中国特典旅行予約の事例

2006年 8月




中国特典旅行の皮算用をしてみたが、漂白の思いやまず、現地に行きたくなって予約を入れた。希望する目的地は沢山あるが、今回は雲南省を目指した。

UA

私の場合 NWのマイルは、フィリピンと日本を往復するために必要なので、まずはUAのマイルを使うことを検討した。前回の皮算用で、大理(DLU)、麗江(LJG)へNWのマイルを使えば行けそうなので、UAでもどうかと思って電話で聞いてみたが、やはり、フライトは見つからなかった。そこで、CA(中国国際航空)で昆明(KMG)まで、KIX/PEK/KMGの往復の予約が入るか試してもらったが、残念ながら予約が入らなかった。クラスも変え、日付も前後にずらして調べてもらったが、席は確保できなかった。8月の下旬で、まだまだ混んでいる時期だったのかもしれないが、UAの職員の話では、CAを使った特典旅行の予約は入りにくいということであった。
また、日付やクラス等何か変わると、始めからリクエストを上げ直す必要があり、さらに、一つ一つのリクエストへの回答に時間がかかり、航空会社の職員の時間を沢山占有することになりかねず、簡単にOKが返ってくる場合を除くとどうも、予約を依頼するのも気が引けてしまう。
FM(上海航空)も特典旅行に使えるようになったので、そちらも試してもらったが、端末をたたいても出て来ないというこうで却下。現状では、FMを使った特典旅行で中国に行く場合、Yクラスでも3万マイル必要であり、他より必要マイル数が多く お得ではないという事情もある。FMがスターアライアンスに加盟し、他と同じマイル数で行けるようになるのを待つのが得策であろう。現状のフライト・スケジュールから大きくは変わらないとすると、NHとFMを組み合わせるのが良さそうである。

NW

結局、今回はUAのマイルの利用は諦め、次にNWへ電話してみた。満を持して、CZ(中国南方航空)の大理(DLU) IN、麗江(LJG) OUTのオープンジョーで、調べてもらったところ、希望通り日程で予約が入るということであった。しかしながら、特典旅行2回分のマイル数が必要だと言われてしまった。KIX/CAN(広州)/DLU, LJG/CAN/KIXで、KIX/CANの往復はCクラス、中国国内はYクラスとして、5万マイル必要だということであった。アジア内なので3万マイルで行けると期待したが、コンピュータが5万マイル引き落とそうとするそうだ。NWの職員の話によれば、距離の制限をオーバーするからであろうと言うことであった。CAN/DLU,CAN/LJG間のフライトは、途中昆明(KMG)を経由するが、1つの便名で飛んでいるものがあり、それを利用すれば、フライト数の制限内に収まると期待したのだが、それが駄目だったのかもしれない。コンピュータが便名が異なる組み合わせで見つけてきたからそうなったのかもしれない。
今回は諦めて、行き先を少し変更して、KIX/CAN/KMGの往復で頼んでみたところ、問題なく発券できた。CAN/KMGではクラスの設定がF,Yのみで、Cクラスがないので、CAN/KMGの往復はY、KIX/CANの往復がCとなった。昆明・大理間は バスで5時間程度で移動できるという情報があったので、陸路に期待したのである。以前は、バスではかなり時間がかかったが、今では、道が良くなったのであろう。

課題は、身の毛もよだつという言葉を使いたくなるような燃料サーチャージをとられるということである。こういうのがあるので、無料航空券とは言わず、特典旅行というのだなと勝手に納得してみたりするが、とにかく 請求されるので、払わないわけにはいかない。そこで、NWの職員に幾らか聞いてみたが、分からないそうである。NWのマイルを使った特典旅行で、他にも燃料サーチャージを徴収する航空会社があるのか聞いてみたところ、よく噂になるMH以外にも、KLM、アリタリアの名前が挙がった。さらに他にもあるのかも知れない。一方NWのHPに 「燃料サーチャージを取られる場合がある。」と書いてあるが、実際には取られたことがない航空会社もある。

CZのHPで調べたところ、日本と中国の間のフライトの燃料サーチャージは25ドルと書いてあった。特典旅行の場合は、もっと沢山取られるのではないかと、今から不安は尽きない。

燃料サーチャージと もう一つ 緊急発券手数料という言葉は、出来れば死語となって、この世から姿を消してもらいたいものだ。

とにかく予約は入った。 旅が終わったら結果を報告したい。


BACK