詳説 シキホール島への行き方


作成 2000年8月
最終更新 2019年11月


シキホール島へ行く方法はたくさんあるが、船、飛行機とも2ヶ月ほどで、スケジュールが変わることが多いので注意が必要だ。このページでも、できる限り最新データに更新していくが、急な変更や欠航も多い。乗る前に、現地で再度確認していただきたい。また、悪天候による船の欠航もあり、余裕のあるスケジュールを立てたいものだ。

100円=約P46(2019年11月現在)

目次
 船・飛行機の便
 
シキホール島内の移動
 
ノウハウ集


船・飛行機の便

マニラからシキホールまでのお奨め経路へ
セブからシキホールまでのお奨め経路へ
・ドゥマゲッティからシキホール島までの移動
  → 以前は、ほとんどシキホール港発着だったが、 Ocean Jetがラレナ港発着に変わり、ラレナ便が増え目的地により、シキホール港かラレナ港か選択した方が良い。

ドッマゲッティ・シキホール島間の船の便

船名

形状

特徴

From

To

出発
時間

所要
時間

料金

New JAYLANN
(2018年
5月更新)

GL Shipping社のアウトリガー船。JAYLANNが新しくなり、エンジンも二つ付き 高速になった。土曜運休。

GL社の船は、以前は どの時間にどの船が出るか決まっていたが、最近は、当日の状況により、随時 配船するようになった。
混み具合により、毎日スケジュールが変更される。

よくあるスケジュール

SIQ/DGT
6:00
10:30
12:00
15:00等

DGT/SIQ
8:00
10:00
12:00
15:00等

約70分

P140

M/Bca JAYLANN2
(2018年
5月更新)

GL Shipping社の船で土曜運休。スケジュールは公表されなくなったが、早朝6時にSIQを出る場合が多い。大きめでわりと、ゆったり座れる。


70分

P140

GL Express
(2018年
5月更新)

GL Shipping社の船で、土曜運休。修理中の場合が多いが、最近は よく見かける。


60分

約P160

GL Express 2
(2018年
8月更新)

GL Shipping社の船。
元Delta3の船体がGL shippingに買収され、GL Express2となった。
大きめで、エアコン付き。土曜運休。ながらく見かけなくなったが、最近復活したようだ。


60分


P200

Jaziel
(2019年
2月更新)


GL Shipping社のアウトリガー船。Jaylannに続き、2008年に登場。土曜運休。しばらく、見かけなくなっている。

約90分

P140

Aleson
(2019年
10月更新)

2012年登場の大きな船。
時間はかかるが、他の船に比べ、中はゆったりしているのが良い。
2020年2月までは、シキホール港の工事のため、ラレナ発着になっている。

SIQ
(LAR
2020/2まで)

DGT

6:00
11:30
13:30
18:00

約100分

P120〜

DGT

SIQ
(LAR
2020/2まで)

8:30
10:00
15:30
18:00

ANIKA GAYLE
(2019年
6月更新)

Aleson社が運航する比較的高速の船で、2018年に登場。元は隅田川の観光船 やまびこ
しばらく運休していたが復活した。

SIQ DGT 7:30
12:30
16:20
約60分 P150〜
DGT SIQ 5:30
10:30
14:00

MONTE NEGRO
(2019年
10月更新)

SanduganのビーチリゾートやLarenaの町に行くには、 Larena行きが便利。バイクや車も乗せられる。
2019年10月現在、シキホール港の工事のため、すべて Larena発着になっている。
(2020/2まで)

LAR

DGT

7:30
10:00
14:00
16:30
19:30

約100分

P170
(DGT/LAR)

DGT

LAR

5:00
7:00
10:00
12:00
14:00

OCEAN JET
(2019年2月
更新)

2017/3より、シキホール港発着から、ラレナ港発着に変わったが、またシキホール発着に戻り、その後も動きが激しい。
船が綺麗で、高速で、外国人旅行者には、この船が良さそうだ。

相変わらず、運航欠航を繰り返しているが、2019/2春節から運航を再開している。

SIQ

DGT

6:00
8:30
10:50
13:30
15:50

約50分

P250

DGT

SIQ

7:20
9:40
12:20
14:40
17:00

(ターミナル・フィー)

ドゥマゲッティ港とシキホール港を利用する場合には、それぞれ、15ペソ、14ペソのターミナル・フィーを徴収される。(2019年6月現在)

セブ・シキホール島間の船の便(2019年1月更新)

セブとシキホール島の間を OCEAN JETが運行している。
また、Lite FERRYという寝台のある船が、LAR,CEBを結んでいる。この船は、値段は安めだが、時間がかかる。セブ発ラレナ行きは、夜遅く問うチックするので、旅慣れた人でないとお勧めできない。
安く移動したい人には、後で述べる陸路を使った方法をお勧めする。
また、ラレナとセブ南部のリロアン間の便も運行するようになり、セブ島とシキホール島間のアクセスが便利になった。

セブ・シキホール間の船の便

船名

形状

特徴

曜日

From

To

出発時間

所要時間

料金
OCEAN JET
(2018年3月
更新)

途中2stopから1stopに変わり、便利になったが、陸路より かなり割高。

毎日

CEB

LAR

8:00頃

約5時間

N.A.

LAR

CEB

14:20
LiTE FERRY
(2016年6月
更新)

シキホール島からは夜行で、寝ていれば朝セブに到着するので便利。12016年5月から予約ができるようになった。

週三便

LAR

CEB
vir
TAG

19:00
or
18:00


9時間

P400
前後

CEB
vir
TAG

LAR

12:00

Maayo Shipping

LarenaとセブのLiloanを結ぶフェリー。車やバイクも乗せられる。

毎日

LAR

Liloan

17:00

約2
時間

P200

Liloan

LAR

10:00

CEB:Cebu,TAG:Tagbilaran

OCEAN JETは、ボホール島のタグビララン経由であり、時間があれば、ボホール島にも立ち寄るのがお勧めである。

ボホール・シキホール島間の船の便(2017年3月更新)

2017年3月から、OCEAN JETのLAR, TAG間の便が復活した。

またLite FERRYのCEB便はTAGを経由する。ただし、この船は、LAR, TAGとも夜到着するので、旅慣れた人でないとお勧めできない。

ボホール・シキホール間の船の便

船名

形状

特徴

曜日

From

To

出発時間

所要時間

料金
OCEAN JET
(2017年8月
更新)

2017年3月から、OCEAN JETのTAG直行便が復活。ボホール島との移動が便利になった。

毎日

TAG

LAR

10:20

約100分

P700

LAR

TAG

14:20
LiTE FERRY
(2016年6月
更新)

LAR,TAGとも夜遅く到着するので、港で迎えがあるか、旅慣れた人で無いとお奨めできない。

週三便

LAR

TAG

19:00
or
18:00


3時間

NA

TAG

LAR

NA

TAG:Tagbilaran

運休・運行終了

復活を期待する意味も込めて、今では過去のものになってしまった懐かしい船も紹介しておく。

船名

形状

特徴

From

To

出発
時間

所要
時間

料金
CATHERINE

長期運休中。
たぶんフェーズアウト。

SIQ
DGT

7:00
1h30〜2h

2階 P50
1階 P40

DGT

SIQ

14:00
ISLAND 
CRUISER
(2005年
10月更新)

運休後、復活したが、再度長期運休。たぶんフェーズアウト。

SIQ

DGT

6:30
14:00
約1h
10

P100

DGT

SIQ

11:30
15:45
Super Cat
(2005年
10月更新)

運休、再開を繰り返し、現在は運休中。船会社の保有船数が減ったので、復活は難しそう。

LAR
DGT

6:00
約30分

 P170

DGT

LAR

19:15
Delta II
(2001年
11月更新)

2001年春、アポ島付近で沈没のため運行終了

LAR

DGT

No service
約45分

P140

DGT

LAR

No service
MONTE
NEGRO
(2007年9月更新)

2004年に登場した。Larena周辺の人に便利。
第二便はキャンセルすることがある。→運行終了→別の船で1日2便運行再開

LAR

DGT

5:30
8:30
15:30
約80分

約P100

DGT

LAR

7:00
10:00
17:00
CANOAN JET
(2007年9月更 新)

2006年4月運行開始。Delta 1と並び、高速で、外国人にお勧めだったが、数か月で姿を消した。

LAR

DGT

6:00
60〜80分
程度

P160

SIQ

DGT

9:00
13:30

DGT

SIQ

7:30
10:30

LAR

17:30
WEESAM
EXPRESS

(2008年12
月更新)

2006年からシキホール島への就航を開始したが、運行運休を繰り返し、2008年中に消滅。時間帯がよく便利だったので残念

SIQ

DGT

12:15
約40分

P180

DGT

SIQ

11:15
M/Bca JAYLANN
(2008年6月
更 新)

アウトトリガー船の中では大きめで、2階建て。土曜運休。DGT発は早まる可能性があり要注意。

SIQ

DGT

6:30頃
1h40

2階約P80
1階約P70

DGT

SIQ
15:30頃
M/Bca SIQUIJOR
PRINCESS

かなり小さい船。しかし安いので、この船にだけ乗る現地人も多く庶民の足。スケジュールがよく変更される。

SIQ

DGT

NA
1h40〜2h

約P70

DGT

SIQ

NA
PRIMA II
(2007年
9月更新)

非常に小さい船
波が高くないことを確認して乗りたい。

TAM

DGT

NA
約1h30

約P70

DGT

TAM

NA
BIENBE
(2007年
9月更新)

かなり小さい船。波が高くないことを確認して乗りたい。

TAM

DGT

NA
約1h30

約P70

DGT

TAM

NA
Delta1
(2013年
2月更新)

2012年12月台風24号の影響で沈没。
往年の名選手。シキホール島民への貢献度は計り知れない。

SIQ

DGT

13:30
約60分

P160

DGT

SIQ

15:00
Delta 3
(2014年
11月更新)

GLに買収され、新しくGL Express 2と呼ばれるようになった。ペンキも塗り替えられた。 SIQ DGT 5:55
10:15(土)
14:00

約50分

P160
DGT SIQ ?:?(土)
10:15
16:30
DGT LAR 16:30
LAR DGT 5:35

Delta Car
Ferry
(2014年11月
更 新)

ながらく運行していなかったが、DeltaがGLに買収され、こちらも復活することはなくなった。

SIQ

DGT

NA
約2時間

P80

DGT

SIQ

NA

Don Martin

かなり低速。中は、ベッドが並んでいる。セブ,ボホール、ミンダナオ島へも行く。月水金のみ。

LAR

DGT

7:00
約2h

約P80〜P110

DGT

LAR

15:00
Super shuttle ferry

フェリーなので車やバイクも載せられ、セブ島へ直接行けて便利。しかし残念ながら早々に終了。

OSL

LAR

10:30

90分

P200

LAR

OSL

13:00

注)DGT: Dumaguete, SIQ:Siquijor, LAR:Larena, TAM:Tambisanm、OSL:Oslob
Tambisanは、SiquijorとSan Juanの間にある。

セブ・ドゥマゲッティ間の陸路中心の移動(2017年3月最終更新)

i)セブ・ドゥマゲッティ間は Ceres Linerの直行バスがあり、これを利用すれば、乗り換えなしで移動できる。途中ドゥマゲッティ北部のTampiと、セブ島南部のBatoの間は、バスがフェリーに乗る。セブでは、バスの南ターミナルを利用する。
この経路は、簡単で初心者向けと言え、荷物が多い場合には、そのまま載せておけるので便利とも言える。しかし、以下のii)の経路に比べ、料金が割高で、時間もかかるので、慣れてくれば、基本はii)の経路へ移行することになるはずだ。

ii)ドッマゲッティの中心から5kmほど北にあるSibulanの小さな船着場と、セブ島南端のLiloanの間をPump boatと、普通の船とで交互に往復している。PumpboatのLiloanの乗り場近くと、セブ市の間は、以前は乗合バンが走っていたが、最近は見かけなくなった。Pumpboatの船着場からハイウェーまで、トライシクルで移動し(8ペソ程度)、バスに乗り継ぐ。エアコン無しとエアコン付きのバスがあり、後者は、フィリピンにしてはゆったりしていている。
Liloan・Sibulan間は、アウトリガーのない普通の船も運航するようになり、Liloan側は200mほど乗り場が異なる。そちらはCeresのバスと直結しているので、乗り継ぎが便利である。
ドゥマゲッティの中心と船着場の間はジプニーやトライシクルで移動する。
ドゥマゲッティの街中からのジプニー(Easy ride)の乗り場は、市場の北西の角あたり。シブランの市場の手前で、ほとんどの人が降りた後、船着場(Pier)までと言えば、乗り場の前まで行ってくれる。そこまで行っても15ペソ程度払えば十分だ。
Liloanにはビーチリゾートがあるので、船に乗り遅れたり、波が高い場合など、万一の場合の保険になる。また、最初からLiloanや近くのSamboanのビーチリゾートに1泊することにして移動するのも楽しい。
セブからLiloanへは、南ターミナルから、Bato行き、Liloan Port行き、ドゥマゲッティ方面行きのバスに乗る。

iii)ドゥマゲッティ北部のTampiと、セブ島南部のBatoの間を、比較的大きな船が ほぼ1時間ごとに往復している。ドゥマゲッティ・セブ間の直行バスもこれを利用している。直行バスの無い時間帯には、ドゥマゲッティとTampi間はジプニーで移動し(15ペソ程度)、この船に乗り、さらに セブ市内とBatoの間をCeres Linersのバスに乗ることができる。Moalboal経由のバスもある。SibulanとLiloanの間の船よりは、こちらの船の方が大きいので、波のある場合にはこちらの方が少し安心と言えそうだ。

セブ、シキホール間の移動では、以上の陸路中心の経路が安いのでお奨めだ。ただし、特に初回は、乗り換えの少ない、セブ・ドゥマゲッティ間の直行バスを利用した方が簡単と言える。
値段を気にしないのならば、オーシャンジェットを利用するのが便利と言える。

マニラ・ドゥマゲッティ間の飛行機の便(2017年3月更新) PAL が1日約2便、Cebu Pacific は1日3〜4便。購入時期、予約クラス、バーゲンなどで料金は、片道1000ペソ〜7000ペソ程度と大きく変動する。最近は特に、直前になると、安い予約クラスが売り切れ、大きく値段が上がってしまうことが多いので要注意。バーゲンだと、かなり安くなることが多いので日頃からバーゲン情報を集めておくとお得。
早朝マニラ発の便に乗れば、遅くとも、午前10:00頃の船には乗れて、午前中にシキホールに到着できる。

マニラとシキホール島との間の移動では、マニラ・ドゥマゲッティ間のフライトを利用するのが便利で、セブまで飛行機で来て、その後、船や陸路と利用すると、かなり時間がかかる。ただし、海外からのフライトで、マニラ経由は嫌だという人もいるので、その場合は、通常セブ経由になる。

セブ・シキホール間の飛行機の便(2011年7月追加)

2011年6月より、Mid-Sea Expressが就航。水、金、日の週3便。セブ発午後2時、シキホール発午後3時。

→ その後運航取り止め。

マニラ・ドゥマゲッティ間の船の便  2GO travel

タグビララン(ボホール島)・ドッマゲッティ間の船の便 
OCEAN JET


シキホール島内の移動(2017年3月更新)

シキホール島に着いたら、港からの乗り物でボラれないようにしたい。しかしながら、シキホール島も最近は観光地化が進み、特に港からの乗り物は、観光客向けに料金表が出来ていて割高である。観光客は、港から乗る場合に、現地の人のように安く乗るのは難しい状況になっている。荷物が少なければ、少し(300〜400m)歩いて、市場(チャンゲ、Palenke、Market)の前からジプニーに乗ったり、市場の近くのトライシクル乗り場から乗れば、乗り合いの普通運賃で乗れる。
荷物が大きいく、港からそのまま乗り物に乗る場合でも、乗り合いのジプニーに乗れれば、安く済ますことができる。その場合は、以下の運賃表より少し多めに払い、そのまま降りれば、観光客でも、なんとかなるはずだ。

シキホール島1周は80km程度だが、ジプニーを何度か乗り継いでも全部で100ペソ余り。数百円で回れる。しかし、初めて港に着いた外国人が、10〜50倍の料金を払ったという話も結構聞く。

シキホールから
San Juan(サンヌワン)方面 市場まで 約P20
COCO GROVEまで 約P20
Coral Cayまで 約P15
Laziまで 約P50
 Larena(ラレナ)方面 Larenaまで 約P20
Sanduganまで(Larena乗換) 約P20 +
約P8
Larenaから
 シキホール方面 シキホールまで 約P20
San Juanまで(シキホール乗り換え) 約P20+P20
 Sandugan方面 Sanduganまで 約P8

 

ノウハウ集(2017年3月更新)

初めてシキホール島に着く場合

ドゥマゲッティから来る場合には、目的地がシキホール港から近い場合、シキホール港行きのAlesonまたは、MONTE NEGROがお奨めだ。どちらも船の大きいので、ゆったりと移動できる。目的地がラレナ港に近い場合は、2017年3月から、オーシャンジェットがラレナ発着になったのでこの船が便利だ。

タグビララン・ラレナのオーシャンジェットも2017年3月に復活し、ボホール島からは、この便が便利だ。

夜の到着は何かとボラれるもと。日中に着きたいし、できれば午前中の船を利用したい。

飛行機や船でドッマゲッティに着いて、シキホール島への船を長時間待つ羽目になった時の対策

港で何もせず待っているのは退屈だ。いくつか対策を紹介しよう。

i)街中のスーパーや商店で、荷物を無料で預かってくれることが多い。貴重品だけ持って、荷物を預け、買い物や食事ができる。その後、しばらく街中を見て周り、船に乗る前に荷物を受け取れば良い。買い物や食事をしなくても荷物は預かってくれるが、エチケットに反するであろう。ドゥマゲッティでは、Lee Plazaが町の中心にあり、いろいろ揃っていて便利だが、ここでは最近は旅行かばんは預かってくれなくなった。
ii)しばらくビーチ沿いのレストランへ行って、くつろいでおく。
iii)インターネットカフェに行き、メールやシキホール島情報等をチェックする。1時間15ペソ程度。
iv)ドゥマゲッティのホテルに直行。その日は、ドゥマゲッティに泊まり、次の日にシキホールに向かう。ドッマゲッティも、ゆっくり見られるので、結構賢い旅と言える。シキホール島では、島内でできたのも以外は、他より高いのが普通。ドゥマゲッティで必要なものを買い揃えてから島に渡るのも良い。

初めてシキホール島に来て、しかも夜遅く着いた場合

乗り物でぼられる可能性が高いし、宿を予約していなければ、宿探しも大変で、基本的に、このパターンは止めて、ドゥマゲッティ等に前泊したいものだ。しかし、来てしまったものは仕方ないので、いくつか対策を紹介しよう。

宿を予約しておけば、出迎えも頼める場合が多いはずで、同時に出迎えも予約すれば、料金は決まっているので、安心だ。しかし、通常 割高な料金であろう。

港の近くに宿があるので、まずは、そこに泊まり、翌日元々泊まりたい宿に移動すれば、到着時の移動でぼられることは無い。

ちょっと書いてみたが、やはり夜遅い到着は避けたい。

台風による船の欠航

フィリピンでは、台風のシグナルが出ると、船は欠航になる。

日本に台風が来る場合と比べ、台風の進行速度が遅いことが多いことも影響し、シグナルの出る期間が一般に長い。3日シグナルが続くこともあり、そうなると3日間船は出ない。
来る前から、台風の動向には十分注意しておくべきで、できれば、少々遅れても大丈夫な日程で旅をしたいものだ。
日本と違い、例えば、12月や1月でも台風は来る。

船の欠航が多い

 旅にハプニングは付き物だが、フィリピンでは、船の欠航や経路変更が多い。シキホール島行きの船でも、天候や波の影響だけでなく、船のメンテナンスや故障、客が少ない場合等、いろいろな理由で船が出ないことがある。

そこで、第一希望だけでなく、第二、第三希望くらいまで予め考えておいた方が安心だ。そういう意味を含めて、このページではたくさんの経路を載せている。

波が高いがラレナ港からは船が出る場合

シキホール港は桟橋で、波の影響をもろ受け、波が高いと船が欠航になりやすい。これに対して、ラレナ港は入り江にあり、波が高くてシキホール港から船が出ない場合でも、ラレナ港からは出る場合がある。
 

帰りのスケジュールが厳しい場合

フィリピンの他の多くの場所でも言えることだが、日本から、数日や1週間程度でシ キホール島に来て、飛行機のスケジュールぎりぎりの日程で帰国しようとすると、結構苦労する。天候や故障で、船が欠航になったりことがしばしばあり、思い通りに進まないことが多いからである。日程が変更できない格安航空券などの場合は、前日に空港近くまで行き、前泊しておくのが一般的。
現地の滞在費は安いので、できればゆったりしたスケジュールで来たいものだ。

外国人に勝手にジプニー、トライシクルに乗せたがらない体質

ビーチリゾートでは、港から送迎をしている場合が多いので、港から自分の所まで、通常の料金だといくらで来れるといったことは教えたがらないのが普通だ。港からP10〜20程度で、ビーチリゾートまで行けるし、島1周しても通常の交通機関だと100ペソ余りだ。これに対して、宿が提供する送迎は割高だし、宿で借りるレンタルバイクも、町中で借りるより通常割高だ。宿のビジネスと一般の乗り物は競合している場合が多く、宿は自らの利益のため、客の役に立つ情報を伝えたがらない可能性がある。

港からの乗り物も、最近は観光客向けの料金を設定していて、これも現地の人が普通に乗るより割高だ。

最初に港から宿まで高い料金で移動し、その後も、ジプニーやトライシクルの通常の料金が分からず、延々と道を歩いている外国人観光客の姿をよく見かける。


ちょっと一言

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