水泳教室 & ミニ水泳大会

2008年6月



レース当日の進め方の説明

高学年の女の子のレース

日本人の水泳インストラクターの来訪があったので、それに合わせ、水泳教室とミニ水泳大会を開いた。これまでにも、ドゥマゲッティで水泳を教える日本人のインストラクターに来てもらい水泳教室を開いたり、それ以外の訪問者でも十分泳げる人なら、近所の子供たちに泳ぎの指導をしてもらうことは何度もあった。もちろん私も、海の近くに住んでいるメリットを活かし、普段 子供たちが泳ぎに来たら、泳ぎ方を教えることは少なくない。(と言いながら、実際には時間の都合で、それほど頻繁には教えられてはいない。)

今回は、これまでの区切りをつける意味合いもあり、改めて練習してもらって、最終日にレースを行った。

レースの前に練習期間を1週間、毎日午前中に設定したが、残念ながら台風による天候不良が続き、設定した期間・時間帯には練習することが出来なかった。仕方が無いので、その前の週に試験的に水泳教室を始めた分、時間を取れる時に個別に教えた分、レース当日のレース前に練習した分を今回の水泳教室に代えた。

レースは、男女混合の小学校の低学年、小学校高学年からハイスクール程度の女子および男子、全部で3レース実施した。出場者は全部で10人余りで、一回のレースあたりでは、少なめだが、皆で練習する場合の安全を確保するため、何とか対応可能な人数だった。

最後に、今回の所感を書いておく。

これまで何度も練習に参加してもらっていた中で、500m近く離れた隣の家の子供たちは、どうも期待した成果が出ておらず あまり進歩がない。一言で私に言わせると、やる気が無いということである。折角始めたのだから、何とかそこそこ泳げるレベルにもっていきたいという思いで続けてきた分と、やる気のない者は相手にしない方がよいという思いが交錯する。

別に進めているパソコン教室は、自習が基本だが、初心者が、日中ずっと練習して、3日でブラインドタッチをマスターした人もいれば、何年経っても進歩の無い人もいるという事実もある。

一方、今回新たにやって来た小学生で漁師の息子は、主にビート板を持たせて、3日ほど、少しづつ泳ぎを見てやっただけだが、かなりよく進むようになった。残念ながら水泳大会には来なかったが、センスが良さそうで、やる気がそこそこあれば、かなり泳ぎが上達する可能性が見えた。

現状では他のプロジェクトの方がメインになっていて、水泳教室にそれほど注力しているわけではないが、相手を選んで、数百メートル泳げる子供を2、3人 なんとか育成して、それを突破口にしたいものだ。


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