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中国とベトナムの国境越えで、旅行者に人気が高いのは、今回取りあげる雲南省の河口と、ベトナムのラオカイの国境であろう。何といっても、ラオカイからすぐのところに、高原の観光地サパが控えていて、ハノイからわざわざサパを目指して往復する旅行者が少なくないくらいの場所なので、途中で立ち寄れるメリットは大きい。また、ラオカイからハノイは、寝台列車が走っていて、鉄道好きならそれにも乗りたいはずだ。また、中国側では、昆明との間で、元陽の棚田の素晴らしい眺めも楽しめる。
前置きはそれくらいにして、ここでは、河口のバスターミナルの話である。以前は、国境を越えてすぐのところにバスターミナルがあって便利であったが、手狭になったのか、よくあるパターンで 昨年の10月から郊外に移ってしまった。
旧バスターミナルは閉鎖されていて、その入り口に 新しいターミナルの場所が北山大道、北山小学対面と書いてあるが、地図がないので旅行者には分かりにくい。歩いて行こうとしたが たどり着けず、途中で断念して 結局タクシーに乗った。後からGoogle earthで確認したら、国境から４ｋｍほど北西に行ったところである。と言っても写真が古いので、建物は確認できない。
とにかく問題は乗り換えであろう。新バスターミナルは、不便な場所にあり、周囲にはほとんど何もない。バスターミナルに行かないとバスのスケジュールが分からないし、チケットも買えない。バスターミナルで延々待つ羽目になるのはイマイチだ。河口で一泊して、前日にタクシーでバスターミナルを往復して、バスのスケジュールを確認するか。私の場合は適当に行って、すぐに出るバスに乗ったので、行き先が場当たり的。人にはお勧めできないやり方だろう。
それより、南下ルートで、中国からベトナムに向かうのが良さそうだ。
町中には電気自動車が走っているが、新バスターミナルまで行くものは無さそうで、道で探しても見かけなかった。どうも、タクシーで行くしかなさそうだ。
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