フルーツ天国

2000年1月作成
2004年4月更新


フィリピンでは、いろいろなトロピカル・フルーツが楽しめる。
ドリアンやマンゴは高級で、田舎の貧しい人々の口には、なかなか入らないが、バナナやパパイヤは自生しているので、田舎へ行けば現地の人は、無料で手に入る。場所にもよるだろうが、パパイヤは豚の餌で 人間の食べる物と思っていない人が多く、パパイヤを手土産になどしても喜ばれない。
椰子の実も どこにでもあり、無料で手に入るものの一つだが、高い木に登るのが大変だ。外国人からしてみれば、自然の椰子の実からとったジュースは、とても値打ちがあるが、現地の人には、店で買ってきた粉ジュースに軍配があがる。

その他、フィリピン各地で、それぞれ豊富なフルーツがあり、容易に入手できる。

とりわけダバオはフルーツが豊富。町の至るところでフルーツが売られている。値段も安い。フルーツ好きにはお奨めのところである。


ドリアン(DURIAN)

味は最高、においは最低。ダバオのホテルでは、悪臭のため持ち込みを禁止するほど。しかし愛好者は多い。とても一言では言い現せない複雑な味だが、おいしい。値段が高く一般庶民の口には入りにくい。 more

マンゴ(MANGO)

現地では ドリアンに次ぐ高級品。甘酸っぱくておいしい。現地で手土産に持って行くと喜ばれる。通常3枚おろしにしていただく。ほんのり甘酸っぱい マンゴ独特の においがしているものを買うのがコツ。 more 

パパイヤ(PAPAYA)

日本では、スーパーで1個数百円しているが、現地では1個10円以下。これ程価格差の大きい食べ物も珍しい。安くておいしい優良フルーツ。台湾のパパイヤミルクが有名。  more

バナナ(BANANA)

フィリピンではバナナの種類が多い。知人によると17種類もあるそうだ。写真は、トゥンダン(TUNDAN)と呼ばれる小さなバナナ。安くておいしい。

マラン(MARANG)

パイナップルのような殻の中に、ブドウのような粒々の実が入っている。味もブドウのように甘くておいしい。殻をむき、痛快まるかじりが通の食べ方とか。  more

ココナッツ(COCONUT)

殻を割って、中のジュースを飲む。また、内側に少しだけある果肉をお菓子や料理に使う。焼きたてのココナツパン(1ペソ、約2.5円)が美味。

グァバ(GUAVA)

日本でも以前はグァバのジュースが飲まれていたが、最近はあまり聞かなくなった。少し固めだか丸かじりする。中に固めの種がたくさん入っている。これもそのままかじるので、歯が強くなりそう。 more

ポメロ(POMELO)

ローカルなグレープフルーツ。いちじくのような形をしている。しばらく置いてあるためか、普通のグレープフルーツより、水分が少ない。

ランブタン(RAMBUTAN)

中華料理で出てくるレイチ−のような味。中は白い。回りが栗のとげのようなもので覆われているが、実は柔らかい毛であり、手でいくつも握ることができる。 more

ジャックフルーツ(JACK FRUIT)

外はパイナップルかマランまたはパンの実のような殻で覆われている。中はパイナップルに似ている。甘くておいしいが、スポンジのようになっていて、食べた後、水を飲むと、お腹の中で膨張するらしい。食べ過ぎに注意。

アティス(ATIS)

とにかく甘い。実の大きさは直径5cmくらい。中はぶどうのように粒々になっているが、ぶどうのような皮はなくて、種ももっと大きい。フィリピンの田舎の方では、沢山自生している。

スターアップル(Star Apple)

名前のとおり、色や形はりんごに似ているが、食べた感じはいちじくに近い。と言っても、つぶつぶの小さな種があるわけはなくて、種は 柿のように中心近くにある。甘さは控えめだが、人によっては病みつきになりそうな果物だ。

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