LA Metro 1日券の旅 パート2

2007年1月20 作成
2007年1月22日更新



(→2007年1月22日更新分)

LA Metro Rail Gold line

前回同様、LAXでのトランジットで、LAを一日観光する場合の参考情報である。
日本から東海岸に飛ぶ場合に、一度に東海岸のハブまで飛んでしまうのではなくて、まず、西海岸に
飛んで、そこで1日過ごしてから、夜行便で東海岸に飛べは、(1)格安航空券で追加料金を払うことなく 西海岸で、おまけに1都市観光でき、(2)目的地に深夜でなく早い時間に到着できるし、(3)ホテル代も1泊分節約できるし、(4)Yクラスの格安航空券でも アップグレードで楽に飛べるし、(4)ラウンジで酒が飲めるし、(5)マイルも沢山貯まる。以上のように さまざまなメリットがあり、お奨めだ。

目的地へ

LAXから市バスを利用する時には、Lax shuttleのLot C行きに乗るが、Metroの電車の駅に行くには、LAX shuttle Gに乗る。LAXの最寄りはAviation駅で、そこまで行って、まずは、券売機で1日券3ドルを買おう。地図があるので、それに従い乗り継いで行けば、時間は少々かかっても、希望する場所に行くことができる。今回は、LA郊外のパサデナを目指した。途中、LAのダウンタウンのUnion stationを経由する。

LAX Shuttle G

Metro Aviation station
LAXの最寄駅

LAのUnion station

パサデナ(Pasadena)

パサデナは、Metroのゴールドラインの終点にある町である。こんな遠くの町まで 3ドルの1日券だけで訪れることができて とてもお得と考えるか、Metroでこんな遠くまで行くのは大変だと考えるか、それは人それぞれだ。高級住宅街で おしゃれな町並みがあり、フラッと歩いてみるのに最適である。今回はゴールドラインのLake駅を起点に歩いた。

パサデナの街並み

ショッピングモールの中庭

市庁舎
Pasadena Robinsons

市庁舎の前に、巨大な顔だけの像がある。Pasadena Robinsonsと呼ばれるパサデナ出身の兄弟、その像である。一人は、ベルリンオリンピックの200m走で銀メダルを獲得し、その後メジャーリーガーになったそうだ。とにかく、普通の銅像とは異なり、巨大な顔だけというデザインがユニークだ。

パサデナは、LA郊外の高級住宅街として、日本人も少なくなく、インターネットで、日本語のHPも沢山見つかる。

We love Pasadena!! ここが一番、内容が充実しているが、個人のHPで、私と同様、検索エンジン対策をしていないためか、なかなか必要なURLにたどり着かない。
PASADENA GREEN PLAZA こちらは、業務用のHPなので、検索エンジンで「パサデナ」と打ち込めば、簡単に見つかった。地図などを参考にさせてもらった。
パサデナ - Wikipedia

チャイナ・タウン

チャイナタウンは LAのダウンタウンの一角にあるが、ゴールド・ラインの沿線なので、パサデナに行くついでに 立ち寄ってみた。外国人観光客など、外から人がたくさん訪れるサンフランシスコやニューヨークのチャイナタウンと比べると、こちらはちょっと精彩を欠いているとも言えるが、とにかくチャイナタウンの雰囲気は十分味わえる。安食堂も少なくないので、チャイナタウンで、まず腹ごしらえをしてから、パサデナに出かけるという手もある。安飲茶屋もある。

チャイナタウンのゲート

商店街
掘り出しものが見つかるかも

安食堂


(2007年1月22日更新分)

残念な事態になってしまった。
日本から、朝 SFOかLAXに着いて、夜行便で東海岸に飛んでも、24時間以内の乗り継ぎで、同日乗り継ぎなので、格安航空券でも追加料金不要で非常にお得であった。ところが、NWの場合には、先週までに発券した分は、これでOKで、今週発券しようとした分は、駄目だと言われてしまった。旅行代理店の話だと、どこからから密告のようなことがあったとのことだった。ここで、お奨めしたのが 悪かったのかと思ったりもするが、それは思い過ごしであろう。

「最小の乗り継ぎ時間の便に乗り継がないといけない」というルールに反するということである。例えば、NRT/SFO/DTW/MIAは、端末を叩けば出てくるルートなので、これを、乗り継ぎで油を売らずにそのまま、行ってしまえば、発券できるのだろう。A330には乗れるし、何よりもNRT/DTW/MIAに比べて、SFOで入国審査を受けるか、DTWで入国審査を受けるか、これは、人にもよるだろうが、私には、大きな違いで、まだまだメリットがあるとは言える。しかし、残念ながら、これでは、LAX,SFOで観光することができない。
最近の格安航空券では、ストップオーバー1回につき、5000円程度の追加料金を請求されるが、入国審査のことを考えれば、追加料金を払っても良いと思う。しかし、以前は4都市まで周遊できていたものが、最近はNWの場合は、通常3都市までとなり、私の場合、いろいろ回りたいので、ストップオーバーの上限でひっかかってしまう。

これまで、特典旅行で、フィリピンに戻るのに、名古屋からマニラ経由のドゥマゲッティ (NGO/MNL NW  MNL/DGT 5J) の往復を何度も飛んだ。この場合、乗り継ぎのため、マニラで一泊する必要がある。MNL/DGTは1日2便あることが多く、次の日の乗り継ぎでどの便に乗るかは、自由に選択できた。しかし、1度だけ、乗り継ぎ時間の短い便でないといけないと言われたことがあった。それだと、マニラに午後11時頃に着いて、ホテルに泊まり、深夜3時頃起きて、早朝5時過ぎのフライトに乗る必要があり、ホテルで3時間くらいしか眠れない。 便利な乗り継ぎとは言えないので、もう一本の昼頃の便にしてもらった。

これと同様で、ここで取上げている乗り継ぎも、客には便利なので、今後再度、認められるようになってもらいたいものだ。

UAの場合だと、西海岸で行ける都市が多いので、そちらに一旦ストップオーバーしてから、夜行便で飛ぶのがお奨めだ。


(追加 その2)

これまで、NWでメキシコに何度か行ったが、通常なら、行き返りとも、米国でストップオーバーが必要になってくる。そこで、ここで取挙げている西海岸から東海岸への夜行便を使い、

NRT/SFO/DTW/MEX/DTW/MIA/DTW/NRT

のようなルートをとり、行きは機中泊だけで、済ませていた。そして、ストップオーバーとカウントされるのを1回だけになるようにしていた。旅行代理店の人も、うまい乗り継ぎだと、褒めてくれていた。
もしも、これにも 待ったがかかり、SFOを経由せず、

NRT/DTW/MEX/DTW/MIA/DTW/NRT

とするよう要求されるのなら、DTWでホテルに泊まらないと いけなくなってしまう。(MEX行きは、1日1便しかない。NWは米国の航空会社なので、DTWとMEXのルートは、距離的に、朝DTWを出て、午後MEXから引き返し、夜DTWに戻ってくるというスケジュールに、ほぼ機械的に決まってしまう。) それなら、そちらでホテルを用意してくれと言いたくなるのは、ごく自然であろう。その結果、もとのルートでも良いということになりそうな気もする。とにかく、西海岸から東海岸へ夜行便を使うここで取上げているルートは、かなり合理的で、そんな無茶はしていないので、却下されるのは、いかがなものかと思う。


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