特集 スターアライアンス特典旅行で行く
タイ北部

第四部 チェンセン、ゴールデント・ライアングル

2005年5月


チェンセン

チェン、チェンシリーズで、チェンマイ、チェンライと来れば、チェンセンにも行くしかないと考えるは至極当然であろう。チェンマイが地方の大きな都市、チェンライが普通の町、これに対して、チェンセンは片田舎の町と言ったところか。
チェンセンには、チェンライからバスで1時間半程度のところなので、チェンライから日帰りで容易に訪れることができる。

町については、ただの田舎という以外の印象はないが、町の横を流れるメコン川(写真右)は、私にとっては 今回が見るのは始めてであり、感慨深いものがあった。時期にもよるのだろうが、水の流れが速かった。
土手から川の水面までの高低差がかなりあり、まさしく大河という感じであった。雨季にはかなり増水することだろう。

メインの通り

市場

フィリピンと同じような感じだ。

仏塔

この町にも寺院は
少なくない。

余談だが、チェン、チェンシリーズがあれば、カン、カンシリーズもある。私の住んでいるシキホール島では、村の名前の多くにカン(Cang)が付く。隣の村はCangAlwangカガルワン(カン・ガルワン)。その他、カン・サヤン、カン・ガサ、カン・ガジン等々。カンは、昔の言葉で村のような意味だ。米国のルイビル、ジャクソンビルなどのビルも同様に村だが、こちらはフランス語起源。

ゴールデン・トライアングル

ゴールデン・トライアングルは、チェンセンから北へ向かい、乗り物で10分ほど走ったところにある。

ゴールデン・トライアングルと言えば、怪しさ一杯の名前が、現地に行く前から、強烈にイメージを掻き立てる。ところが、実際に行ってみると、ただの観光地である。もしくは、タイ、中国、ラオスの三カ国の国境が接する川の合流地点を、眺める川岸の場所ということになる。

テレビに何度も登場し、怪しい植物が植わっているゴールデン・トライアングルは、観光客が簡単には入れない山奥にあるはずだ。

人がイメージする場所とは異なるが、この観光地は正真正銘のゴールデン・トライアングルではあり、ネームバリューは十分だ。ここでは、土地の名前の入ったTシャツでも買って帰るのが正解と言いたい。

ゴールデン・トライアングルの標識三件

観光客自身を含めた写真を撮る場所で、三箇所それぞれは 少しずつ離れている。
写真右端のものは、中国語で黄金三角とも書かれている。写真中央のものだけ、
手がかかっていて、残りは単なるおまけということもできる。

国境あたりにできた砂洲

メコン川沿いに道があり、その両側にお土産屋が並ぶ。

間違って、ゴールデン・トライアングルの次の村まで 行ってしまったところ、おばあさんが機織をしていた。





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