2018年4月作成
日本から南アジアへ、寄り道して行く
日本から自宅があるフィリピンへ戻るのに、UAの特典旅行では、最近は片道22500マイル必要で、一方、日本から中国だと15000マイルで済む。わずかな差とも言えるが、この差を気にして、マイルの節約を兼ね、中国・ベトナム経由でフィリピンへ戻ることが多い。(フィリピン以外の南アジアの国に行く場合にも、同じように考えることもできる。) ベトナム・フィリピン間は5Jのバーゲンを利用でき、早めに買えばかなり安い。
中国へは南寧か昆明まで飛行機で行くのがベトナムには近い。寄り道に良さそうな観光地で、もう少し陸路の移動が増えてもいいなら、桂林や麗江等も特典旅行の目的地に良さそうだ。
今回は南寧経由だが、南寧ルートでも、またいろいろな選択肢がある。北京経由なら所要時間が短く便利で、日本から午前の便に乗れば 夕方には南寧に着ける。しかし、便利な便は予約が入らない場合もあり、今回のような経由地の多いルートを選ぶこともある。他に、杭州、成都、武漢、南昌経由等を試したことがある。ベトナム経由以外だと、中国から陸続きなのはラオスで、その後、主にタイに抜けることになる。長旅になるので、これまで試したのは一度だけだが、以前に紹介しているように見どころが多く、こちらもお薦めだ。ただし、雨季は、幹線道路でも悪路になることがあり要注意だ。
KIX
〜 チェックイン時 旅程を詳しく聞かれた その訳は? 〜
これまで関空を何度も利用したが、チェックイン時に、旅程を詳しく聞かれたのは 今回が初めてだった。中国行きの片道チケットの場合、出国のチケットがなくても なんとかなるが、帰りの予定を聞かれることは多い。その場合、その次のフライトのチケットを見せれば通常は十分だ。しかし 今回は それで済まず、次のフィリピンへ飛ぶチケットだけでなく、さらに、フィリピンの国内線、そして、その後日本に戻るチケットまで見せて やっと無罪放免、確認が終わった。こんなことは今までなくて、到着地の当局からの指示があったのかどうか? それとも老婆心、はたまた好奇心?
ANAラウンジ
これまで何度も写真を紹介している通りだ。
評判のカレーで腹ごしらえしてから出発。ANAラウンジの前 定番の15番ゲートから出発
KIX/PVG NH975便 B767 ダブル・チキン丼の丸投げ疑惑?
機内の様子 ダブル・チキン丼 午後4時頃発のフライトで、旅程表には、食事はなしと書かれていたが、上の写真のような機内食が出た。軽食でこんなものとも言えるし、出るだけでもラッキーだが、ちょっと気になった。名前がダブル・チキン丼。親子丼と違うのかと、まずは気になったが、念のためGoogleで検索したら、ダブル・チキン丼の写真はそこそこ見つかった。それでも、やはり気になるのは、丼なのにご飯がケチャップ・ライスで、オムライスみたいだからだ。Googleの画像検索でもケチャップ・ライスのダブル・チキン丼は見つからない。ケチャップ・ライスの丼は、日本人ならやらないのではないかというのが、丸投げ疑惑?と書いた理由だ。鳥そぼろ・オムライス定食なら、なんの問題もない。
午前に上海発のNH974便があり、鳥の唐揚げやお菓子を見ても、中国で作った料理のように思える。中国で作った方が安いので当然そうすべきだが、日本で作った機内食に近い予算をかければ、日本製と同等かさらに良いものができそうにも思う。
特典旅行の分際で 言い過ぎかもしれないが、この手のことは 気づいたら書き留めておけば、電波よりも電線を伝わって広まり、そのうち良くなりそうな幸せの予感がする。
食事が良いので、日本の航空会社に乗りたいと思っている人は多いはずで、それなりの機内食の優位性を期待したい。
もしも、勘違いが判明した場合は、早々に修正したい。
参考のため 2000年と2013年の関空発北京行きANA便の機内食の写真を以下に載せておく。古き良き時代と言える2000年の機内食と今を比較されると、航空会社も厳しいかもしれない。
2000年 2013年
PVG 上海浦東国際空港
〜 ターミナルの端から端まで約1.5kmを歩いてみる 〜
この空港も何度も紹介しているが、到着するや建設中の新しいターミナルが目に入った。建設はかなり進んでいて、ほどなく営業を開始するのだろう。
今回 乗り継ぐ国内線は深セン航空だったが、利用できるラウンジは中国国際航空で、それぞれ場所がターミナルの別の端、歩くと結構な距離だった。ラウンジは90番ゲート付近で固定だが、深セン航空のゲートがいつも遠いのか、たまたまだったのか、よく分からない。
ラウンジ利用のため、チェックイン時にカートの乗車券を3枚ももらった。歩きたくないなら、これを使ってカートに乗ればよいが、運動がてら速足で歩くのも悪くない。空港の広さを体感できた。ターミナルビルの大きさが気になったので、他の空港で同じように真っすぐで長いターミナルビル、その長さを地図で調べてみた。まずは、DTW デトロイトで、さらに200〜300m程度長い。しかし、電車があるので、端から端まで歩いた経験のある人は、ほとんど無さそうだ。TPE 桃園空港もT1,T2の建物がつながっていて長く、1.5kmほどある。ここも電車で結ばれている。海外に目を向けてしまったが、関空がさらに長くて2kmほどある。しかし、国際線は、中央の国内線で分断されているし、電車も東西2線で、さらに中間駅まであり、ゲートまで延々歩いたという感覚にはなりにくい。
建設中の新ターミナル 出国フロアの様子
国内線への乗り継ぎで、荷物を預ける必要がある中国国際航空のラウンジ 90番ゲート付近の2F ラウンジの食事 PVG/SZX(深セン) ZH9518 A330
中国の国内線では、これまでは 737など小型の機材しか乗った覚えがない。今回初めてA330に乗ったが、大きな機材は、中国の国内線では少ない。
深セン便の機内 A330 SZX 深セン宝安国際空港
前回この空港に来たのは、20年以上前で、初めてのようなものだ。
ちょっときつかったが、空港で仮眠した。
この手のベンチで仮眠した。 ターミナルの様子 深セン航空のラウンジの様子 ラウンジで食べた麺類 SZX(深セン)/NNG(南寧) ZH9325便 737-8
1時間余りの短いフライトだが、パンなどの入った朝飯のボックスが配られた。
南寧便の機材@SZX NNG 南寧呉キョ国際空港
別途、以前にもこの空港の写真を紹介した。 2014年9月に第2ターミナルが開業し、広くて綺麗になった。
空港バス(20元)に乗って、早々に街中に向かった。
到着ロビーの様子 ターミナルを出ると行き先ごとに空港バスが並んでいる