前回、「お盆の実は空席あり、NW特典旅行予約システムの不具合」という表題でまとめたが、「年末年始も、、、、」という続編を期待するのは、当然のことであろう。そこで調べてみたが、残念ながら特典旅行の世界は そんなに甘く無くない。現時点で、セーバーで、年末年始の特典旅行の予約が入るのは、NWの広州行きなど一部の限られており、全般には かなり難しそうだ。
NW特典旅行予約システムの不具合
そこで、まずは前回指摘した不具合の現状がどうなっているかを確認してみた。その結果、不具合はそのまま続いていることが確認できた。航空会社にとって、特典旅行枠の制限は、収益にかかわる一大事である。この手の不具合があったからと言って、適当に修正して、また新たな不具合を作りこんで、特典旅行を大判振る舞いして、会社が傾いてしまったら大変なことである。修正版のリリースは慎重の上にも慎重を期すべきであろう。
不具合の事例を紹介しておこう。
行き１２月３１日、帰り１月１０日、NGO/MNL往復の特典旅行空席状況を照会してみた。すると、行きの１２月３１日のセーバーは空席なしと表示される。（↓）
次に、前回と同様、帰りは予約が入りそうな かなり先の日付に変更してみた。
同じ、NGO/MNLの往復の特典旅行で、行き１２月３１日、帰り３月１０日とすると、行きの１２月３１日のセーバーは、以下のとおり空席が出てきた。（↓）
行きと帰りの空席は、本来 独立しているはずだが、どこかで、AND条件が紛れ込んでしまったということだろう。
UA特典旅行予約システムの不具合
システムの不具合などを指摘すれば、普通は航空会社に嫌われそうだが、敢えて書いているのは、それを知れば、ユーザーが得するからだ。しかしながら、NWの不具合だけ書くのは不公平である。そこでUAの方も書いておく。こちらは、UAユーザーにとっては、常識中の常識で、言われるまでもないことだろうが、NWしか乗らないユーザーにとっては、劣等感（？）から抜け出すための情報になるはずだ。
来年のNRT/BKKのエコノミークラスの空席を照会してみた。出発が１月と3月で異なると、帰国が同じ６月でも、６月の空席状況がかなり異なって表示される。3月出発は空席が多く、それに引っ張られて、６月の空席が出てくるような形であり、NWの場合と酷似している。
同じようなシステムで同じような不具合。次に知りたいのは、どこに外注したかということだ。
因みに、以下のような異なる結果が出るのは、いろいろNext Previousを繰り返した後であり、単純ではない。
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NW、ログインの威力
不具合を指摘しているだけでは、お得にはならず、悲しいだけである。そこで、予約システムを使って、得になりそうな参考情報を紹介する。NWの特典旅行予約システムでは、エリート会員がログインするとプライオリティが上がると書いてあるので、それを試してみた。残念ながら、私は今年プラチナからゴールドに降格してしまったが、NWでは、ゴールドでもかなり優遇されるようだ。
以下は、NRT/HKKの来年の４月出発、５月帰国の例。ログインしない場合と、ログインした場合の空席状況である。ログインすれば、ゴールデンウイークでも席は確保できそうである。
この結果から、UAの場合も １Kなら かなり特典旅行も取り易いのではないかと想像するが、既に1K落ちして久しく、私には関係がなくなってしまった。
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