Adelpa seminar
アデルパ・セミナー

2002年1月


Adelpa public picnic area in Tongo

フィリピンはほとんど年中暑いが、海沿いの良い風が吹く所に住むなり、施設をつくって利用すれば快適だ。そういう意味合いも含めて、つくったのがAdelpa public picnic area. そこでは、いろいろな利用形態が考えられるが、各種の活動を行おうとしていて、その中でも、セミナーの開催が有効であり、重点的に取り組むことにしている。

私の方でも、できることから手をつけようとしているが、日本の方が興味を持たれて、シキホール島を訪問したいという連絡を頂くことが多いので、できれば、何か役に立つセミナーを行って頂けないかなと期待している。

現状は設備が整っていないが、Power Pointでプレゼンテーションできるようにするのは、それほど難しくない。 また、言葉の問題がある場合は、英語への通訳なら私の方で、何とかこなすことも可能です。

現状考えている内容の案を参考までに挙げておく。

・How to speak Japanese
・Computer for beginners
・What we can do using Internet
・Japanese culture
・Travel

その他

・Private tutorial on math. or science

上記のものではまだまだのレベルで、目的や効果を考え、良いセミナーの内容にする必要がある。日本語を教えても、趣味教養のレベルで終わってしまう可能性が高い。日本の外務省は、ホテルや介護、農業などに分野で、外国人に就労の門戸を開くと数年前から言っているので、そういう動きにリンクして教える。すなわち、日本にこういう仕事があるので、いついつまでに、これだけ日本語を覚えた方が良いと、予め提示してから始めるといったようなことである。

先日、マルチ商法のセミナーがやって来た。現地の人々は、その手の商法や、さらにはネズミ講でさえも取り締まる法律は無いと主張している。法律のことは弁護士に聞かないとなんとも言えないが、合法・違法のいずれにせよ、人々が容易に引き込まれる素地があり、何が駄目なのか人に説明することは意味があり、役に立つセミナーの事例の一つと言える。ただし、本当に耐マルチ商法、耐ネズミ講のセミナーが必要とされているなら、それは、全国ネットのテレビで1時間ほど放映してもらった方が良いような気もする。


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