ワシントンDC特集

第一部

2002年9月作成
2009年2月最終更新


米国議会

ホワイトハウス

風雲 スミソニアン城

はじめに

ワシントンDCには、これまで何十回も行ったことがある。しかしながら、UAで乗り継ぎのためIADに行くだけ。実際に町の中まで行ったのは、初めて米国に来たはるか昔、そして最近二回の合計三度だけである。
初めて米国を旅行した時、目的地の中に迷わずワシントンDCを入れた。博物館好きな私としてはスミソニアンを外すことは考えられなかった。ずっと以前のことであり、日本から米国に飛んで、さらに米国内を周遊できる 現状のような便利な格安航空券はなかった。そこで、NWの西海岸往復の格安航空券を買い、さらに、UAの米国内周遊券を買い足した。ピークではなかったが、それでも航空券だけで20万円ほどかかった。おまけにマイレージプログラムにも入っていなかったので、マイルも貯まらず、今とは とても比べものにならない割高。それでも、一大決心してワシントンDCへ向かったのであった。そうまでして、出掛けているので、ワシントンDCの印象が悪いはずはなかった。

これに対して、例えば、マイアミへは、最近では二ヶ月に1度ほどは出掛け、いつも紹介しているクレイ・ホテルに泊まって帰ってくる。 マイアミは最終目的地なのだが、ワシントンDCはUAのハブになっているため通過するだけ。ワシントンDCでストップ・オーバーするくらいなら、さらにそこから、近くの都市に行けば、往復1000マイルも貯まる。そういうわけで、UAの呪縛ともいえる状態が続き、ワシントンDCでストップオーバーすることはなかったのである。

ところが、最近はNWにも乗るようになったので、この状況が変わっていたことに やっと気が付いたのである。NWのハブでないワシントンDCは、マイルを貯める観点からは、ベストではないにしても、それほど悪くもない。見所の多さでは、NY好きの人からは否定されるかもしれないが、米国随一と言っても過言ではない。

失われた十数年を取り戻すべく、ワシントンDCを大々的に取りあげる次第である。


空港

ナショナル空港
ポトマック川上空からナショナル空港へ向かう航空機

UAで普通にワシントンDCへ向かえば、IAD ダレス空港に到着してしまう。しかし、ここから町までは遠い。時間と経費を節約する意味合いで、断然お奨めなのが DCA ナショナル空港である。ダウンタウンに隣接しているし、地下鉄ですぐに空港まで行けて便利である。NWでもUAでもDCAへのフライトはあるので、乗り継ぎでない場合は、こちらを使った方が便利だ。

また、ダウンタウンの散策がてら、ポトマック川に立ち寄ってみたいものだ。橋の上まで行くと、DCAに着陸する飛行機を、かなり近くで見ることができる。風向きにもよるのだろうが、飛行機が北東から来て着陸する場合には、ポトマック川の上を通過し、右に旋回しながら 空港に降りる。一昔前の香港の啓徳空港を彷彿させ、見ごたえがある。まっすぐ飛ぶと、ホワイトハウスなど 重要な建物があり、飛行禁止なので、迂回している。ただし、土地の広い米国のこと、どうしてこのような場所や向きに滑走路をつくってしまったのか? 疑問が残る。
ポトマック川の橋の上などで、飛行機を見ている人は皆無であり、テロリストと間違えられないようにしなければならない。

ホステル

ワシントンDCの宿は高いので、例によってホステルをお奨めしたい。しかし、ホステルといっても、協会に参加している準正のホステルの方は、NYのホステルほどではないにしても、アルバカーキのモーテルよりも値段が高く 不満が残る。ただ、町の中心に近く観光には便利である。便利さ、綺麗さを求めるならここ。また、私のように安さを求めるなら、後で紹介するIndia House等、他をあたるべきだ。

ホステルの建物

部屋の様子
改装されていて綺麗だ。

近くのスーパーマーケット
@ O & 9

ホステルのことを紹介するといっても、場所などは、普通のガイドブックに乗っている通りである。 ここでは、近くのスーパーマーケットについて紹介する。ホステルの最寄のスーパーはジャイアン(GIANT)と呼ばれ、Oと9の通りの交差点にある。しかし、普通に町を歩いていても、ここにたどり着くのは難しい。さらには、そのうち状況は変わるかもしれないが、ホステルに貼ってある周辺地図にも、スーパーのことが書いていない。 スタッフに聞かないとわからないのである。従って、一般的にはホステルに泊まっている人は大抵、スーパーで飲み物や食べ物を買うところだが、ここのホステルに限っては、スーパーの利用者がほとんどいないのである。冷蔵庫に入っている食べ物の袋を見れば一目瞭然でわかる。

ここのキッチンには、水道や冷蔵庫、電子レンジはあるが、残念ながら、ガスなどの器具がなく、分厚いステーキを焼いて食べるようなことはできない。それでも、スーパーのサラダバーで買ってきた野菜を食べる等は問題ない。

以前は、ガス器具などが無かったが、最近は改善され料理もできるようになった。丼鉢やスープ用のお皿などが無かったが、それも改善されると期待したい。(2009年)

ホステル 2

ホステルでも高いワシントンDCで、とにかく安く泊まりたい人向け。つまり 私のような人向け。純正のホステルと比べて、格段に安い(一泊14ドル)。アルコールも可。

場所は 地下鉄TAKOMA駅の近く。 SEA−TACとは違う。ここから観光に出掛けるには地下鉄一日券がお奨め。

India House

Hilltop Hostelという名前に変わっている。料金も一泊24ドルまで上がっている。(2009年)


最近は、Googleで、Washington DC とHostelをキーワードに検索すると、図面付きの一覧が簡単に得られるようになったのでそちらを使えば、簡単に沢山の情報が得られる。


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