2000年3月作成
2008年7月最終更新
題名の取りあわせから想像できるように、飛行機はマイレージを使い無料なので、豪華にファーストクラスを利用。しかし、その他経費がかかる部分はできるだけ節約して行く。これが今回の趣旨。航空会社は、マイレージの残りの都合でUAを利用した。(2008年7月更新)
UAのNRT/HKG便は、残念ながら今は飛んでいない。代替案を幾つか挙げてみると、UA,NWマイル利用の特典旅行で香港に行くなら、NWのビジネスクラスでも十分快適なのでそちらを利用する。ANAのビジネスクラスでも同様に十分快適なので、必要マイルの関係から、ANAで広州に行き陸路で香港に移動する。UAのファーストクラスでバンコクへ行き、ついでに、安い航空券を探して香港にも行く。ファーストクラスと香港をAND条件で満たすのは苦しくなったが、個々の旅の条件に合わせ、代替案を探すしかあるまい。
第一部 ラウンジと機内
第二部 格安に泊まる
第三部 B級グルメ
第四部 見て回る
UAの成田のファーストクラスラウンジはFUJI LOUNGE。UAのターミナルの上階にある。このラウンジの良い点は、オードブルがいろいろ置いてあることである。バジットトラベラーは、早めにラウンジに向かい、昼食の替わりにできる。
残念ながら、ソファーはレッドカーペットクラブと同等で、あまり良くない。
余談だが、私の経験ではUAのファーストクラスのラウンジでソファーが良い所は北京。それから、運休中のマニラ。この2ヶ所である。もちろん、すべてマイレージを使ったフライトの時に、ラウンジに入ったまでだ。
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ファーストクラスラウンジのオードブル 寿司もあり、かなり豪華 |
座席はレッドカーペットクラブと大差なし |
機材は、747−400 OB。この新型の機材は、ビジネスクラスの座席に関しては格段に改善された。しかし、残念ながら、ファーストクラスについては、フットレストの快適さや、座席の幅等では以前の方が良かった。ハイテクのボタンがいろいろ付くようになり、その面では改良された。 ファーストクラスとビジネスクラスでの座席の違いの一つは、テーブルが90度近く回転し、食事中に席を立ち上がれる点である。また、さすがに足は、ほぼまっすぐ伸ばせて、快適である。 |
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テーブルが前に回転する |
4種類のメインデッシュから選べたが、米国から帰って来たところだったので和食を頼んだ。よく 一日30品目と言われるが、ざっと数えたところ50品目以上。デザートもすべて食べると60品目ほどあった。食べ過ぎなければ、健康には良さそうな食事である。
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前菜 | 主菜 |
行きと帰りを比べると、行きの方が少し時間がかかるが、4時間半で無事香港に到着。しかし、同経路のNWに先着され、入境手続きで、少し並ぶはめになる。入国審査、税関、両替を済ませ、列車で町中へと向かった。
夜遅いので機場快綫(Airport Express)に乗ったが、ここでのバジットトラベラーとしてのこだわりは、最初の停車駅である青衣で地下鉄に乗り換えることである。そうすると料金がかなり割安になる。実際現地の人はそうしている場合がほとんどである。往復で買ったり、八達通(Octopus
card)と呼ばれるカードを使っても割引きがある。
そのためには、荷物をできるだけ減らして、フットワークを軽くする必要がある。
UA香港のラウンジは、ファーストクラスとレッドカーペットクラブに分かれている。ファーストクラスのラウンジはかなりゆったりしていて、ソファーも快適である。 大きな特徴としては、シャワーがあること。それから、飲茶の点心が置いてあること。この二つであろう。食べ物が充実していて、バジットトラベラーにはありがたい。ただし、飲茶が大好きなら、朝7時から町中の酒楼(飲茶レストラン)へ行き、飲茶を済ませてから、列車で空港に駆け付けた方が良いであろう。やはり選べる点心の数が違う。 |
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ラウンジはかなりゆったりしている。 | ||
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シャワーまである。 | ラウンジでは飲茶も楽しめる。 |
行きはこれまで通りの機材であったが、帰りはファーストスイートと呼ばれるフルフラットシートの機材であり、今回が初体験であった。他のファーストクラスの乗客もおおむね初めてであり、皆満足していた。
最前列1Aの席を予約したあったが、搭乗口で呼びとめられ、席は変更となった。フットレストが故障とのことで、席は最後列5Jになった。結果的には、最前列に比べ前が開けていて、乗り心地が良かった。
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ビジネスクラス二階席のように、座席の横にも荷物入れが付いている。 |
シートの調節レバーはハイテクで複雑。シートを倒すと、まず席が前に進んだりとか、、、 困ったら緑のリセットを押す。 |
厚手の毛布になった。 |
行きと同じだが、洋食の前菜がそれほど充実していないので、そのため、帰りも和食を頼んだ。
因みに、UAでアジア線のファーストクラスに乗った中で、前菜が充実していたのはシンガポール線だった。距離が短いと食事も簡略化される傾向がある。
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共通の前菜 | 和食用の前菜 | 主菜 |