ティオマン島特集

第五部 島の秘境? Juara村

 2012年3月作成   


Juaraのビーチ

アクセスが便利でないので 訪れる客は少ないが、非常にレベルが高いビーチ

Juara(ジュアラ)は、ティオマン島の東海岸にある小さな村である。マレー半島からの船が到着する西側の海岸からは離れていて、結構急な山道を越えないとたどり着けないので 訪れる人は少ないが、ビーチのレベルは非常に高い。当初は ここに来るつもりはなかったが、ABCで同じ宿に泊まっていた日本人のカップルから歩いてここへ行くという話を聞いて、それなら、試しに自転車で行ってみようと思い立った。天気が良かったことも幸いしているが、美しい海を堪能できた。機会があれば、再訪して、しばらく ここに滞在したいものである。今回は たった2時間ほど居ただけだが、思わずここに住み着きたくなるような良い所で、久々の発見であった。

そもそもマレーシアは、アルコールが日本以上に高いので、個人的に移住は無理だと思っていたが、この島は免税で、隣のTekekまで行けば、免税店がたくさんある。例えばビールは、中国、ベトナム、フィリピンほど安くはないが、タイ程度の値段で買うことができる。

海岸線と平行に 車も通れる
舗装された道がある。

ビーチにあるフードコートから見た海

その辺に停まっている車が
タクシー代わりになる。

空き家と思われる家
可能ならこの手の家を月単位で借りて、長期滞在したいものだ。

こじんまりとしているが居心地が良さそうな家。この程度なら、大工を雇って簡単に建てられそうだ。

村の子供たち

ほとんど倒れたあと復活した巨木

Juaraに泊まる

今回は自転車で往復して 現地に2時間ほど居ただけで 泊まってはいないが、安宿がたくさんあることを確認した。村の中心に近いほど建物が密集しているので、少し離れた宿に泊まった方が、敷地はゆったりして、のんびりできそうだ。その方が、ビーチフロントに泊まれる可能性も高い。しかし場所によっては食堂から遠くなるかもしれない。見たところ 宿はどこもガラガラで、全く宿泊客が居る気配のない宿もあった。

少し離れた場所にあるが、ビーチフロントでのんびりできそうな安宿

客が泊まっている気配のない宿

Juaraへの行き方

Juaraへは、車が走る舗装された道と、トレッキングで行くジャングルの中の山道がある。車道の方は、かなり急な坂が多く、自転車で行った場合には、上り坂はほとんど押していくことになりそうだ。それでも、下り坂があるので、歩くよりは 自転車で行った方が早く到着できる。しかし、泊まった宿のスタッフに言わせれば、自転車で行くところではないとのことだった。確かに、自転車で行く人は、他には全く見かけなかった。

Tekekでバイクをレンタルできるので、バイクを借りて行くのが、簡単な方法であろう。しかし、タイやフィリピンに比べ、レンタル料金がかなり高いのがネックである。

この村に宿泊するなら、車で行くことになろう。現地の人に聞いたらRm30とのことだった。

JuaraとTekek間の車道
かなり急な坂が多い。

(参考)ティオマン島特集のリスト

第一部 ティオマン島への船が出る町メルシン
第二部 大トカゲと暮らすサラン村
第三部 バックパッカーが集まる村ABC
第四部 島の中心地 Tekek
第五部 島の秘境? Juara村






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