深夜にBKKのスターアライアンス・ラウンジをはしごする

2019年8月作成



南アジア内の特典旅行でスワンナプーム空港(BKK)へ

UAの特典旅行で 南アジア内を利用した場合、この地域が本拠地のタイ航空かシンガポール航空になることが多い。この二社のハブ空港で、南アジア内での乗り継ぎに場所が良いのは、シンガポールよりバンコクで、結局、南アジア内の特典旅行では、タイ航空利用になることが多く、乗り継ぎは、スワンナプーム空港(BKK)になる。

因みに、南アジア内の特典旅行を取り上げる理由は、UAのマイレージのルールで、最近できたExcursionist Perksで利用するためだ。日本発着の場合に、ANAの国内線を最初と最後に使い、間におまけのマイルが要らない区間で南アジア内を利用すれば、この区間内で、通常なら必要な片道17500マイルがゼロになり、日本国内の片道2回の短距離区間の5千マイルx2区間に比べ、十分多くのマイル数が割り引かれるのでお得だ。南米やアフリカなどへ 出掛ける予定がある人なら、その旅行中に、南米内、アフリカ内の特典旅行を、ここで言っている南アジア内と変えて発券すれば、さらにお得と言える。しかし、そのような遠くへ出かける予定がないのであれば、南アジアへは、LCCなどで日本から安価で簡単に行けるので便利だ。

余談は、これくらいにしておく。

既にBKKや そのラウンジについては、何度も取り上げているが、ここでは、BKKでの乗り継ぎが日をまたいだ場合に利用したいスターアライアンスゴールド・ラウンジを紹介する。

ラウンジのはしご

BKKにはスターアライアンス・ゴールドで入れるラウンジが4つある。

スターアライアンス・ラウンジ@BKK

航空会社

営業時間

場所

タイ航空(TG)

5:00〜1:00

コンコースC, D, E

シンガポール航空(SQ)

6:30〜23:00

コンコースD

EVA航空

6:00〜2:00

コンコースF

トルコ航空(TK)

24時間営業

コンコースD

人気のSQラウンジは営業終了

BKKに着いたら、できたら行きたいのがSQラウンジだろう。内容が充実しているし、人気も高い。午後11時に締まるのは分かっていたが、試しに前を通ったもののやはり営業を終了していた。日をまたぐ乗り継ぎでも早く着いたらSQラウンジを目指したい。
もちろん、日中の乗り継ぎでも同様だ。

中の様子は以前に紹介した通りである。

→ SQラウンジ@BKKでシンガポール・スリング

営業終了後のSQラウンジ

遅くまで開いているEVAラウンジ

トルコ航空(TK)ラウンジは24時間営業なので、いつ行っても良くて、その前に、深夜その他に開いているEVAラウンジへと向かった。以前に台北のEVAラウンジを利用したが、結構良かったので 期待して行った。EVA航空の深夜便があるからだろうが、結構客が多かった。

EVA航空 ラウンジ
コンコースD,E,Fの交差点から近い

深夜のEVA航空ラウンジの内部@BKK

EVA航空ラウンジの点心
普通は点心と言えば、飲茶だが、夜なので
ついついアルコールが欲しくなる。

24時間営業のトルコ航空(TK)ラウンジへ

トルコ航空(TK)ラウンジ
深夜に強い味方 24時間営業

TKラウンジの内部

TKラウンジは24時間営業で、一晩滞在可能だ。最初からここに来れば、移動しなくて済むので、便利だが、それでは、他を見て回ることはできない。今回実際に深夜に行ってみたら 食べ物が置いていなし、他社と比べベストとは言い難いことが判明した。
使わせてもらって、イマイチな物言いだが、折角なので、いろいろ見て回った方が良いし、内容面からも、TKラウンジ以外が開いている時間帯は、今回のはしごのように、他社のラウンジにも行ってみた方が良さそうだ。

最後にTGラウンジへ

TGラウンジ @コンコースC

TGラウンジの朝食

出発のコンコースがCだったこともあり、最後にゲートに最寄りのTGのラウンジを利用した。コンコースCだけでも、向かい合わせに2か所あるし、他のコンコースも含め数が多く便利だ。それでも、フライトも多く、早朝から結構混んでいた。

ラウンジの椅子 vs. ラウンジの外のベンチ

寝るのに適したベンチ
しかし、数が少なく、競争率が高く、1列占領して
寝るのは容易ではなさそうだ。

ゲート付近のベンチ
これが常に開放されていれば、寝やすそうだが、
ゲート付近には、出発時間の少し前にならないと
入れず、ここで寝ようと思って行ってもダメだ。

日中の乗り継ぎなら、ラウンジでくつろいでいたら十分だが、深夜に寝るには、ラウンジの椅子は、あまり快適でない。ただし、人により、これでも十分寝られるという人なら特に問題ない。

私を含め、横になって寝やすい場所が良い人なら、ラウンジの外のつながったシートまたは、マッサージチェアのような形のリクライニングのシートもあり、それらで寝た方が調子が良い。BKKでも、寝るのに適したシートがあるが、課題は、数が少ない点だ。
搭乗口のシートも十分寝やすいが、出発前にならないと開放されないので、長く寝るのは無理だ。

ラウンジの椅子でも寝られるかどうかは人によるので、初めての場合は、ラウンジに行って試してみることだろう。
ラウンジの外のシートの数が少ないという課題があり、初回ラウンジで寝られなかった人は、もしも2回目があるなら、ラウンジはパスして、ラウンジの外で寝る場所探しに直行というパターンもありそうだ。

私が もう一度BKKで夜を越すことになったら、SQラウンジが開いている間はそちらに行き、その後は、ラウンジの外で、良い寝場所を探すことになりそうだ。そこそこ寝れたら、またラウンジに戻る。


BACK