ボランティア 20の実験

2002年1月作成
2018年3月最終更新


「フィリピンへ行こう」では、フィリピンに移住するなり、簡単なセカンド・ハウスを建て 現地に長期滞在し、物価の安さや、自然の美しさを堪能したい。そういう方を主な対象にしている。しかしながら、ただの移住や長期滞在の場合、大抵数年でやることが無くなり、退屈して国に帰ってしまうことがほとんどである。
そこで、現地で何か有意義なことを行って、長続きする方法は無いか? その答えとしてボランティアを取り挙げている。実際には、移住や長期滞在、それともボランティア、そのどちらに重点を置いているは、どちらでも良くて、ここではその2つをセットにして、その組み合わせから 新たな価値を生み出そうという発想である。

さて ボランティアというと、すぐに思いつくのは青年海外協力隊員や海外シルバーボランティアなどだ。実際現地で沢山の方々がそういった立場で活躍されていて、私もただ敬意を表するばかりだ。しかしながら、国の予算の制限もあり、実際には全然足りていないといっても過言ではないだろう。
また、内容についても、例えば、莫大な予算を投入して新しい道を造っている一方で、水道が無くて飲み水や洗濯の水に困っている地域が多い。そういった矛盾を感じる事例は枚挙に暇が無い。新しい道のお陰で、新たな産業が起こるなり、道沿いに新たな家が建つなら、それほど悪くは無いが、ほとんど交通量は無く、家も建たない。それに替えて持ちあがっているのが、新たな道沿いでの闘鶏(コック・ファイティング)場の建設だ。この事例に対して取り組むことと、既存のボランティアに参加し何か別のプロジェクトを行っている場合を比較して、前者の予算配分の矛盾問題の方が、プライオリティが高いと考えられる場合がかなりあるはずだ。ただし政府に関係している人が、この問題に口を挟むと内政干渉だなどと言われる可能性もある。
さらには、既存のボランティアに参加する場合、サラリーマンと同じで住む場所の選択の自由を制限される。住む場所は自分で決めて、その後、その場所で何か活動を行いたいという方は多いはずだ。

別の例を挙げると、私の場合は中国にも興味があり、里親を紹介するNGOに参加して、北京の山奥にフォスター・チャイルド(里子)を紹介もらい仲良くしてもらっている。なぜこれを始めたかというと、中国には親が貧困なため学校に行けない子供が100万人いるといわれている。ところが、その学費はどうかというと年間1000円程度。それが払えないというのだ。
それなら、どこかのNGOに出資して、子供が学校に行けるようになれば、これほど有意義なお金の使い方は世界中を探しても 見つけることは難しいだろう。私の出資で60人の子供が学校に行けるようになるはずだと勝手に期待してしまった。
ところが実際に 現地へ何度も行ってみると、私のフォスターチャイルドは、以前から既に学校に行っていた。さらに、最近は、家にCATVまであって、年収が100ドルだといっているのとかけ離れてきた。私などは未だに自宅にCATVが無いので、なおさら疑問を感じざる。それでも、家が学校から遠い子供たちのために、学校の敷地内に宿泊施設を造ったり、各種の有効なプロジェクトも実施されていて、それなりに評価している。しかし、特に、何をやるかとか、プライオリティ付けについては、取り組みが不足していると言わざるを得ない。
最初の事例も含め、要するに、既存の枠組みに飽き足らない人に、対して答えを提供したいわけである。

個人で ノコノコ現地にやって来て、勝手に何か始めてもどれだけ効果があるのか?
そういう疑問を持たれる方は多いだろう。一方 「フィリピンへ行こう」を読んで、それなりにその答えを感じ取られている方もおられるだろう。 その答えがインターネットで、インターネットを活用して、成果や情報を共有する。さらに、何処の場所では、活動が行き届いているが、他のどこの場所では不足している。コンピュータの世界の言葉でいうカバレージに相当するものが一目瞭然でわかる仕組み。そういったものをつくって、そこに皆でリンクしていく。
これは、Yahooのようなツリー方の構造ではなく、地域と内容を2軸にした表形式の構造が基礎となる。地域を1軸に採用することで、カバレージが一目瞭然になる仕組みを実現できる。仮称 ヤッホッホーとでも呼んでおく。Yahooの特定分野におけるスーパーセットになっているとも言えるからである。また、少し難しい言葉では、他で その詳細は紹介するとして、「超並列疎結合メッシュ型ボランティア・グループ」と呼んでおく。
個人で勝手にアイデアを提案しているだけなので、それがいつ実現するのか全く保証の限りではないが、時期は、共同開発に参加頂ける賛同者が現れたら、または 時間が出来たらと答えさせていただく。

長くなった割に、説明不足で消化不良を起こされた方があるかもしれないが、要するに、既存のやり方に飽き足らない方に対して、現地でボランティアとして何ができるか、その事例を紹介したいわけだ。ただ最初に実験と名づけているように結構難しいのが事実である。うまくいったものだけ参考にして頂くか、だめな事例を改良して頂く。また、基本は可能性を示す単なる参考事例なだけなので、少しでも参考にして頂けたら幸いである。

最後にもう一つ付け加えたいのは、現地では人や安い労働力は余っていている。これに対して、不足しているのは良いアイデア。現地でよく聞く ”Long time, no see."という表現があるが、これのパロディで "Long time, no good idea in Tongo(地域名)"と私は冗談でよく言う。かなり当たっているはずだ。自分でアイデアを出し、それを試したい方で、さらに、それなりに資金をお持ちの方が、ここでの内容を参考にしていただくのが最も効果的だ。

No.  
番号

Project Name
プロジェックト名

Status
現状

Remarks
備考

1
外国人移住プロモーション On Going 現地に住んで、近所の貧しい人たちのことも考えてもらいたい。

2
Self-learning computer center project
パソコン自習道場プロジェクト
On Going 子供にパソコンを教え、将来の起業に活用。
ラップトップのボタン電池

3
Getting capital through Internet
インターネット・ボランティア投資ゲーム
Planning 資金不足の現地ビジネスをインターネットで紹介。外国人が投資。一緒にビジネスを育てる。

4
e-works promotion project Planning 外国から仕事をもらい、パソコン上で働くという形態を普及させる取り組み。
事例:e-英会話レッスン

5
ヤッホッホ−・プロジェクト Planning 個人の自由を最大限尊重しながら、個人ボランティアを結び付ける とても緩いネットワークを提案、開発する。

6
Public picnic area project
公園の輪プロジェクト
On Going Tongo村に造ったAdelpaの姉妹公園を各地に造る人を支援。観光プロモーションなどに活用。

7
Adelpa seminar 
アデルパ・セミナー

Adelpa swimming school
アデルパ水泳教室
On Going ビーチに造った公園で、現地の人々に役立つセミナーを実施。水泳教室を含む
水泳教室&ミニ水泳大会

8
災害復興支援 On Going 2011年台風21号の被害
2012年台風24号復興支援
2013年台風30号関連

9
Water distribution project
水供給プロジェクト
Planning シキホール島の特定地域で水供給の改善を試み、事例を提供する。

10
Water pipe transfer project
ホース転がしプロジェクト
On Going 人/mを評価関数として、パイプを効果的な地域に回す。パイプが無くなったところでは、闘鶏への掛け金をパイプに回すことを期待

11
ラーニング・センター・プロジェクト

On Going
経済的理由で学業を中断している人の再チャレンジのための学校を建設するPJ. 小浜市のNPO法人ティームスと共同で実施。

12
Rosa Linda Memorial Fund On Going 薬が買えなくて 病院に行けない子供のいる家庭に対し資金を貸し出す。

13
Clean Siquijor Campaign
クリーン・シキホール・キャンペーン
On Going ゴミ拾いを実施し、ゴミのポイ捨てに関する子供の意識を向上

14
No more fly project
ハエ撲滅作戦
On Going シキホール島を例に取り上げ、ハエの撲滅を目指す。取組み状況続編

15
Plenty of change project On Going 釣り銭の代わりにキャンデーをくれる 異常な状況の改善に挑戦。

16
Public library project
図書館プロジェクト
Planning 個人で小さな図書館を作るプロジェクト。既に公立学校に図書館があるので、見直し検討中。

17
Wanted penpal project
ペンパル紹介プロジェクト
On Going ペンパルを紹介し、日比の草の根レベルでの友好関係改善に寄与する。

18
Road repair project
道路修理プロジェクト
Planning 本来は役所の仕事。しかし道は穴だらけ。良い取り組み方法を検討中。 参考

19
漂着ごみプロジェクト On Going 漂着ごみ対策。
Coco Mountain Championship Feb 2006
2nd Coco Mountain
Championship May 2007

20
海外出稼ぎ希望貧困学生支援プロジェクト On Going Cow girls project
情報処理試験

-
Rodel Vidal Scholarship Planing 親が貧しくて学校に行けない子供に、資金を提供する。

以上に対して、何か知恵を授けて頂ける方、一緒に取り組んでいただける方があれば 大歓迎します。ただし、単に批判するだけで、何の改善提案も与えて頂けない場合には、お断りすることもあります。


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