤーを落とせば良いだけのことである。

また平地の走行でも、フィリピンでは時速30km程度で、ちんたら走っているのに、こちらでは、国道1号線を走ったということもあるが、時速60kmで走らないと、皆に抜かれて邪魔になってしまう。時速60kmや80kmなら、私の実力でも走れないことはないが、せっかく、ちんたら走行が身に付いているのに、ペースを乱されてしまった。
道は良くて、皆 それなりにスピードを出しているので、速く走りたい人にとっては、都合が良い場所だ。

途中、アカ族が住む村で一休みし、ジュースを飲んで、横で休憩していたアカ族のおばあさんから、いろいろ聞き出そうとしたが、残念ながら言葉が通じなかった。中国語で書かれた横断幕があったので、それをこのおばあさんが読めるのかどうか知りたかったが、それも分からずじまい。アカ族は中国の雲南省からやって来た人たちだそうだし、場所が国境も近くなので、アカ語、タイ語、中国語など、いろいろ使える人がいるはずだ。

帰る途中で、空港の場所を確認しに行ったところ、最寄のバス停からかなり歩かないと空港に着かないことがわかった。次の日は諦めて、ゲストハウスの送迎サービスを利用した。(200バーツ)

舗装された良い道が続く。

山の上は開けていて
眺めが良い。

雑貨屋さん
フィリピンのサリサリストア

田んぼもあり、里山のような感じの良い場所を通過。

少数民族の村

少数民族の博物館もある

お土産にタイの国旗

私の場合、各国の国旗を買い集め、カーテンなどの代わりに使っているので、タイでも国旗をまとめ買いした。そんなものはいらないと言われれば、言い返すすべはないが、興味がある人にとっては値打ちがある。米国やJamaicaで国旗を買うのと比べると、タイは物価が安いので、国旗の値段もかなり安い。タイで国旗をまとめ買いする理由が理解頂けるだろう。もう一つ良い点は、町の至るところに国旗が掲揚されている事実から想像できるように、簡単に国旗を手に入れることができることである。文房具屋に行けば売っている。
これが、日本だとどうなるか。フィリピンの自宅に、日の丸とフィリピンの国旗を並べて掲揚しようとして、一方の日の丸を日本で買おうとしたのだが、デパートに行ってもよく分からない。最近は、日の丸が簡単には買えない。散々探した結果、今時こんな店がよくも続いているというような小間物屋が近くにあって、そこで日の丸を買うことができた。子供の頃、学芸会で使うために、渡世人が使う三度傘を買ったことがあるその店である。

乗り物

チェンライで、公共の乗り物の写真を一通り撮ることができた。これらはチェンライの型だが、地域によって、少しずつデザインが異なることが多い。

ソンテウ

ミニ路線バス

トゥクトゥク

三輪タクシー

サムロー

三輪自転車タクシー
リキシャ、人力車、トライショー
国が変わると、呼び名も色々

宿泊施設

チェンライでも、宿屋を泊まり比べようという気持ちはあったのだが、バスやバイクで、日帰りの遠出を繰り返し時間を取られたので、チェンマイ同様、宿屋を渡り歩くことができなかった。

今回は、そこそこ、安そうだったBoonbundanというところに連泊した。エアコンなしの部屋で1泊250B。部屋が広かったので 納得だ。

Boonbundan Guest House

Boonbundanの近くには、KOREA HOUSEと呼ばれる韓国人宿があった。値段は安いが、韓国人ばかりなので、日本人はちょっと泊まり難そうだ。なぜ取り上げたかと言うと、ここにはレストランもあって、チェンライで、本格韓国料理が食べられるのなら是非試してみたいと思ったからだ。しかし、他にも食べに行きたいところが多くて、今回は見送り、次回に先送りした。
KOREA HOUSEの前には、日本料理店もあった。この町に住み付いている日本人なら、この店に足しげく通うことになるのだろう。

KOREA HOUSE

もう一つ、次回機会があれば行きたいと思ったのは、少数民族が経営するゲストハウスである。山の中にあるのが良い。チェンライまで送迎してくれるそうだし、一度泊まってみたいものだ。

その他にも、宿が沢山あるのは言うまでもない。




特集のページへ戻る