宮古島 2010

2010年9月


宮古島の海

訪問した家の家族の一員の飼い犬
宮古島で一番有名なコーギーのようだ

前回の宮古島行きから6年が経過してしまったが、知り合いのお見舞いで宮古島を再訪した。

フライト予約

前回同様 UAマイル利用でフライトはANAだ。最近はUAマイルではANAの国内線の予約を取るのは至難の技。これが、インターネット上の噂だったが、3週間前にUAに電話を入れたところ、あっさり席が確保できた。事前にANAのHPで、予約状況を確認しておいたが、結構混んでいるので予約は入り難いだろうと予想していた。それでも、予約が入ったのは、特典旅行枠は、普通の予約の枠とは あまり関係していないという別の噂が当てはまったからだろう。いずれにせよ そんなに特典旅行の枠があるとは思えない。なぜなら、行きは希望する日で取れたものの、予約の入るフライトは一便だけ。帰りに至っては、所望の日は空席無しで、一日遅らせて、予約が入るのがやはり一便だけと言われた。それでも、行きが金曜日で、帰りは月曜日の希望が火曜日になったが、それなりに週末に合わせて予約が入ったのは、世間で言われているほど、UAマイルでANAの国内線の特典旅行の予約は取り難いというわけではない。今回はそれを示す事例であろう。もう一人 知り合いも別の時期に羽田発宮古往復で 同じUAマイルで特典旅行が取れた。 宮古島は那覇経由なので、宮古島、那覇行きのUAの特典旅行はそこそこ予約が入ると言えそうだ。さらには、国内線の他の路線でも、実は結構予約が入るのではないかと思えてくる。

前回は関空から宮古島行きの直行便があったが、今回は 直行は無くなり那覇経由だった。沖縄本島に降りるのは今回が初めてだったので良い経験ができた。伊丹発着が便利かと思ったが、行きは関空発、帰りは神戸空港着となった。
UAの予約担当者の話によれば、関空と伊丹は、フライトを変更して空港が変わっても経路変更にはならないが、神戸空港は、別の空港と見なされるということであった。従って オープンジョーといういことになる。席が確保できればなんでも良いし、神戸空港も始めて利用するので、そちらも期待して行った。

宮古・石垣オープンジョー

宮古行きの特典旅行をよりお値打ちにするには、宮古単純往復ではなくて、宮古と石垣でオープンジョーにして、宮古島、石垣島、西表島の最低でも三島を周遊するのが良さそうだ。今回もそうしたかったが、時間その他いくつかの理由で断念した。
安旅志向なので、有村産業のフェリーがなくなってしまったことも大きい。以前は、この船で那覇から宮古島や石垣島を経由して、台湾に行けたが、途中宮古島から石垣島の区間だけ利用することができた。他にも船がないか探してみたが、見つからず たぶん無さそうだ。次回、オープンジョーで行くことがあれば、この区間の移動は早割りなどで、安いフライトのチケットを探すことになろう。

ニッポン500マイル・キャンペーン

DLのキャンペーンだが、棚ぼたマイルとして、貰えるものは貰わない手はない。前回の宮古島行きでも もらったように思うが、今回は那覇経由になり 合計4フライトなので さらにお得だ。


空港・フライト・ラウンジ

関空

DL(旧NW)の関空・マニラ間のフライトがかなり前に無くなり、それと共に、私も関空に行くことがかなり減り、代わって 名古屋へ行くことが多くなった。 しかし、最近は、セブパシフィック航空の関空便ができて、バーゲンがあれば私も利用しているので、少しは、関空に行くようになった。

関空では、ほとんど国際線ばかり利用していて、ANAの国内線のラウンジ(写真右)に入ったのは、前回、6年前の宮古島行きに続き、今回が2回目だった。場所は前回利用した時の記憶と一致していたが、前回の写真と椅子も異なっていて、それなりに変わっていた。

ANAの国内線ラウンジ@KIX

ANA1737便 関空/那覇 777

前回は宮古島直行便だったので、機材は小さかったが、今回は那覇経由で 777だった。席が2-5-2の配置には良く慣れていたが、今回は通常の747と同じ3-4-3で、窮屈とも言えそうだが、2時間ほどのフライトなので、特に窮屈と感じることはなかった。

1737便@関空

1737便の機内 3-4-3

那覇空港

9月で、沖縄はまだまだ海水浴のシーズンであり、空港も多くの人で賑わっていた。台風でフライトがキャンセルになった後に多くの人が来て、テレビでも良く見かける空席待ちカウンターは、台風でもないのに、キャンセル待ち用の空席無し(Check in full)の表示が並んでいた。ドル箱路線であることが容易に理解できた。

ラウンジはそれほど広くないのに、座れる席が十分あるのは、ラウンジへ入れる資格があっても、空港へ余り早くは行かず、そのまま飛行機に乗ってしまう人が多いためか?
沖縄なのでオリオンビールの生とシークヮーサーのジュースが置いてあった。

ターミナル・ビル

混みあうゲート付近

空席待ちカウンター

ラウンジ

ANA1722便 那覇/宮古 735
ANA1722便 宮古/那覇 735

宮古便は、機材が小さいが行きも帰りも、空席はほとんどなく、こちらも那覇空港の混み具合と対応している。帽子や顔立ちから一目で現地の人と分かる乗客が多く、ローカルな雰囲気だ。

フライト・アテンダントは、いつもニコニコ、言葉遣いも丁寧で、流石 日本のプロだと感心した。米国やフィリピン、中国の航空会社とは大きく異なる。

1722便

宮古空港

花が多くて、リゾート気分にさせてくれる

チェックインカウンター

空港ビルの内部の様子

ANA434便 那覇/神戸 767

行きと違い機材が767で席は2-3-2の並び。前後も行きの機材より少し幅が広く感じられ、二人がけの隣をブロックしてもらったので かなりくつろげた。この便もほとんど満席で、沖縄路線は儲かっているように見える。ただし、シーズンにより差があるのだろう。

434便@那覇空港

434便の機 2-3-2

神戸空港

那覇空港だけでなく、神戸空港も今回が始めてだった。行ってみると良く分かるがスカイマークの本拠地である。
到着しただけなので、空港の設備は良く分からないが、空港と三宮駅はポートライナーで結ばれているので便利だ。

空港ビル

到着ロビー

出発ロビー

ポートライナー


宮古島のビーチとさんご礁

前回も海に行ったが陸から見ていただけだった。そこで今回は実際に海に入って、何処のさんご礁が良いか比べてみた。

吉野海岸

宮古島で一番と言われているビーチ。確かに白砂の砂浜も良いし、海に入れば、すぐ近くにさんご礁があり、シュノーケリングにも良い。ドロップオフまで、それほど遠くないので泳いで行けそうだが、リーフは結構波が高くなっていて、安全そうには見えなかったので最初から敬遠して行かなかった。ここの海は、引き潮では、さんご礁が水面近くまで来ているところが多く、泳ぎが得意でなくても、十分シュノーケリングを楽しめそうだった。 反対に 満ち潮の時には、泳ぎに自信がないとシュノーケリングは不安かもしれない。


新城(あらぐすく)海岸

吉野海岸の横にあり、こちらも、ビーチは良いし、シュノーケリングにも良い。さんご礁は、かなり沖合いまで続いていて、広範囲でシュノーケリングを楽しめる。ただし、さんご礁が死んでいるところも多いので、綺麗な海中を見て楽しみたいのなら、場所を選ぶ必要がある。現地の人の話では、ここでは、小さなモリで、割と簡単に魚が突けて、結構数を獲れるそうだ。


池間島の入り江

池間島は立派な橋の先にある過疎の島だが、現地の知り合いの案内で、この島にある隠れ家のような入り江へ行った。ちょうど別の家族が車で帰るところで、ビーチは貸切状態だった。入り口に車が停まっている時は、家族風呂の扉が締まっているようなものなので、ちょっと待った。そんなプロトコルのようなものがここにはありそうだ。

ここも、水に入って すぐのところにさんご礁があり、シュノーケリングを堪能できる。さらに沖合いは、さんご礁が素晴らしいそうだが、流れが速い場合があるということで、今回は沖合いに行くのを断念した。

隠れ家のようなビーチ

道路からの入り口
ビーチとは関係ないが、その辺に生えている木の葉っぱ。フィリピンではイピル・イピルという名で、牛が好んで食べ有益な植物。宮古島にも沢山あるが、単なる雑草と見なされているそうだ。

砂山

町から近く、雰囲気が良いので、観光客や地元の人が多く訪れるビーチとなっている。私は、ビーチから手軽にアクセスできるさんご礁が目的だったので、早速 海に入って調べたが さんご礁はほんの少しだけだった。ここはシュノーケリングには向かない。

ビーチの様子

ビーチの横にある奇岩
名前の通り砂の山で、帰りの心臓破りの坂が大変だ。砂に足を取られて、なかなか先へ進めない。


宮古島で食べる

前回も今回も知り合いの家に泊めてもらったので、あまり外には食べに行かなかった。そういう場合は、市場で魚を買ってきて、家で料理して食べるのが一番であろう。しかしながら、折角なので、一度はチャンプルを試してみたくなり、食堂に連れて行ってもらった。定番のゴウヤ・チャンプルはなかったが、豆腐チャンプルがあったので、そちらを注文した。写真では、分かりにくいかもしれないが、とにかく量が多く、二人か三人で分けて ちょうどの量だった。しかし、ほとんど野菜なので一人で強引に食べたが、食べ過ぎの引き金になったように思う。
素朴な味で、家庭料理のような感じである。量の多さをなんとかできれば、私にはこれで十分で、2、3日に一度は食べても良いと思う料理だ。
チャンプルに必須のスパムは、フィリピンでも日本でも同じような値段である。しかし、シキホール島のようなフィリピンの田舎では、スパムは高級で とても買えないので、海でウニでも採って食べておこうということになる。これに対して、日本や米国では、スパムは安物の代名詞のようなイメージがある。だからと言って、チャンプルはイマイチだと言っているわけでは、もちろんない。

豆腐チャンプル




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