2012年10月作成
具体的なコースの例を挙げておく。しかし、どこへ行こうと人の勝手。自分以外の人が行く旅のコースの案を作るなどというのは僭越極まりないとも言える。それでも、サンプルがあった方が検討し易いという初心者も少なくないはずなので、いくつか挙げてみた。日本から出かけるのに航空券代が安いし 時差ボケもないので、ここの例では東南アジアに絞ったが、どこへ行こうと個人の自由である。一都市の場合は香港とシンガポールを挙げたが、これが定番なのと、ベトナムやインドネシアなどでは、フィリピンと同様初心者向けとは言えなくなるはずだ。
マレー半島周遊
アラブ人街のモスク@シンガポール ペナンの教会 ツインタワー@クアラルンプール ![]()
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ティオマン島のサランビーチ マラッカ ロティの朝食 マレーシアは、治安上の心配も少ないし、お手軽な旅先と言える。マレー半島の見所であるマラッカやペナンなどを加えて、各地を周遊すれば、手軽で楽しい旅になるはずだ。島好きには、これも手軽に行けるティオマン島を推薦したい。免税の島で、酒が日本以上に高いマレーシアで、南国なのでビールくらいは飲みたい人には、大いに立ち寄るべき場所とも言えそうだ。
日本からのフライトは、通常ならシンガポール(SIN)かクアラルンプール(KUL)ということになろう。もしくは、少し離れるが、片道をバンコク(BKK)経由にすれば、かなり広範囲に旅ができる。 この地域の真ん中にあるKULへは、LCCのエアーアジアが日本から飛んでいるので、安いフライトが残っている日を選んで飛べば お得な旅ができよう。
現地での移動はバスが安いので、順番にバスを乗り継いで移動することになろう。
KUL発着の場合、例えば、
KUL→マラッカ→(→SIN)→メルシン→ティオマン島→KUL→ペナン→KUL
というような経路になるが、これだと KULに何度も戻るので、SINから始めて、ペナンから帰るような経路なら、一筆書きで行けよう。
これまでに紹介した情報を以下に挙げておく。
クアラルンプール 2003、2006、2011
マラッカ 2003、2011
ペナン
ティオマン島
マレーシア料理
シンガポール
シンガポールの安宿
シンガポールのB級グルメ
台湾周遊
故宮博物院@台北 士林夜市@台北 ぜーランディア城@台南 戦前の日本式家屋@鹿港 八田與一技師の銅像
@烏山頭水庫台湾のファーストフード
沢山のおかずが並び安くて美味しい
マレー半島周遊よりもさらに初心者向けなのが、親日の国台湾の周遊であろう。漢字を読めば大体わかるし、会話が駄目なら筆談で済む。食事も美味しくて、日本人の口に合う。
とにかく台北の安宿に転がり込んで、台北歩きから始め、その後バスや鉄道で日帰りで遠出して、最後は、台湾一周か、高雄や台南などへ旅すれば十分であろう。 台北駅近くに泊まっておけば、バスターミナルからバスに乗るか、鉄道に乗れば、台湾内へ簡単に出かけられる。台北市内は、地下鉄かバスで簡単に移動できる。
ちょっと偏った情報になるかもしれないが、私の場合、最近は台北では城さんの家が常宿になっている。日本人宿では一番安くて、台北バスターミナルのすぐ近くにあって便利で Wi-Fiも使えるからだ。
これまでに紹介した台湾関連の情報を以下に挙げておく。
台北小特集
親日の国台湾へ行こう
豪華バスで行く高雄
台北 2005
台湾特集 2011
第一部 ジェットスターで台北へ、さらに5Jでマニラへ
第二部 花蓮
第三部 成功
第四部 台東
第五部 台南
第六部 鹿港
第七部 基隆
第八部 九イ分
第九部 最近の台北
香港、シンガポール滞在
マレー半島周遊、台湾周遊よりもさらに初心者向けなのが、香港かシンガポール滞在ということになりそうだ。ただし、これだと団体のツアーでも、自由行動で結構いろいろと個人で見て回ることがありそうで、わざわざ、旅の練習に行くまでもないようにも思う。ツアー料金は安いので、自分で航空券だけ買って、さらに宿代を払って行くのは、割高とも言えそうだ。そうなると、マイルが貯まっている人なら、マイルで行ったらどうかとう話にもなるが、そもそも、マイルが貯まっているような人は、ここで言っている個人での旅の練習など不要なはずで、関係ない話を持ち出したと言えそうだ。
最近は、日本から香港行きのLCCも飛んでいるので、それらを利用するなりして、安く航空券が手配できた場合、しばらく現地に滞在して、経験を積んだ後、香港、シンガポールから国境の越えて、隣国の中国、マレーシアへと出かけてみれば、良い練習になろう。例えば、香港から、深センに行き、そこから新幹線で広州まで行って、何日か滞在して香港に帰って来れれば、練習としては十分だろう。それよりも、香港から船でマカオまで行き、そこでも泊まって、さらにボーダーを越えて、珠海でしばらく滞在してくれば、それでも十分な練習と言えそうだ。しばらく珠海に居れば、次はバスで広州あたりまで行くのも容易なことであろう。そうすれば、帰りは広州から新幹線で、深センまで行き、香港に戻れば良い。
中国を回避するということであれば、シンガポールから、バスでジョホールバルに行き、終点のバスターミナルまでバスに乗っていれば、客引きにしつこくバスのチケットを売りつけられ、簡単にどこへでも好きなところへ行けそうだ。そこでマラッカあたりまで出かければ、これも十分な旅の練習になろう。
以下、お勧めの関連情報を少しだけ挙げておく。
カオサン@バンコク
超ベテラン・バックパッカーの意見を聞いてみたら、カオサンに行けということになった。これからバックパッカーを始めようという人なら、まさにバックパッカー学校と言えそうなカオサンを目指すのが良さそうだ。手取り足取り指導してくれる先輩バックパッカーが沢山居そうだ。しかし、ここでは、フィリピンに移住や長期滞在を始めようとする人の準備として、一人でどこでも行けるスキルを身につけてもらうという趣旨なので、少し違うような気もする。例えば、フィリピンに沈没するなと非難されるのを恐れてしまう。それでも、どこにも100点満点はないので、カオサンに行きたいという人なら、まずは、カオサンを目指すべきだろう。いろいろと指導してもらいながら、しばらく居れば、バンコクの市内は自由に回れるようになるはずだ。そうすれば、次は 例えば夜行列車でチェンマイまで行くとか、次の一歩が容易に踏み出せるはずだ。余談だが、私の場合だと、チェンマイからチェンライに行き、毎日屋台に入り浸り、さらにチェンシェンから、最後はゴールデントライアングルまで行って帰ってきた。また、チェンライでバイクをレンタルして、山の中を走って少数民族の村々を訪問してみた。これもみんな お好み次第であろう。
フィリピン移住の準備 バックパッカー的な旅の薦め
その2 旅のルート紹介
その3 LCCの利用