セブ・パシフィック航空(5J)のフライト・キャンセル

2014年3月作成


今回キャンセルになった5JのA330 DVO/MNL

キャンセルになったフライトの機内の様子

最近、セブパシフィック航空(5J)を利用したところ、フライトがキャンセルになってしまったので、その時の様子を紹介する。

まずは、その直前に 自分ではなくて、訪問者のフライトがキャンセルになった話を先に紹介したい。マニラからドゥマゲッティ行きに乗ったつもりが、セブに着いたとのことだ。その方は、最近シキホール島にコテージを建てて、年に一度現地にやってくる人で、たまたま昨年、港で一緒の船に乗り、その時に電話番号を聞かれたので教えておいた。一年後、突然 その人から、セブの空港に着いたという電話がかかってきた。ドゥマゲッティに着くはずが、セブに着いたということだった。後から検索してみたら、ドゥマゲッティ行きはキャンセルになっていて、セブ経由に振り替えられたようだ。その後も、振り替えのドゥマゲッティ行きのフライトには乗らず、セブから船でやってきて、何とかシキホールまでたどり着いたが、英語や現地の言葉が分からなくて、かなり苦労されたようだ。港に着いたというので、迎えに行ったが何処にも居ない。おかしいので電話しなおしたら、実はボホールのタグビラランの港に着いていたのだった。港で案内をしてくれた現地の人に、シキホール行きの船のチケットを買って、さらに船に乗るようフォローしてもらった。

その後 程なくして、今度は自分の乗るフライトがキャンセルになった。

たまたま バーゲンの広告に乗せられ、ダバオに行くことにしたのだが、帰りのダバオからマニラへの便がキャンセルになった。

そもそも、13時20分発のフライトのはずが、空港に行ってみたら1時間後の違うフライトに勝手に変わっていた。新たなフライトはA330で、通常はほとんどA319のところ、大きな機材に変えて、便数を減らそうとしているようだった。到着が遅れるのは困るが、5JのA330に乗るのは始めてだったので、いい経験なので良しとしていた。

ところが、機材に乗り込んでも、なかなか出発しない。嫌な予感は的中で、1時間ほど遅れて、キャンセルとなり、飛行機から降ろされた。液体が漏れ出しているということだった。

その後はわりと手際がよく進み、セブ経由に振り替えられ、すぐにセブ便に乗り込んだ。そこまでは良かったが、その便では席の指定がなかったので、空いている後方の席に座ったのが間違いだった。飛行機から降りるのも後ろの方になり、セブのチェックインカウンターに並ぶのも遅れた。私のすぐ前で、セブからマニラへの予定していたフライトは すべてチェックインされ、次のフライトにされてしまった。予約されているので乗れると思っていたのが甘かった。フィリピンをなめてはいけないという当たり前のことが起っただけとも言える。結局、6時間以上遅れてマニラに到着した。

荷物は、最初に預けたままスルーチェックインで、ダバオで振り替え便に自分の荷物が積み込まれるところまでは、飛行機の窓の外を見ながら確認していた。その後、セブからは、乗れなかった前のマニラ便で運ばれていて、ターンテーブルでいくら待っても出て来ず、さらに待たされる羽目になった。マニラ到着時、多分前のフライトで、既に運ばれているだろうと予想していたものの、よくあるパターンでターンテーブルの近くに置いてあるかと思ったが見当たらなかったので 出てくるのを待った。しかし、結局、本出て来ず、荷物は本人より先に着いていて別の場所に保管されていた。

キャンセルや遅れの場合は、途中で飲み物や食事が出そうだが、ダバオでは何もなく、セブで待つ間に、ジョリビーのChicken Joyと水が出た。LCCなのでそんなものだろう。

お詫び無料片道航空券

名刺のようなカードを渡され、それには、お詫びで無料の片道航空券をもらえるという案内が書かれていた。予約の番号に電話せよと書いてあるだけで、詳細の説明がないが、状況を説明して キャンセルになったフライトの予約番号などを伝えれば、予約が入るのだろう。

直行便の1フライトだけだそうで、国際線でも使えるのかとか、予約は入りやすいのかとか、良くわからないことが多く、後日使用実績を紹介すべきだろう。

以前紹介したが、ハノイからマニラへのフライトが間引きでキャンセルになり、二日後に振り替えられたことがあった。その時は、なんら補償はなかったが、言えば何か出てきそうにも思える。

(参考)これまでの5J関連の記事


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