5J(セブ・パシフィック航空)の寸止め駐機

2013年11月作成 
  



ゲートのすぐ横に駐機しながら、通路(ボーディングブリッジ)は
つけずに、わざわざタラップで乗客を乗降させる。

5J(セブパシフィック航空)については、文末にリンクを揚げているように、これまでにもいろいろと取り上げてきた。

今回は、ほとんどクレームとも言えるが、空港のゲートでの寸止め駐機を紹介する。と言っても5Jをよく利用する人は よく経験することだろう。 飛行機をゲートに駐機させるものの、通路(ボーディング・ブリッジと呼ばれるが、橋っぽくないので、通路としておく。)の方を飛行機につけず、わざわざタラップをつけて、客を乗り降りさせることがある。通路を動かす職員が休んだか、故障して動かなくなったのか、通常ならそう思うが、5Jの場合はどうやらそうではないようだ。やたらと頻度が高いし、タラップとゲートの通路が競合しているのはそもそも変で、設備の無効利用だとも言いたい。

航空会社に問い合わせたわけではないし、航空会社も説明しにくそうだが、次のようなことであろう。

外国人ならまずは、国際線で夜中にNAIA-3に到着した時に経験することが多いはずだ。前の扉から出ると、タラップで降りて、また通路横の階段を上り、遠回りで無駄な経路を移動させられる。今度は、早朝に国内線を利用する場合にも、同様の状況になっているのを経験し、機材は国際線のゲートの横に停まっている。 以上から、航空会社が国際線と国内線で機材を共用する場合に、できるだけ手間を減らして、そのまんま使いたいのだろうと容易に想像できる。

タラップをやめて、ゲートの通路を飛行機につけて、国内線の発着には、通路の横の階段から乗降するようにすれば良さそうだが、それでは、職員が目を離した隙に、国内線の乗客が国際線の搭乗口に紛れ込むことがあるかもしれず、セキュリティ上問題ということか。疑問文を交えたが、大体そういうことであろう。

(参考)これまでの5J関連の記事を以下に挙げておく。


セブ・パシフィック航空
セブ・パシフィック航空 国際線利用のメリット
セブ・パシフィック航空の国際線でのトラブル事例
セブ・パシフィック航空のバーゲン
マニラ行き5J、3K比較


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