Maritessとその家族

99年10月


  

Atay家の人々

妹弟姉

姉 Rashelle 小学4年生

妹 Maritess 小学1年生

 Maritessとその家族Atay家の人々は、シキホール島の中でも、特に自然が豊かな
ところに住んでいる。家はお世辞にも大きいとは言えないが、敷地は広く、日本なら
豪邸を建てる広さである。水道はなく、約300m離れた共同給水所から、ポリタンクで
水を汲んでくる。 給水所は洗濯場と水浴び場にもなっている。Maritessと姉のRashelle
は、毎日親を手伝ってここで洗濯をしている。 家に電気は来ていて、にぎやか好きの
フィリピン人のこと、音楽を聞いたり、テレビを見ることはできる。 しかし、冷蔵庫が
ないので、もしもチョコレートをプレゼントにもらったりしたら、すぐに食べないと、とけて
しまう。

2人の小学生は、約3km離れた学校までジプニー(フィリピン式ミニバス)で通っている。
日本だと歩いて行けと言いたくなるところだが、フィリピンは暑いので、歩く人は少なく
乗り物を利用するのが普通である。自転車は高価であり買えない。これに対し、ジプニー
は安い。 子供の学割りだと1ペソ(約3円)で学校まで運んでくれる。

姉のRashelleは、少し英語を話せる。これに対し妹のMaritessは、学校に入った
ばかりなので、ほとんど英語を話せない。でも子供なので、マスターするのは早く、
すぐに話せるようになるだろう。


彼らに会いたくなったら

Siquijor島のLarenaからジプニーで約10分(3ペソ=約9円)。Sanduganで下車。
ビーチへ向かう途中に彼らの家がある。
Siquijor島へは、Dumagetteから高速艇で約30分で着く。

続編(99/12)

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