5J827便 関空発マニラ行きがクラーク空港に到着

2019年11月作成





遅れて早朝到着したクラーク空港
そこから乗ったバスの中から
寝ぼけ眼で、写真までそんな風に写っている

先月のことだが、いつも乗っている5Jの関空発マニラ行きが、隣のクラーク空港に到着してしまった。流石に パイロットが勘違いしたということではなくて、緊急着陸ということでもないが、とにかく、その時の話を紹介する。

私はと言うと、深夜・早朝で、機内ではほとんど寝ていたこともあり、クラーク空港に到着するというアナウンスがあったかどうかも覚えてなくて、到着後も、まさかクラーク空港に着いたとは思いもしなかった。いつもと違う状況に、さては、マニラ国際空港にLCCターミナルができて、そちらに着いたのだろうという間抜けな勘違いをしたというお粗末ぶりだった。

まずは、半時間ほどの出発遅れから

出発の関空では、出発時間が変更になり、予定より少し遅れた。チェックイン時に連絡があったので、それに合わせて少し長く休憩しておけばよく、乗り継ぎのドゥマゲッティ行きにも十分間に合うので、特に問題なかった。

出発後、機体の整備でゲートに出戻り

変更後の予定に従い 飛行機は出発したが、滑走路に向かう途中で停まり、しばらくしたら 向きを変え、元のゲートに戻った。アナウンスによれば、整備士が、電線がらみで作業をするそうで、どこか故障しているようだった。途中でパンと飲み物が配られたりしたが、アナウンスがあり、作業は終わり、書類を提出しようとしているところだと言うことだった。もともと4時間余りの乗り継ぎ時間があり、まだまだ乗り継ぎに間に合うとその時は思っていた。

マニラ国際空港が一時閉鎖

しかしながら、その後も、飛行機は停まったままで、質問する乗客にフライトアテンダントが説明しているところによると、マニラ国際空港は、その日の深夜0時から午前4時まで、閉鎖されるということだった。出発の予定が午後8時頃で、1時間の時差があるが、通常なら午後11時台に到着するところ、出発が遅れて、到着時間が閉鎖の時間にさしかかり、空港が再開してから到着するように 待っているとのことだった。

クラーク空港に到着

結局、4時間遅れて出発し、午前4時過ぎに 到着した。

最初にも書いたように、寝ていたからかどうか分からないが、クラーク空港に到着したというアナウンスがあった覚えはなく、午前4時を回っていたので、目的地のマニラ国際空港に到着したものとばかり思っていた。

以前にもクラーク空港に国際線で何度か到着したこともあるが、以前とは変わっていて、フィリピン人の入国には、顔認証のシステムが導入されていた。とにかく、以前の経験は役に立たず、ここがクラーク空港だとは思わず、マニラ国際空港に 新たにLCCターミナルができたものと、間抜けな勘違いをしてしまった。

機内でもスナックが出て、空港では、今度はジョリビーのチキンジョイが出て、それを食べたりしているうちにかなり時間が経って、夜が明けて、空港の外に出てみて、建物や周りの様子から、やっとここがクラーク空港だと分かった。

バスでマニラ国際空港に移動

普段は有料のマニラとクラーク間の空港バスが、今回は当然ながら無料のチャーター便になり、MNL-T3まで乗せて行ってくれた。途中、マニラでの渋滞にはあったが、1本遅れの便まで、2時間余りあって、何とかそれには乗れそうだった。

乗り継ぎカウンターで待たされる

空港にバスが着くと、職員が待機していて、到着ロビーの手荷物のターンテーブルの近くにある乗り継ぎカウンターまで連れて行かれた。
そこで、また、フィリピンらしいイマイチな処遇をされた。
ここでしばらく待てと言われ、荷物もその場所で預けられて、次の便のボーディングパスももらえそうな雰囲気だった。しかし、かなり待ったが、そのうち、職員がいなくなり、別の職員が現れた。それで、状況を説明すると、直接、3階のチェックイン・カウンターに行けと言われた。
フライトの変更の処理が済んでいないのであれば、その前に満席になったら乗れないという不安もあるが、とにかく新しい職員がそう言うので、すぐに、チェックイン・カウンターの方に移動した。
無駄に長い時間待たされたが、この程度のことで立腹していてはフィリピンは務まらない。

チェックイン・カウンターにて

職員は、フライト変更の手続きで、カウンターと別の端末との間を行ったり来たりして、かなり時間がかかったが、無事次の便に振り替えられ搭乗することができた。
航空会社からすると、チェックイン・カウンターでの列は長いので、そこで変更の手続きまでやって、もたつくと、さらに列が長くなるので、変更は別の窓口でやってくれというのは普通だろう。

食べて、食べて、また食べて

マニラ国際空港には9時間近く遅れて到着したのでお腹が空くのは当然だが、途中で何度も食べ物をもらった。

1. 関空で駐機中、パンと飲み物
2. クラーク空港にて、ジョリビーのチキンジョイ
3. マニラ国際空港到着時に、ビスケットなど
4. 出発前に食堂で食事

片道無料バウチャー

これを先に知りたいと言われそうだが、お詫びのしるしに片道無料のバウチャーをもらえた。メールで連絡が来たが、5Jのサイトで、今回の予約番号から開けると、バウチャーを引き出せるようになっている。

まだ使っていないので、詳細は不明だが、国内線か、国際線かとう制限も書かれていない。基本の運賃は当然無料だが、燃油サーチャージその他、無料の範囲がどこまでなのか、使用後にまた紹介したい。


(参考)これまでの5J関連の記事

セブ・パシフィック航空
セブ・パシフィック航空 国際線利用のメリット
セブ・パシフィック航空の国際線でのトラブル事例
セブ・パシフィック航空(5J)の間引き運航
セブ・パシフィック航空(5J)のフライト・キャンセル
5J(セブ・パシフィック航空)の寸止め駐機
5Jで到着した空港で寝れるか?
セブ・パシフィック航空のバーゲン
セブパシフィック航空のバーゲンでの割り引き区間
マニラ行き5J、3K比較
LCC 割高航空会社
セブパシフィック航空のゲート変更@MNL-T3



BACK