特集 日本からフィリピンへ その寄り道で行く雲南・ベトナム

第三部 高原の町 サパ

2009年6月作成
2017年9月更新


(以下、2017年9月追加分)

周辺の山と谷

Lake Sa Pa

サパはベトナム北部の高原の町で、標高が約1500mあり、夏場の避暑に最適だ。一方、冬場はかなり寒くなり、一度3月に行ったが、寒いのに、夕食に無理やりビールを飲んだら、お腹を壊してしまった。

初回に訪れてから10年近く経過したが、その間、かなり開発が進んだ。比較のため、以前の写真もそのまま残し、さらに今回、一通り 新しい写真を掲載した。

しばらく来ていなくて、まずは面食らったのが、新しい市場兼バスターミナル。乗ったミニバスがここに到着したので、いったいどこに着いたのかと、見慣れた場所を探すが見つからない。そこで 人に聞いたら、町の中心から1kmほど離れているとのことだった。
安宿のオーナーが客引きをしていたので、そのまま、バイクに乗せてもらい、町の中心部にある宿まで連れて行ってもらった。

新しい市場の建物とその前のバスターミナル

新市場の中の様子

周囲に広がるように開発が進んでいて、
クレーンを使った大掛かりな建設も見かける。

以前は見かけなかった公共交通のバス
料金も表示されていて明朗会計で、安くて、便利

大手チェーンの看板があるが、格式、
大きさから、どう見ても本物に見えないホテル

近くの少数民族の村 CAT CAT

サパの町中から、歩いてお手軽に行ける少数人族の村CAT CATは今時は、世界中の観光地同様中国人だらけになったとも言えるが、それでも、自然は変わらないし、便利な場所にあり、以前同様、お奨めなのは変わらない。

棚田は健在で、自給自足と観光に役立っている

お土産屋は、増加の一途 お土産で包丁を売っているのをよく見かけたが、
小さな子供もお土産を売っていて、買ってあげようと思ったが、うまく意志が通じず買えずに終わった。
他の客の後は追っかけて買ってもらうとしていたので、有望な顧客ではなくて、多分買ってもらえないだろうと、小さな子供からも判断されたのだろう。
村の入り口付近にあるGuest house
周囲の眺めもよく、機会があれば一度泊まってみたい。

CAT CATの滝の底。

元発電所の建物で、少数民族の踊りを披露していた。

足の動力で織物をしていて、珍しそうに思ったが、
昔のミシンも足を使うし、よくあることだろう。

流石に滝は以前と同じ眺めだ。
しかし、以前の写真と比べると、手すりが
変わっているのがわかる。

ハムロンの丘

自然が中心で、以前とほとんど変わらないが、頂上からの眺めはよく、公園は綺麗に整備されているし、途中の地質、地形も楽しめ、お奨めなのも変わらない。

登りが敬遠され、観光客は増えていないのではないかという印象もあるが、少し見ただけの話なので、正確ではない。

以下、最近の写真を追加しておく。

岩肌がいい感じ

奇岩も多い

岩のトンネルもあり、子供が喜びそうだ

展望台からの眺め

サパへのアクセス

ハノイからラオカイまで寝台列車利用

以前から紹介している通りで、寝台列車なら十分寝れるし、寝ながらの移動で旅の時間の節約になる。

ハノイから高速バス利用

ハノイから高速道路が整備されたので、日中の移動で、ハノイからサパへ容易に移動できるようになった。個人的にはまだ利用したことがないので、はっきりしたことは言えないが、従来からの寝台列車も捨てがたい。

ディエンビェンフー方面からバス

途中の景色は良いが、山道なので結構時間がかかる。

昆明から鉄道利用

昆明からベトナムとの国境の町 河口まで鉄道で行けるようになり、時間も5時間余りで、料金も安くお奨めだ。乗り合いバスで町に出て、歩いて国境を越えるとラオカイで、そこから、サパ行きのバスに乗る。

昆明からバス利用

高速道路が開通して、河口付近の山道の登り降りがなくなり、昆明・河口間のバスは便利になったが、さらに鉄道が開通したので、チケットが取れれば、鉄道の方がよさそうだ。

元陽からバス

雲南のいろいろな町から河口に行けるが、飛行機などで メインの昆明に着いて、そこから来る場合を除けば、棚田の絶景が素晴らしい元陽経由がお奨めだ。


(以下、2009年6月作成分)

高原の町 サパ(Sa Pa)

サパはベトナム北部の高原の町。フランス植民地時代に、避暑地として開発された。ホテルはフランス風かどうかは不明だが洋風で、バルコニーからの眺めが素晴らしい。しばらくホテルに陣取って、読書三昧が良さそうだ。とても良いところで、近々再訪するつもりある。

ここへは、ハノイからラオカイまで汽車を利用し、その後バスに乗り継いで行ける。ただし、汽車が遅くて時間がかかるのが難点だ。私のように、雲南省から南下してくることも可能である。

この町の様子については、詳しい説明は不要で、写真で十分雰囲気が伝わるはずだ。

東南アジアのベトナムとは思えない洋風のホテル

泊まった安宿から でも眺めは良かったが、一番の眺望の部屋は予約済みと言われ泊めてもらえなかった。 観光地なので、町の到るところでお土産を売っている。

週末で、町の中心の公園は、小数民族の溜まり場になっていた。

近くの少数民族の村 CAT CAT

サパの町に隣接しているので、歩いて簡単に行くことができる。棚田や滝があって、里山、山村、田園風景を手軽に堪能できて、お奨めだ。

CAT CATの全景

棚田の間を歩いてゆく
慣れてくると、ショートカットも
見つかるはずだ。

水牛がすぐ横を歩いている

地面に何か書いて遊んでいる子供たち

ハムロンの丘

サパの町に隣接した丘、よく整備された公園になっている。結構高いので、登りが苦手な人には、向かないが、頂上の展望台からの眺めが素晴らしい。途中も地質、地形を楽しめる。

展望台の様子

綺麗に整備された庭園

岩の間を通り抜ける

途中の道


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