マイレージカードを米国入国審査の免罪符に

2004年12月


昨年あたりから、DTWの入国審査では、ほとんど毎回別室送りを繰り返してきた。一度、書き込みをされて、それが一生もののキズとして残ってしまっているからだろう。

そこで、最近はDTWを回避し、SFO,LAXへと矛先を変えた。たまたま メキシコ、ジャマイカへのトランジットという 米国入国には有利な理由もあったが、さすがに こちらは、これまで同様、楽勝ムードが漂っていて、全く問題なかった。
いずれにせよ、2回たて続けの楽勝に気をよくし、今年最後の米国行きで、DTWに再挑戦する気になった。ただ、これまでと同じことをしていたのでは、また別室送りになることは必定。さらに、別室送りを繰り返していては、果ては、入国拒否、強制送還を喰らう可能性も無いとは言えない。
そうなると、マイル修行は止めざるを得ず、このホームページも終わりを告げることになろう。

別室送りの対策として、今回試そうと思ったのが、マイレージを全面に押し出すことである。
なんと、これを今までやってこなかったのである。これしかないと思いながらも、これまでは、観光で押し通してきたのである。

「控えよ、控えよ。このマイレージのカードが目に入らぬか。」 入国審査で、そんな事を言っても、もちろん冗談は通じない。それでも、特に米国では、日々のスーパーでの買い物の時まで、せっせとマイルを貯めようとしている人が少なくない。マイレージを貯めるというのは、米国人にとって、分かりやすい理由である。

そこで、今回は入国の理由として、「買い物、観光、そして、来年も、これと同じマイレージのカードが欲しいから。」と言って、NWのプラチナのカードを見せたところ、「は、はー」と 控えることはなかったものの、「マイレージを貯めるのは意味があることだ。」と入国審査官は答えて、別室送りになることなく、あっさり入国は認められた。

アルバカーキに観光などと言っても、入国審査官は納得してくれない。「オーランドに行く」と言っても、「子供も連れていないで、ディスニーに行って、どうするつもりだ?」と、問いただされる。そんな理由よりマイレージを貯めるという理由の方が、入国審査官には通じやすい。

すべての入国審査官に、これで通用するのかどうか 保証はないが、みんなでマイレージ、マイレージと言い続ければ、通用しやすくなると期待したい。

特に、以前 アイデアを頂いたことだが、マイレージのキャンペーンなら、さらに通りやすいことだろう。スーパーでポイント何倍キャンペーンとか言うと、簡単に反応して、ついつい沢山 買ってしまうものだ。マイレージのキャンペーンも これと同じことで、多くの人に分かりやすい。


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