セブからマスバテ、レガスピ、台北経由で日本へ

2013年7月作成



日本とフィリピンとの往復の途中、これまでいろいろなところに寄り道してきたが、今回はかなり特殊なルートで日本に帰ったので紹介したい。途中の各地の話題は別途まとめることにして、ここでは飛行機などの移動について主に説明する。

セブ国際空港(CEB)

セブからは、便数の多いマニラ行きを利用する人が圧倒的に多そうだが、今回はセブからセブパシフィック航空(5J)のマスバテ行きに乗った。新しい路線で、フライト案内のディスプレイにも表示されないという いかにもフィリピンらしい状況だったが、何とか乗ることができた。

一階のバスゲートから出発する。

セブ国際空港から出発する5Jのマスバテ行き

CEB/MBT(マスバテ) 5J

機材の中
乗客が少なく、バランスを取るため
前の方の席に変わるよう指示された。

上空から見たマスバテの町
上の写真の真ん中辺りにあり、出島の
ような形である。

マスバテからティカオ島経由でレガスピへ

マスバテは大きな島で、今回新規に就航したセブからの便以外にも、マニラからの便が以前から飛んでいる。それ以外には、船が各地を結んでいるが、途中フェリーに乗るバスで直接マニラまで行くこともできる。
今回は、マスバテから隣のティカオ島に渡り、さらにルソン島へ渡り レガスピを目指した。

マスバテからティカオ島への渡し舟
昼過ぎまで、1時間ごとに舟がある。
所要約40分

ティカオ(Ticao)島からルソン島のBulanへの
渡し舟 Dep 5:30, 6:00, 8:00, 11:00, 13:00
所要約1時間

ティカオ島からの舟が着くBulanの町

Bulanからレガスピへのバス

レガスピ空港

レガスピ空港の向こうにマヨン火山が見える。
しかし、待てども完全には雲は晴れなかった。

マニラ行きの5J便

クラーク空港から台北へ

マニラに到着した後、バスで、クラーク空港まで行き、エアーアジア便で台北へ飛んだ。
台湾の漁師がフィリピン人により殺害された事件の影響で、フィリピンと台湾の関係は悪化して、両国間のフライトの利用者が激減した。そのため、エアーアジアは毎日1便だったものが、週4便に減便された。利用する予定の日はなんとかフライトはあったが、昼出発のはずが、夜出発に変わり、お陰で 台北の町中に着いたら深夜12時を回ってしまい、いつも行く日本人宿はタイムアウト。代替案の安宿も12時で締めてしまい、宿探しに苦労した。他の安宿に泊まったが、足元を見られ値段を吊り上げられてしまった。
エアーアジアと競合している5J便の方も、いつでも安い状態になり、最初の表示料金がほとんど無料のようになっていた。実際にはサーチャージがいろいろ加算され安くないとも言えるが、チェックインの荷物の料金を加えても、片道5千円足らずまで、下がったので十分お得であった。

台北行き エアーアジア便
飲食物持ち込み禁止

台北からピーチ航空で関空へ

台北で常宿にしている日本人経営のドミトリーでは、宿泊客は全員日本人で、聞いたらフライトはほとんどピーチを利用してきたとのことだった。さらに言えば、ピーチは関空から飛んでいるので、客は関西の人が多かった。台北駅周辺の日本人安宿とピーチ航空、それと関西からの旅行者。これらが三点セットになっている。

セブからマスバテへのフライトでは、空港のディスプレイに表示されないという不具合があったが、今回のピーチ航空の利用では、空港バスの乗り場でトラブルを起こしてしまった。台北(桃園)国際空港はターミナル2が出来たので、バスに乗る前に、ターミナル1か2か、もしくは どの航空会社を利用するか聞かれる。荷物を入れるトランクをターミナルごとに分けるので、荷物があるなら、どのターミナルに行くかはっきりしないと、係員が困ってしまう。
日本からピーチで来たのではないので、どのターミナルか分からず、Peach airlineと言ってみたが通じない。Peach aviationでもダメだろう。現地では楽桃航空と呼ぶそうだが、それは後から知った話で、日本から往復で来ていない身には手強かった。

チェックインカウンターは当然のように
出発ロビーの一番端だった。

ピーチ航空の関空便@TPE

空港の地階にある安フードコート
Macなども町中と同じような値段で良心的

ピーチ航空KIX便の機内の様子
関西弁のアナウンスは始めての経験だった。

KIX

機内アナウンスでは、「関空に到着すると、タラップを降りて、LCCターミナルまで歩くことになっているが、海から強風が吹くことが多いので、注意せよ」ということだった。風が強い場合が多いのだろうが、この時は幸い強風はなかった。

KIXの到着ゲート

機内で割引券が販売されたので、それを買って
ラピート号に乗った。


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