特集 COアイランド・ホッパーで行くマジュロ

第一部 フライト、空港、ラウンジ

2008年4月



トラック環礁

マジュロのダウンタウンから見た環礁の内側の海

マジュロの子供たち

マジュロはマーシャル諸島共和国の首都。 この国には環礁が全部で29あり、その一つがマジュロ環礁であり、そこにマジュロの町がある。幅の狭い環礁の道路沿いには、日本や米国の大使館なども建っている。

NWの特典旅行で、COのフライトかNWも組み合わせて、Yクラス25000マイルでマジュロまで行くことができる。これよりもマイル・コストパフォーマンスが良いルートを探すのが難しいほど、お得な特典旅行だ。

航空ファンなら、ここでのハイライトは COのアイランド・ホッパーとかアイランド・ホッピング便とか呼ばれているフライトであろう。アイランド・ホッピングと言えば、フィリピンでは典型的なバックパッカーの旅のスタイルだ。タイやインドネシアでも同様で、いろいろな島に渡り歩いて滞在する。しかし、ここでは特典旅行で行くアイランド・ホッピング。通常の必要マイル数ではストップ・オーバーはできない。それでも、島々で順に離発着を繰り返えし、機上から眺めを楽しめる。

私も以前から興味はあったのだが、フィリピンにどっぷり浸かっている関係もあり、これまで 行ったことがなかった。しかし、漂白の思いやまずで、NWに電話してみたら、幸運にも予約が入ったので、深く考えずに出かけることにした。
その後、送られてきた旅程表を見てびっくりした。米国周遊なら10フライトくらいあるのが当然と思うが、日本とマジュロを往復するだけなのに、沢山離陸着陸を繰り返す。最近のNWの特典旅行では、乗り継ぎは1度しか認められていないが、同じ便名で途中に止まる場合には問題ないことは分かっていた。それでも、いざ、長い旅程表が送られてくると、やはりびっくりしてしまった。

アイランド・ホッパーに興味が無い人には、帰りにマジュロ深夜発季節限定便を利用すれば、フライトの時間を節約できるし、グアムに泊まらずに済ませることも可能である。ホテル代が高いグァムで、トランジットでホテルに泊まるのを避け、とにかく安く行きたい人や時間が無い人には直行便が便利だが、できれば、一度はアイランド・ホッパーにも乗ってみたいものだ。

NGO JAL サクラ・ラウンジ

NGOでNW利用時には、以前なら航空会社からKEラウンジを利用するよう指示されたが、最近は、JALのサクラ・ラウンジに変更になった。KEラウンジの方がスコッチも17年ものがあったりして、全般に内容が良いので、できればKEラウンジに行きたいが、プラチナからゴールドに転落してしまったので仕方が無い。昨年の暮れKEでパリに行くか、同じくKEで
ニュージーランドに行けば、何とかプラチナを維持できたのだが、都合によりいずれも計画倒れに終わってしまった。
スカイチーム便利用で、スカイチームのラウンジがあり、NWのプラチナなら問題ない。NWのゴールドでも、NW、CO、DL等のラウンジがあれば問題ない。しかし、提携ラウンジしかない場合には、ラウンジの利用条件は、もう一つよくわからない。今回はチェックイン時に、ラウンジの招待券をもらえなかったので諦めた。しかし、その後、空港の中を歩いていたら、店でビールを飲んでいる人を目にして、ラウンジに入りたいとの思いから、もう一度 搭乗券を見ると、Lounge AccessのところにEliteと印刷されているのを見つけた。これは、もしかしたらと思い、チェックイン・カウンターに戻って聞いてみたら、サクラ・ラウンジが使えるとのことであった。

CO972便 NGO/GUM

機材はCOで非常に多い738.深夜に到着する便で、時間が良くないのかもしれないが、週末の金曜日なのにガラガラだった。特典旅行には狙い目のフライトと言えるのかもしれない。機材の有効利用のため(?)、三人掛けの席に、一人で横になって寝た。しかし、バックルの並びの関係で、シートベルトを締めたままで寝るのは 少しきつかった。同じく深夜便ではあるが、軽食が出た。さすがに日本発のフライトと言うべきか、お菓子も美味しかった。

夜行便で機内食の分類はスナックだが
暖かくしてあり十分だ。

グアム国際空港 & CO ラウンジ 

行きは日本から深夜に到着して、早朝便に乗り継いだが、空港のフードコートは営業していて、日本人が大勢 食事をしていた。

深夜、早朝の出発も多く、COのラウンジは深夜の1時から開いている。カウンターで頼めば、アルコール類も無料で出してくれるのがCOやDLのラウンジのやり方だが、日本人には馴染みが薄く、沢山日本人が居ても、カウンターでお酒をもらっているのは、私だけだった。

GUM
出発・到着の客を分けるのに、高い塀を利用していて、一見工事中に見える。

President club

CO951便 GUM/MAJ

機材はこちらも738.朝6時の出発で、時間は良いとは言えないが、ほとんど満席だった。しかし、蓋を開けると、この便はマジュロのあと、ホノルルに飛び、ほとんどの乗客はホノルルへ。マジュロで降りたのは20人程度であった。NWから送られて来た旅程には、この便では食事は出ないことになっていたが、実際には朝食が出た。名古屋でチェックイン時に、窓側の席にしてもらえば良かったのだが、何も頼まなかったので、通路側になっていた。

朝食

マジュロ国際空港

環礁なので島の幅が狭いし、利用者も多くは無いので、空港は小さい。

外から空港を見る

空港の内側

搭乗開始

CO アイランド・ホッパー

CO957 アイランド・ホッピング便 

マジュロ 〜 クワジァリン 〜 コスラエ 〜 ポンペイ 〜 トラック 〜 グアム

折角なので、撮った写真を沢山揚げておきたいので、こちらはファイルを分けて別途紹介する

NW23便 GUM/NGO

アイランド・ホッパーを利用した後、その日のうちに日本に乗り継ぐことが出来なかったので、グアムで1泊した。
帰りはKIXに着いたほうが便利だったのだが、それでは早朝便になるので、1泊した後には避けたい。その結果、行きと同じくNGOへのフライトとなった。GUM発16時15分で、グアムでも十分時間があった。ただ、ラウンジが使えるので 早めに空港に行って、機内では有料になってしまったアルコールを飲んだ。

マジュロまで、Cクラスで行くと、COが入り沢山マイルが必要なのでYクラスにした。しかし、日本とグアムの間だけNWのCクラスにする場合には往復3万マイル、CとY片道ずつなら27500マイルで済む。全部Yの25000マイルとほとんど差が無い。不勉強のため、そのことを知ったのは、同じ行程の特典旅行で来ている日本人に現地で教えてもらったからだ。そこで、帰りに、グアムでチェックインする時に2500マイルを追加で引いてもらって、アップグレードできないか聞いてみたが駄目と言われた。旅行開始後は変更できないとのことだった。しかし、後でよくよく考えてみると、チェックインカウンターで頼んだのが失敗で、インターネットを使えば、25ドルの手数料で変更できるパターンであった。日付の変更と同じことだ。

NW23便の機材は757. アップグレードはできなかったが、Yクラスでも夕食は出た。





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