春巻き(Lumpia)

  
2013年9月作成



今回試しに揚げてもらった春巻き(Lumpia)
美味しく揚げて、美味しそうな写真を撮るのは簡単ではないが、初めて作ったものの、十分美味しかった。

日曜日に町で農家の人たちが売っていた
竹の子を刻んだもの

春巻きと言えば ベトナムが有名だが、フィリピンではLumpiaと呼ばれ、ベトナムに劣らず人気のメニューである。なぜここで取り上げたかというと、市販されているものは、具が充実していない割りに、値段が高めに感じるので、これは、自前で作った方が良い結果が得られるのではないかと思ったからだ。
と言っても正確ではなくて、いつものパターンで、現地の知り合いに作ってもらって、できたものを山分けするので、圧倒的に自分の取り分が少なく、それを考慮すれば、とんでもなく割高とも言える。それでも、別の時期に、別の数名に頼んでみて、それぞれ始めて Lumpiaをつくり、沢山食べられたので、みんな大喜びだった。
食材を知り合いの家に持って行って、料理してもらい一緒に食べるというのは 以前からお勧めしているが、その一環で Lumpiaは普段口に入らないものを現地の人が食べられ、さらにお勧めだ。

もう一つLumpiaを作るきっかけがあった。日曜日に農家の人たちが町へ野菜を売りに来るが、その時に竹の子をゆでて刻んだものを売っていたので試しに買ってみた。隣家に持って行って、作ってもらっている夕食の食材に加えてもらおうとしたら、Lumpiaを作ったらどうかという話になった。竹の子は一袋10ペソが二つ。それに対して、ひき肉や他の材料を加えると、材料費が10倍以上になってしまったが、沢山できて、一個当たりはかなり安くできていると言える。

レシピは、自分で作っていないので正確なことは言えないが、野菜を刻んでひき肉と混ぜて、皮に包んで揚げるだけなので、特に問題なくできるはずだ。

材料は、ひき肉と竹の子だけで、あとは皮と油だけでもなんとかなりそうだが、さらに、ニンジン、たまねぎとねぎを入れた。

からしが手元になかったのは課題だが、現地の人々はケチャップをかけている。皮にも味が付いているので そんままでも十分だ。

蝦や蟹を入れれば、飲茶の高級な部類の点心のようになるが、それは好みの話であろうう。

現地で安くて、日本だと高級な食材にウニがある。歯ごたえが大事そうな料理なので、ウニを入れても難しそうにも思える一方、ウニの香りの春巻きなら高級感もあり美味しいかもしれない。試していないので単なる思い付きだ。


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