エプロン試験販売

2005年 3月作成
2005年6月更新


(→2005年6月更新分へ)

A モデルはJay Ann

B モデルはTina

フィリピンで実施しているプロジェクトの一環で、インターネットで いろいろなことを試す取り組みとして、写真のエプロンを試験販売します。 

今回は、高校生が大学に行くための学費の一部を捻出するノウハウを検討するためのものです。既に売れてしまったものを含め全部で10枚程度を作製してもらったのですが、全部売れれば、家族の1週間以上の収入に相当し、試しに売ってみるだけではありますが、それなりに意味がある金額になります。

デザインは、スペインのアンダルシア風。アルハンブラ宮殿の近くで見つけてきたものがベースになっています。フラメンコでも踊りながら、料理を作るという感じのエプロンです。スペインではここでの販売価格の数倍していました。フィリピン風にアレンジするよう一部の方から要求されていますが、私の方がこのデザインを気に入っていることもあり、まだ、アレンジはしていません。

写真もそうですが、実際にかなり若いか、気分が若い女性に向いていると思われます。

写真左、近所に住むJay Annが、これらのエプロンを作ってくれました。日本から持ってきた小さなミシンを使っています。

価格は1枚で800円。2枚セットだと割引で1200円。A,Bを指定してメールで申し込んで下さい。さらに、2枚セットの場合、ボホール島のターシャ(メガネザル、写真右)のぬいぐるみをおまけに付けます。 送料は別途必要です。送料が結構かかるので、2枚セットで買ってもらった方が良いのではないかと思っています。

そう言いながら、不備だらけで、一番安く送れる方法がまだよくわかりません。郵便局を利用することになりそうですが、何か良いアイデアがあれば、連絡頂くと助かります。

エプロンのデザインも、ターシャのぬいぐるみも日本では見かけないものなので、商品価値は十分にあるはずです。



どんな物が売れそうか。また、どういう仕組みを作ればよいのか等、フィージビリティ・スタディを行い、その結果をインターネットで紹介し、参考にしてもらおうとしています。

このエプロンが似合いそうな人が自分であったり、周囲にいなければ 買っても意味がありませんが、買わない方でも、何かアドバイス頂けば幸いです。

手続き上の不備がありますが、今回は 試しに数枚売る程度なのでご容赦願います。

単なるフィージビリティだけでなく、本格的に販売を始めるのであれば、品揃えは当然として、さらに、いろいろカスタマイズ出来た方が良さそうです。名前はもちろん、いろいろなメッセージを入れられる。子供や愛犬の画像を送ってもらいクロス・ティーチで埋め込むといったようなことです。

大学に行く学費を稼ぐというお涙頂戴式の理由が、イマイチだという指摘も受けています。それだったら小学校に行けない子供を捜して来た方が良いということで、それはそれで現在進行形で調査中ですが、とんでもない貧困の国と比べれば、フィリピンは まだましな方だと思います。ただ、私の周りでも、小学生が学校に行っても、昼飯は無しでお腹を空かしている子供が沢山います。

いずれにせよ、お涙頂戴だけでは駄目で、商品の魅力が当然必要ですが、今回の品物については、私を含めこのデザインが気に入る人であれば、とても価値があると思います。


2005年6月更新分
製作者のJay Annは、近所のハイスクールを1番の成績で卒業し、ドゥマゲッティの公立大学の看護婦のコースに進むことになりました。製作者が別の場所に行ってしまったので、必要なら呼び戻して作ってもらうことも可能ですが、在庫がなくなった後は、受注生産になり 個別に対応します。


シキホール島のページへ戻る

ホームページへ戻る