シキホール島の中国人宿

2017年12月作成



シキホール島を訪れる観光客は増加しているが、その中でも ここ最近、中国人が大幅に増加した。数年前には、ほとんど見かけなかったが、急に立ち上がったと言える。当然のように、中国人宿と言えるようなところも見かけるようになり、ここでは それらを紹介する。

中国人旅行者は、特にインターネットで調べてやってくる人が多いようで、日本人が平均的に使っているスマートフォンよりも、大画面のものを持ち歩いているのをよく見かける。中国語でオンライン情報の共有が進んでいて、旅行も流行り出すとアッという間に、どっとやってくるようになる。ただし、韓国旅行の例のように、国策で渡航を制限することもあり、日本での爆買いもブームは去ったし、どっとやってきても、すぐに来なくなるかもしれず、変わりやすいのが中国人旅行客の特徴だろう。

中国人宿の最初の例は、以前にも「山の上のレストラン兼ホテル」として紹介したInfinity Heightsで、最初に行った時には、客も少なく、中国人も見かけなかった。

その後、昨年の12月、訪問者がこの宿に泊まったので 何度か再訪した。

訪問者の話だと、若い中国人のカップルが次々とやってきて、ペアルックに着替え、インフィニティ・プールの決まった位置で、記念撮影するそうだ。インターネット上で同じような写真が沢山出回っているのだろう。写真撮影は短い時間で済むので 確認できなかったが、中国人カップルが多いのは、自分でも確認できた。

インフィニティ・プール
写真を撮る角度が通常と違うのだろう。

宿の受付のある建物

次の例は、Blue waveという宿で、かなり前に行った時には、特に中国人は見かけなかった。その後、今年の6月、別の訪問者がこの宿に泊まったので 何度か行ってみたら、中国人宿泊客を沢山見かけた。他にもフィリピン人宿泊客も見かけたが、中国人宿と言うに十分な状況だった。極め付けは、海岸の状況で、新しくインフィニティ・プールが出来ていたことだ。その1年余り前に行った時には、海沿いは、植物が植えられて、日よけのために現地風の小さな建物もあり、いい雰囲気だと思っていたが、6月には、プールの周りに中国人が集まっていた。波打ち際まで、わざわざ、インフィニティ・プールをつくらなくても良いのではと思ってしまうが、中国人好みなのだろう。

他にも、シキホール島で一番人気のココグローブでも 中国人が多いし、一時、中国人は締め出しみたいなことを言っている人もいたが、そんなことはないだろう。それ以外の宿でも、中国人が多いという話をいくつも聞く。

日本人の感覚では、中国人は大声でうるさいという印象を持つかもしれないが、そうではなくて、他の国の人と同じように、静かにしている中国人を多く見かけ、マナーも良くなっている。
一言でこう書くと、いろいろな意見が出てきて、反論も多そうだが、全体の傾向としては間違いないはずだ。


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