シキホール島のシュノーケリング・ポイント

2005年 10月


自宅前の海

Tongo Pointと呼ばれ、日本のダイビングのガイドブックにも載っている。シュノーケリングでも十分楽しめる。


シキホールは島なので、周りの海に行けば、基本的に どこでもシュノーケリングを楽しむことができる。滞在した場所の近くがシュノーケリングポイントということである。それでも十分答えになっているが、ここでは いくつか試した実績のある場所を紹介する。

Tongo Point

手前味噌だが、自宅の前の海から紹介しよう。これまで自宅前の海では シュノーケリングをしたことがなかった。遠浅で、シュノーケリングのポイントとなるドロップオフまで かなり距離があり、泳いでそこまで行くのは、少し無理があったからである。しかし、先日 小舟を作ったお陰で、風向きが許せば、そこまで行けるようになった。さらには、エンジン付きの舟も製作中で、これが完成すれば、ほんの数分でポイントに到着できるようになるはずだ。

冒頭の写真は、先日 日本から友人が来た時に一緒にシュノーケリングし、その時 彼が撮った写真を 提供してもらったものである。写真に写っている以外にも、直径5m以上のテーブルサンゴなどもあり、十分満足できた。他にも、海ぶどうが取り放題。沖縄で お土産に売られている値段だったら、簡単に10万円分くらい取れそうだが、こちらでは一袋5ペソ。近所の人がこれをとって市場で売っているが、たいした稼ぎには ならない。もちろん近所の人は誰も買わない。

Salagdoong Beach (サラグドーン・ビーチ)

別途 紹介しているとおり、シキホール島で 一番有名なビーチで、公共の施設があり、わずかながら入場料も取られる。ここは海の水も綺麗で、すぐにそこそこの深さになるので、泳ぐのに適しているが、シュノーケリングはどうかというと、あまりお奨めできない。ちょっと泳いだだけで さんご礁が広がっていて 魚も沢山泳いでいるというような場所ではない。よくあるパターンだが、ビーチの両端の岩場に行けば、綺麗な魚が泳いでいるので、そちらを目指すのが良い。

サンクチュアリ

フィリピン各地で見られるが、シキホール島でも禁漁区域(サンクチュアリ)がある。場所は、Larenaから、周回道路を東に7kmほど行ったところである。禁漁区域は海に印がしてあるが、結構沖合いである。そこに たどり着くまで 浅い海が続く。まずは砂地を歩き、その後は、海草の上を泳いで越えるという段取りだ。目的地にたどり着くと、流石に禁漁しているだけあって、結構大きな魚も沢山泳いでいるし、さんご礁も多い。ただ、さんご礁の色はかなり くすんでいて、手前味噌の物言いになるが、これよりは、私の家の前のさんご礁の方がよっぽど綺麗だ。

Sandugan Beach

Kiwi, Paradiseといったピーチリゾートが並んでいて、特に日本の冬場には 欧米からの宿泊客が多い。最初に私がシキホール島に来た時、1週間近く ここに滞在したが、その間 毎日のように海に入った。そこそこ綺麗なポイントは見つかったが、その後の情報では、Kiwiの前に印がしてあるポイントだけが良いとのことである。

その他のポイント

他にも いろいろ試しているが、手軽にそれなりの深さのところに行けるということで、桟橋がある場所が便利で良い。シキホール港とその近くのDap-dap Beachに桟橋がある。シキホール港は、ちょっと泳げばすぐにドロップオフで、以前泳いだ時には 海がめを見かけた。ただし、ほとんど砂地で、さんご礁は少ない。魚を観察したいなら、桟橋の下に寄ってくるのを見る方が簡単だ。ここは 人が沢山来るので、女性には少し辛いだろう。
Dap-dap beachの桟橋は、手入れがされておらず、一部分 壊れているが、ちょっと泳げばさんご礁も結構見えて悪くない。私有地だが、誰でも無料で利用することができる。


シキホール島のページへ戻る

ホームページへ戻る