チキンライス

2011年6月作成
2012年2月最終更新



(→2012年2月更新分へ)

東南アジアでよく見かけるチキンライス。既に何度も取り上げているし、炊き込みご飯か 白いご飯の違いによる当たり外れについても説明した。さらに、詳しく紹介しようと思って、チキンライス単独の話題で、今回取り上げてみた。


海南鶏飯
(2011年6月)

シンガポールやマレーシアのフードコートでよく見かける。炊き込みご飯がとりわけ美味しい。名前の通り、海南島出身者がシンガポール、マレーシアなどに伝えたそうだ。

海南鶏飯@シンガポール
ブギスのフードコート

チキンライス@マレーシア (2011年6月)

マレーシアでよく見かけるのが 白いご飯のチキンライスである。好みにもよるだろうが、やはり炊き込みご飯の方が料理の手が込んでいる分 美味しいと言えよう。こちらは、ご飯に味を付けていない分、鶏肉には醤油におろしショウガなどの味の強いタレを最初からかけている。専門店以外では、一部分のメニューのために、わざわざ炊き込みご飯を用意するのは大変なので簡単レシピにしたと私は思っているが、機会があれば 店の人に、「どうして炊き込みご飯にしないのか?」と質問してみたい。しかし、嫌われそうだ。
さらには、炊き込みご飯のバージョンよりも美味しい 白飯版のチキンライスが見つかることも期待したい。炊き込みご飯では、チキンに味の濃いタレは向かないので、炊き込みご飯版に対抗するには、結構味の付いた抜群のタレを使うチキンライスということになろう。調査を継続して、白飯版の名誉回復で、絶品が見つかるのを期待したい。

チキンライス@ペナン

カオマンガイ@タイ (2011年6月)

チキンライスがタイに行くと、カオマンガイという名前になる。炊き込みご飯を使っているし、海南鶏飯と漢字で書いてもよさそうだが、鶏肉の並べ方が海南鶏飯では並行で、カオマンガイは少しバラバラという傾向がありそうだ。しかし これは誤差のうちで、内容には ほとんど差がなくて、違いは値段と言えよう。単に物価水準の違いでもある。シンガポールでは300円足らず。マレーシアでは100円余り。タイでは100円足らずで、安屋台なら25〜30バーツ程度であろう。

カオマンガイ@スラー・ターニー、タイ

カオマンガイの専門屋台
@スラー・ターニー



ここでは、シンガポール、マレーシア、タイの事例を取り上げたが、ベトナム、香港、中国、フィリピンその他の事例も今後取り上げたいものだ。しかし、昨年本家の海南島に行ったのに 鶏飯を食べなかったのは、今思えば失敗だった。機会を見て、海南島一周を目指し、本場の味も試してみたいものだ。

最後に、ぶち壊すようなことを書くが、チキンライスがとんでもなく美味しいものとは 思えない。シンガポールには20年近く前から何度も行ったが、当初は週末に短期で行くだけだった。その場合、チキンライスは一度味見をすれば十分で、何度も食べるような気にはならなかった。それより、もっといろいろなものを食べたかった。今でも、チキンライスよりバラエティに富んだ飲茶の方が好きだ。人にお薦めするのも飲茶の方だ。しかし、コストパフォーマンスという点では、チキンライスはかなり良さそうだし、ここでわざわざ取り上げている理由は、いろいろと試して、比較して何かを見つけようということだ。
最近は、Googleで画像を検索すれば、海南鶏飯もカオマンガイも沢山の写真が見つかる。それらを比較しても何か見つかるかもしれないが、自分で食べ比て、何か新たな発見をしたいものだ。


COM GA@ベトナム (2011年7月)

ベトナムでもチキンライスを試そうと 気にかけていたが、なかなか見つからなかった。最初に試したのはフエの生協食堂である。ここでは、いろいろなおかずが並んでいて、その中にチキンがあったので食べてみた。これもチキンライスのうちであろうが、おかずがたまたま鶏肉だっただけとも言える。ここはボッタクリがなく明朗会計で安いのが良い。

そして、次にホイアンに行って、旧市街を歩いていたら、Chicken riceの表示を見つけた。ベトナム語ではコム・ガである。コムはご飯。残りがチキンということだ。こちらは専門店(専門屋台)で、ご飯も本格炊き込みであった。しかしながら、チキンの濃厚な味が感じられなかった。サフラン・ライスで色がドギツイと、勝手に怪しいと思ってしまうが、こちらも色の濃さが気になったが、白いご飯より十分美味しいので良しとした。スープ付きだと思ったら、これはチキンライスの上からかけて食べるものということだった。鶏肉はほぐしてあり、付け合せの野菜はきゅうりでなくて、香りの強い葉っぱなどが付くところがベトナム流。

フエの生協食堂で食べた
チキンの定食 2万ドン

COM GA@ホイアン
観光地価格で3万ドン

チキンライス屋台

3万ドンは観光地のボッタクリであろう。
町外れの定食屋の飯(上の写真)は
1万5千ドン。こちらは安い。

ホイアンの旧市街の屋台でチキンライスを食べた翌日、
泊まったホテルのレストランでもチキンライスを出すのがわかり そちらでも試してみた。値段は25000ドン。ホテルなので これもでも少し高めであろう。チキンの在庫が少なかったのか、チキンの量がかなり少なかった。
いずれにせよ、この二つでチキンライスのレシピはほぼ分かったと言えそうだ。

さて、よくよく調べてみると、既に初回ホイアンに来た時にチキンライスを食べていたのが分かった。その時は、焼き飯と勘違いした。付け合せの野菜も今回の二つとは少し違っていた。

泊まったホテルで食べたチキンライス
25000ドン


(以下、2012年2月更新)

チキンライス@フィリピン (2012年2月)

マニラのキアポの近くにあるJoe Kuanという中華のファーストフードの店のチキンライスを取り上げる。野菜炒めに鶏を入れて、コーンスターチでとろみ付けしている。Chicken riceをそのままカタカナ表記したが、他のチキンライスとは別物とも言える。

余談だが、フィリピンで Ferryが沈んだという場合は要注意だ。Ferryには、日本のフェリーのような大きな船もあるが、英語の辞書を見ればわかるように、渡し舟も含まれる。フィリピンの英語の新聞で、ferryと書かれていても、特にそれが沈んだ場合にはフェリーと訳すと、まずいことがある。大きな船よりも、小さな渡し舟の方が簡単に沈みやすい。

カタカナでそのまま書くのは良くないと言っているのに、かたや、チキンライスと書いたのは、まずいとも言える。
チキン四宝菜の方が正確だが、勝手に命名するのもイマイチだろう。

Chicken rice @Joe Kuan, P62

香妃鶏飯@香港 (2012年2月)

うなぎ丼のように、ご飯にもタレがかかっている。

白切鶏飯@中国 (2012年2月)

広西をバスで移動中に途中の食堂で食べた。鶏肉をタレに漬けている。



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