空港の近く桃園で泊まる@台湾

2017年12月作成




台北の玄関口 桃園国際空港がある桃園市に行ったので、簡単に紹介しておく。

通常なら、台北に泊まる人が圧倒的に多そうだが、トランジットやフィリピンからのビザランに便利そうで、試しに桃園の安宿に泊まってみた。

空港からのアクセス

桃園国際空港から 桃園の中心である駅前まで、Uバスで行くことができる。通常、空港バスに乗るには、チケット売り場でチケットを買うが、このバスは、市バスと同等で、車内で料金を払う。桃園駅前まで運賃はNT$45. 釣銭は出ないので、乗る前に小銭を準備しないといけない。よく分からず、空港の売り場でチケットを買おうとしたら、NT$100のお札を、NT$50のコイン2枚に替えてくれた。そのうちの1枚を払ったら、NT$5のおつりは貰えなかった。初めてだと こんなものだろう。小銭がない場合には、バス乗り場の横のコンビニで何か買って、そのおつりの小銭でバスに乗るという手もあろう。また そのうち値上がりすると、準備すべき小銭も変わってくる。

空港発、桃園駅行き Uバスの外観と内側

桃園の安宿

桃園駅前広場(Uバスが発着)から駅を背に左側、線路沿いの狭い道に安宿が並んでいる。Google street viewでも見れて、今回現地で撮ってきた下の写真のように、看板に値段が書かれている。この手の安旅社だと、予約サイトに載っていないことも多く、最安値の安宿を探すノウハウとしては、Google mapで宿を検索し、さらにStreet viewで看板を見るという手順も まだまだ役に立つ場合がありそうだ。

実際にWalk inで試してみた結果、手前の富士大旅社は、基本は休息で、夜に来れば一泊NT$400とのことで、看板に書かれているより安い。しかし、朝到着したところ 休息しかダメと言われ 泊まれなかった。仕方なく、隣の漢宮大旅社に行ったら、チェックインは12時からと言われ、しばらく街歩きをしてから、12時に戻って来た。料金は 看板と同じで一泊NT$500だった。

とにかく安く泊まりたい人には十分で、最低でもNT$1000程度のところに泊まりたい人には、ちょっと厳しそうだ。

桃園駅のすぐ近くの安宿街

町の様子

普通の地方都市だが、前回に来たのは25年ほど前で、その時に比べると、大きく様変わりした。

新光三越@桃園駅前

桃園駅

夜のデパート@桃園駅前

桃園高中
結構立派な建物だ。
因みに、国小(国民小学、日本の小学校)、国中(国民中学、日本の中学校)、高中(高級中学、日本の普通科高校)と台湾では呼ばれている。

虎頭山公園

町外れの山にある公園。山に公園を造るのは、中国や台湾ではよくあるパターンだ。
わざわざ桃園に出かけて、この公園を目指すような観光地ではないが、公園好き、運動不足を補いたい人にはお勧めだ。現地の人が公園をうまく利用している様子も見て取れる。

山なので階段が続く。

展望スポットからの眺め
たぶん、最初は見晴らしが良かったのだろうが、
木が伸びて、遠くの眺めが遮られている。

桃園の人気の観光スポットとしては、大渓老街と石門水庫等が挙げられるが、この二つはどちらも町の中心からはかなり遠くにある。

桃園で食べる

例によって、弁当タイプの食事を いろいろな店で試してみた。最安値はNT$50だった。
駅前の繁華街では その手の店が見つからず、駅から1キロ近く北側に歩いたところで、何軒も見つかった。現地の人の普段の食べ物で、日常買って食べるので、商業地というより、住宅が多い場所に店が見つかりやすい。


(参考)これまでの台北関連の記事

台北小特集

UA Fクラス2万マイルで行く台湾 
 
第一部 超親日の国 台湾へ行こう
 
第二部 予約、フライト、空港
 第四部 台北 2005

台湾特集 2011
 第九部 最近の台北

台北 2013

台北 円山公園、美術公園とその周辺 2017

台北 2017


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